「人工呼吸」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
34行目:
古代ギリシアの医学者[[ガレノス]](129年頃-200年頃)は、「死んだ動物の喉に[[葦]]を通し空気を吹き込み気管支を満たすと、肺が膨らむ様子を見ることが出来る」という記述を残している<ref>Colice, Gene L (2006). "Historical Perspective on the Development of Mechanical Ventilation". In Martin J Tobin. Principles & Practice of Mechanical Ventilation (2 ed.). New York: McGraw-Hill. ISBN 978-0-07-144767-6.</ref>。
 
1773年、英国の医師ウィリアム・ホーズ([[:en:William Hawes (physician)|William Hawes]]、1736-1808)は、溺死しいるよう仮死状態見えるなった人に人工呼吸することで蘇生できると世に広めた。1767年に水難から命を保護する組織を結成した医師も啓蒙活動に参加した。彼らは、1774年のイングランドで溺れた人を蘇生することを目的とした組織「[[:en:Royal Humane Society|Royal Humane Society]]」を結成した<ref name=eb>{{EB1911 |wstitle=Humane Society, Royal |volume=13 |pages=871–872 |inline=1}}</ref><ref>New Scientist, Vol. 193 No. 2586 (13–19 Jan 2007), p. 50</ref>。
 
その後、衛生的・効率的に肺に空気を送り込む器具の開発や方法の模索が行われた。