「クロスプレイ」の版間の差分

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岡村は送球を捕って本塁に突入してきた土井を跳ね飛ばしたので、このプレイはアウトと思われた。しかし、球審[[岡田功]]はこれをセーフと判定した。この判定に、完璧に土井の走塁を防いだと確信していた岡村は激高し、岡田を殴打、岡田は岡村に退場を宣告した。これは、日本シリーズの歴史の中で初の退場処分である。
 
試合後に記者に「アウトだったのではないか?」と詰め寄られた岡田は、帰宅後「ミスジャッジをしてしまったかもしれない」と悩み、辞表を提出しようと考えていた。しかし翌朝、新聞に問題となった本塁でのクロスプレイの写真が大きく掲載された。そこには、跳ね飛ばされる直前に土井の左足が岡村の両足の間をかいくぐり、[httphttps://www.sponichi.co.jp/baseball/specialyomimono/calenderprofessional_bbd0710/calender_08octobergazo/KFullNormal20081027190_pG20081027Z00002640.html 本塁を踏んでいる瞬間]<ref>[httphttps://www.sponichi.co.jp/baseball/specialyomimono/calenderprofessional_bbd0710/calender_08octoberkiji/KFullNormal20081027190K20081027Z00002640.html スポニチ Sponichi Annex 野球 日めくりプロ野球08年10月-【10月30日】1969年(昭44)カメラは見ていた…ブロック名人岡村浩二の股下から左足]</ref>が写し出されていた。これにより、岡田の的確な判定と土井の走塁技術の高さが賞賛された。一方、阪急監督・[[西本幸雄]]は「どう見てもあれは“ジャンパイア”<ref>審判まで「読売ジャイアンツは常に正しい」と巨人贔屓の判定を行なうとする俗語</ref>だ」と批判している([[日本シリーズ初の退場事件#コメント]]を参照)。
 
== 脚注 ==