「男どアホウ甲子園」の版間の差分

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{{Infobox animanga/Manga
| 作者 = [[佐々木守]](原作)
| 作画 = [[水島新司]]
| 出版社 = [[小学館]]
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| 巻数 = 単行本:全28巻<br>文庫本:全18巻
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{{Infobox animanga/Footer}}
|ウィキプロジェクト=[[プロジェクト:漫画|漫画]]
|ウィキポータル=[[Portal:漫画|漫画]]
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『'''男どアホウ甲子園'''』(おとこどアホウこうしえん)は、原作・[[佐々木守]]、漫画・[[水島新司]]による[[野球漫画]]。[[1970年]]から[[1975年]]まで『[[週刊少年サンデー]]』で連載された。1970年から1971年にテレビアニメが放送された。第19回(昭和48年度)[[小学館漫画賞]]受賞。
 
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続編として『[[一球さん]]』、およびクロスオーバー作品『[[大甲子園]]』がある。
 
[[1999年]]36・37合併号に「[[20世紀最大の読み切りシリーズ]]」の1作として読み切り版が復活掲載された。
 
『[[ドカベン ドリームトーナメント編]]』において、藤村甲子園・岩風五郎・東海の竜・小野田信長が阪神の選手として登場した。
 
=== 原作について ===
当初は水島ひとりで開始した本作だが、水島の胃の不調による休載に危機感を持った担当編集が[[柔道一直線#テレビドラマ版|柔道一直線]]の主人公・一条直也と藤村甲子園に相通じる要素を感じたことから、同作のメイン脚本家の佐々木守にストーリー担当を依頼し<ref name="example">{{Cite book|和書|date=2003-07-25|editor=[[伊集院光]]・[[岸川真]] |title=球漫 : 野球漫画シャベリたおし!|publisher=[[実業之日本社]]|pages=pp.164-165|chapter=野球漫画家対談2 球漫の神様、降臨す! |ISBN=4-408-61233-2}}</ref>、水島本人も連載の苦境から承知した(後に「私が創案した人物を上手く動かしてくれた」「佐々木さんのおかげで5年間やった」と語っている<ref name="example"/>)。しかし佐々木には野球についての知識がなく、水島から「こんなに野球のことを知らない人は初めて」と言われたという<ref>{{Cite book|和書|date=2001-08-10|editor=岩佐陽一 編|title=[[シルバー仮面]]・[[アイアンキング]]・[[スーパーロボット レッドバロン|レッドバロン]]大全―[[宣弘社]]ヒーローの世界|publisher=[[双葉社]]|pages=pp.114-121|chapter=RESPECT [[佐々木守]] |ISBN=978-4575292626}}</ref>(タイトルおよび主人公の名前にもなっている甲子園球場は水島に指摘されるまで大阪にあるものだと思っていた)<ref>{{Cite book|和書 |date = 2007-04-20 |title = [[宇宙船 (雑誌)|宇宙船]]YEAR BOOK 2007 |series = ソノラマMOOK |publisher = [[朝日ソノラマ]] |page=86 |chapter=追悼 [[佐々木守]] |isbn = 978-4-257-13096-3 }}</ref>。そのため、野球の試合部分になると水島が全部話を作るという行程を経ていた<ref name="example"/>とのことである。
== 脚注 ==
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{{要出典範囲|なお別の説では、金にうるさい水島が佐々木の原稿料をしつこく周囲に聞いてまわったため、喧嘩別れしたという説もある。ちなみに同作者には『銭っ子』、『[[野球狂の詩]] スチール100円』等、銭にまつわる名作があることも特筆しておく。いずれにしろ途中の巻より佐々木は手を引き、完全に水島のマンガとなった。これは個人の才能に立脚するマンガと、複数の作業分担のアニメ畑との違いを明らかにする逸話として名高い。|~~~~}}
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== 登場人物 ==
=== 主要人物 ===