「ポケモンの一覧 (152-201)」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
ページの白紙化
タグ: 白紙化 サイズの大幅な増減
m 東郷しんのすけ (会話) による版を 126.186.224.111 による版へ巻き戻し
タグ: 巻き戻し
1行目:
本項では、[[任天堂]]のゲームシリーズ『[[ポケットモンスター]]』に登場する架空の生物「[[ポケットモンスター (架空の生物)|ポケモン]]」{{NUMBEROFPOKEMON}}種のうち、『[[ポケットモンスター 金・銀]]』から登場し、シリーズ共通の[[全国ポケモン図鑑]]において152から201までの番号を付与されている種を掲載する。
__NOTOC__
 
== 目次 ==
<table><tr><td style="white-space:nowrap; vertical-align:top; border-right: solid 1px #c0c0c0">
{|
!No.!!名前
|--
|152||[[#チコリータ|チコリータ]]
|--
|153||[[#ベイリーフ|ベイリーフ]]
|--
|154||[[#メガニウム|メガニウム]]
|--
|155||[[#ヒノアラシ|ヒノアラシ]]
|--
|156||[[#マグマラシ|マグマラシ]]
|--
|157||[[#バクフーン|バクフーン]]
|--
|158||[[#ワニノコ|ワニノコ]]
|--
|159||[[#アリゲイツ|アリゲイツ]]
|--
|160||[[#オーダイル|オーダイル]]
|--
|161||[[#オタチ|オタチ]]
|}
</td><td style="white-space:nowrap; vertical-align:top; border-right: solid 1px #c0c0c0">
{|
!No.!!名前
|--
|162||[[#オオタチ|オオタチ]]
|--
|163||[[#ホーホー|ホーホー]]
|--
|164||[[#ヨルノズク|ヨルノズク]]
|--
|165||[[#レディバ|レディバ]]
|--
|166||[[#レディアン|レディアン]]
|--
|167||[[#イトマル|イトマル]]
|--
|168||[[#アリアドス|アリアドス]]
|--
|169||[[#クロバット|クロバット]]
|--
|170||[[#チョンチー|チョンチー]]
|--
|171||[[#ランターン|ランターン]]
|}
</td><td style="white-space:nowrap; vertical-align:top; border-right: solid 1px #c0c0c0">
{|
!No.!!名前
|--
|172||[[#ピチュー|ピチュー]]
|--
|173||[[#ピィ|ピィ]]
|--
|174||[[#ププリン|ププリン]]
|--
|175||[[#トゲピー|トゲピー]]
|--
|176||[[#トゲチック|トゲチック]]
|--
|177||[[#ネイティ|ネイティ]]
|--
|178||[[#ネイティオ|ネイティオ]]
|--
|179||[[#メリープ|メリープ]]
|--
|180||[[#モココ|モココ]]
|--
|181||[[#デンリュウ|デンリュウ]]
|}
</td><td style="white-space:nowrap; vertical-align:top; border-right: solid 1px #c0c0c0">
{|
!No.!!名前
|--
|182||[[#キレイハナ|キレイハナ]]
|--
|183||[[#マリル|マリル]]
|--
|184||[[#マリルリ|マリルリ]]
|--
|185||[[#ウソッキー|ウソッキー]]
|--
|186||[[#ニョロトノ|ニョロトノ]]
|--
|187||[[#ハネッコ|ハネッコ]]
|--
|188||[[#ポポッコ|ポポッコ]]
|--
|189||[[#ワタッコ|ワタッコ]]
|--
|190||[[#エイパム|エイパム]]
|--
|191||[[#ヒマナッツ|ヒマナッツ]]
|}
</td><td style="white-space:nowrap; vertical-align:top; border-right: solid 1px #c0c0c0">
{|
!No.!!名前
|--
|192||[[#キマワリ|キマワリ]]
|--
|193||[[#ヤンヤンマ|ヤンヤンマ]]
|--
|194||[[#ウパー|ウパー]]
|--
|195||[[#ヌオー|ヌオー]]
|--
|196||[[#エーフィ|エーフィ]]
|--
|197||[[#ブラッキー|ブラッキー]]
|--
|198||[[#ヤミカラス|ヤミカラス]]
|--
|199||[[#ヤドキング|ヤドキング]]
|--
|200||[[#ムウマ|ムウマ]]
|--
|201||[[#アンノーン|アンノーン]]
|}
</td><td style="white-space:nowrap; vertical-align:top; border-right: solid 1px #c0c0c0">
{|
!No.!!名前
|--
|||[[#脚注|脚注]]
|--
|||
|--
||| 
|--
||| 
|--
||| 
|--
||| 
|--
||| 
|--
||| 
|--
||| 
|--
||| 
|}
</td></tr></table>
 
