「カール・グスタフ・ユング」の版間の差分

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→‎参考文献: ユングの生涯と思想を知る上で非常に重要な文献であるユング唯一の自伝が抜けていたので追加
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ユングはフロイトとの決別以後<ref>1906年4月から1913年の訣別まで、約360通の書簡が、『フロイト=ユンク往復書簡』(上・下、金森誠也訳、[[講談社学術文庫]]、2007年)で訳されている。</ref>も治療を続けた。ただ、彼は人生の方向を決めるのは治療者ではなく、クライアントであるとし、クライアントの無意識的創造力を信頼した。ユングの始めた心理学セラピーは、その後も治療者の数を増やし、比較的軽度のクライアントのカウンセリング主体の治療法として定着し、日本でも臨床心理士等の資格が造られ、今日精神医療の大きなウェイトを占めるまでになっている。 
 
また、日本においてユング心理学がここまで大きなものになったのは、その心理臨床において[[箱庭療法]]を積極的に取り入れ、多くの著書を発表した河合隼の功績である。
 
== ナチズムや反ユダヤ主義の勃興に対する姿勢 ==