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'''ピーター・ラドウィグ・バーガー'''(Peter Ludwig Berger、[[1929年]][[3月17日]] - [[2017年]][[6月2827]]<ref>{{Cite web |date=2017-06-28 |url=https://www.bu.edu/pardeeschool/2017/06/28/rip-founding-director-of-cura-prof-peter-berger-dies-at-88/ |title=RIP: Founding Director of CURA, Prof. Peter Berger, Dies at 88 |publisher=Boston University |language=en |accessdate=2018-08-19}}</ref>)は、アメリカの[[社会学|社会学者]]・[[神学者]]。ボストン大学名誉教授。[[トーマス・ルックマン]]との共著『現実の社会的構成』(1966年)で知られる。
 
== 来歴 ==
[[1955年]]から[[1956年]]までドイツの都市[[バート・ボル]]のプロテスタント学校に勤務した後、1956年から[[1958年]]まで[[ノースカロライナ大学チャペルヒル校|ノースカロライナ大学]]助教授。1958年から[[1963年]]まで[[ハートフォード (コネチカット州)|ハートフォード]]神学校の助教授。その後、ニュースクール・フォー・ソーシャル・リサーチ、[[ラトガース大学]]、[[ボストンカレッジ]]の教授職を歴任した。[[1981年]]以降は[[ボストン大学]]教授として社会学と神学を教えた。[[1985年]]以降、同大学附属の経済文化研究所Institute for the Study of Economic Cultureにも勤務。世界各地の経済的発展と社会文化的変化の関係を包括的に研究している。
 
バーガーの作品はいわゆる[[現象学的社会学]]ないし[[理解社会学]]の思潮に属している。バーガーはこの考え方をニュースクール・フォー・ソーシャル・リサーチ時代に教授であった[[アルフレッド・シュッツ]]から学んだ。トーマス・ルックマンも当時の学友である。なおバーガーの亡くなる4日前に、『故郷喪失者たち』『社会学再考』の共著者ケルナーも亡くなっている<ref>[http://lebenswege.faz.net/traueranzeige/professor-dr-hansfried-kellner/50652829 Professor Dr. Hansfried Kellner : Traueranzeige : Frankfurter Allgemeine Zeitung]</ref>。ケルナーはバーガーの妻の弟で(ピーター・バーガー『退屈させずに世界を説明する方法』[[森下伸也]]訳、2015年、新曜社,p.103)、バーガーの息子[[トーマス・バーガー]]が大学時代にフランクフルト大学([[ヨハン・ヴォルフガング・ゲーテ大学]])に留学した際の受け入れ教員でもある<ref>[http://www.bu.edu/pardeeschool/files/2012/07/CV_Berger_Thomas.pdf Thomas U. Berger]</ref>
 
== 理論 ==
おそらくバーガーの見解で最も有名なものは〈社会的現実は意識の一形態である〉という主張であろう。社会と個人の関係についての考察がバーガーの著作の中心を占めている。バーガーは主著『現実の社会的構成』において、「社会とは客観的現実であり、主観的現実でもある」とする社会理論を展開している。主観的現実としての社会についての彼の分析によれば、個人が現実を把握するプロセスは、その個人の社会構造との相互作用によって作り出される。バーガーは、新しい見解や発明がどのようにしてわれわれの現実となっていくのか(バーガーの言い方では「物化reification」)について書いている[<ref>http://www.geocities.com/williamjamison/Heg/5.htm]</ref>
 
バーガーは1980年代後半までに、宗教(旧来のものもニューエイジ・ムーブメントも含む)はまだ健在であり、多くの場合以前よりかなり活発になっていることを公に認めるようになった。ただしバーガーは、[[多元論|多元主義]]と[[グローバリゼーション]]の進展によって個人の信仰のあり方が根本的に変化したため、宗教があらかじめ受け容れられているものから個人が探究し嗜好に応じて選択するものに変わったと述べている。
* ''Against the World for the World: the Hartford Appeal and the Future of American Religion'', co-edited with Richard John Neuhaus, (Seabury Press, 1976).
* ''Many Globalizations: Cultural Diversity in the Contemporary World'', co-edited with Samuel P. Huntington, (Oxford University Press, 2002).
 
==脚注==
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{{Reflist}}
 
{{Normdaten}}
[[Category:ウィーン出身の人物]]
[[Category:1929年生]]
[[Category:存命人物2017年没]]