== チコリータ ==
{{ポケモン情報4
|ポケモン名=チコリータ
|No=152
|進化後=[[ベイリーフ (ポケモン)|ベイリーフ]]
|分類=はっぱポケモン
|タイプ=くさ
|高さ=0.9
|重さ=6.4
|特性=しんりょく
|かくれ特性=リーフガード
}}
頭から葉が生えており緑色の小さな恐竜のような姿をしている。この葉は甘い香りを発したり温度を察知したりできる。首の球体から蔓を伸ばし、「つるのムチ」として使用できる。
 
ほのおタイプの[[ヒノアラシ]]、みずタイプの[[ワニノコ]]とともに、『[[ポケットモンスター 金・銀|金・銀・クリスタル]]』『[[ポケットモンスター ハートゴールド・ソウルシルバー|ハートゴールド・ソウルシルバー]]』の最初にウツギ博士からもらえるポケモンの1匹。『金・銀』では、グラフィックの仕様上、体色が黄色であったが『クリスタル』で黄緑色となった。『[[ポケットモンスター ルビー・サファイア#ポケットモンスター エメラルド|エメラルド]]』ではホウエン図鑑を完成させるとヒノアラシとワニノコとの3択で、オダマキ博士から貰うことができる。さらに『[[ポケットモンスター オメガルビー・アルファサファイア|オメガルビー・アルファサファイア]]』でも、初めて殿堂入りした後に101番道路へ行くとオダマキ博士から上記の3択の中からもらうことができる。『[[ポケットモンスター サン・ムーン|サン・ムーン]]』では島サーチを行うことで野生で出現する。
 
TVアニメ版では[[サトシ (アニメポケットモンスター)|サトシ]]やナナコのポケモンなどとして登場。その他、『[[ポケモン不思議のダンジョン 青の救助隊・赤の救助隊#ポケモン不思議のダンジョン 出動ポケモン救助隊ガンバルズ!|ポケモン不思議のダンジョン 出動ポケモン救助隊ガンバルズ!]]』ではパートナーとして登場。サトシのチコリータの声優は[[かないみか]]、他[[ゆかな]]。
 
[[ポケモンセンター]][[名古屋市|ナゴヤ]]の店舗ロゴに描かれている。共に描かれているポケモンは2002年10月の開店当初、[[ピカチュウ]]・[[ミズゴロウ]]であったが、2008年7月のリニューアル移転後はピカチュウ・[[ヒコザル]]となっている。
 
開発当初は「ハッパ」という名前だった。
 
== ベイリーフ ==
{{ポケモン情報4
|ポケモン名=ベイリーフ
|No=153
|進化前=[[チコリータ]]
|進化後=[[メガニウム]]
|分類=はっぱポケモン
|タイプ=くさ
|高さ=1.2
|重さ=15.8
|特性=しんりょく
|かくれ特性=リーフガード
}}
[[チコリータ]]の進化形。進化前のイメージを残しつつ、胴体や足が細く長く発達したのでかなり精悍な印象を受ける。頭の葉は虫食いのような欠けた部分ができ、首のつぼみは大きくなり、相手の闘争心を煽るスパイシーな香りが発せられるようになった。
 
TVアニメ版では[[サトシ (アニメポケットモンスター)|サトシ]]やナナコのポケモンとして登場。サトシのベイリーフの声優は[[かないみか]]。
 
== メガニウム ==
{{ポケモン情報4
|ポケモン名=メガニウム
|No=154
|進化前=[[ベイリーフ (ポケモン)|ベイリーフ]]
|進化後=
|分類=ハーブポケモン
|タイプ=くさ
|高さ=1.8
|重さ=100.5
|特性=しんりょく
|かくれ特性=リーフガード
}}
[[ベイリーフ]]の進化形。[[竜脚類]]のような姿をしている。吐息には、枯れた草木を復活させる力がある。首の周りにはピンク・黄色・白色で彩られた6枚の[[花びら]]があり、うち3枚には派手な模様が入っている。
 
TVアニメ版ではナナコのベイリーフが進化して初登場<!--何話?-->。このほか、『[[ポケットモンスター アドバンスジェネレーション|アドバンスジェネレーション]]』第106話にてポケモンレンジャーの手持ちポケモンとしても登場している。『[[ポケットモンスタークリスタル ライコウ雷の伝説]]』では、ジュンイチの手持ちとして登場。 後に本編のシロガネリーグにも登場し、サトシの[[フシギダネ]]と草タイプの意地をかけたバトルを繰り広げて引き分けた。[[声優]]は[[小西克幸]]。
 
2018年2月にポケモンだいすきクラブに寄稿された『[[ポケットモンスター サン・ムーン|ウルトラサン・ウルトラムーン]]』の記事では、技「のしかかり」を受けたメガニウムについて「(メガニウムのように)体が大きいポケモンがのしかかりを受けると、受けたポケモンが[[菱餅|のし餅]]のように潰れる演出がより派手になる」とプレイヤーの感想が述べられている<ref>[http://www.pokemon.jp/info/game/detail/20180205_15993.html 【寄稿記事】『US・UM』プレイ日記 ~アローラゆるめぐり~ 第7回「個人的・イチオシの技はコレだ!(見た目の話)」] ポケモンだいすきクラブ 2018.02.05(2018年2月9日閲覧)</ref>。
 
== ヒノアラシ ==
{{ポケモン情報4
|ポケモン名=ヒノアラシ
|No=155
|進化前=
|進化後=[[マグマラシ]]
|分類=ひねずみポケモン
|タイプ=ほのお
|高さ=0.5
|重さ=7.9
|特性=もうか
|かくれ特性=もらいび
}}
[[ネズミ]]と[[ヤマアラシ]]の中間のような姿をしたポケモンで、[[ペンギン]]のように口もとが小さく尖った外見が特徴。戦闘時には、ヤマアラシの体毛のように背中から[[炎]]を噴き出す。ただしあくまで体毛ではなく炎なので、ゲーム・アニメともに炎を出していない時は、背中に赤い楕円模様が見られる。種としては臆病な性格の個体が多く、常に丸まった姿勢をとっている。目が細く、進化すると開く。
 
くさタイプの[[チコリータ]]、みずタイプの[[ワニノコ]]とともに、『[[ポケットモンスター 金・銀|金・銀・クリスタル]]』『[[ポケットモンスター ハートゴールド・ソウルシルバー|ハートゴールド・ソウルシルバー]]』の最初にもらえるポケモンの1匹である。『[[ポケットモンスター ルビー・サファイア #エメラルド|エメラルド]]』では、ホウエン図鑑を完成させるとチコリータとワニノコとの3択で、オダマキ博士から貰うことができる。そして『[[ポケットモンスター オメガルビー・アルファサファイア|オメガルビー・アルファサファイア]]』では、初めて殿堂入りをすれば101番道路に入った時に上記の3択の中からもらうことができる。
 
TVアニメ版では[[サトシ (アニメポケットモンスター)|サトシ]]のポケモン(声優は[[うえだゆうじ]])として登場したほか、『[[ポケットモンスター ダイヤモンド&パール|ダイヤモンド&パール]]』版では[[ヒカリ (アニメポケットモンスター)|ヒカリ]]のヒノアラシ(声優は[[古島清孝]])も登場した。
 
== マグマラシ ==
{{ポケモン情報4
|ポケモン名=マグマラシ
|No=156
|進化前=[[ヒノアラシ]]
|進化後=[[バクフーン]]
|分類=かざんポケモン
|タイプ=ほのお
|高さ=0.9
|重さ=19.0
|特性=もうか
|かくれ特性=もらいび
}}
ヒノアラシの進化形。しなやかな体つきになり、耳が生え、目つきが鋭くなった。頭と腰の部分から炎を噴射する。背中を向けると炎を出す。
 
TVアニメ版では第263話に初登場。持ち主のトレーナーの投げた[[フライングディスク|フリスビー]]をキャッチする姿が見られる。また、[[サトシ (アニメポケットモンスター)|サトシ]]および[[ヒカリ (アニメポケットモンスター)|ヒカリ]]のヒノアラシもそれぞれマグマラシに進化した。このほか、『[[ポケットモンスタークリスタル ライコウ雷の伝説]]』のオープニングに登場し、主人公のケンタが[[ヒノアラシ]]から進化させ、[[バクフーン]]へと進化する過程が描かれている。
 
== バクフーン ==
{{ポケモン情報4
|ポケモン名=バクフーン
|No=157
|進化前=[[マグマラシ]]
|進化後=
|分類=かざんポケモン
|タイプ=ほのお
|高さ=1.7
|重さ=79.5
|特性=もうか
|かくれ特性=もらいび
}}
マグマラシの進化形。進化して2足歩行が可能になった。進化前と比べて顔つきが険しくなった。首の周りから襟飾りのような炎を吹き出し、燃え盛る体毛をこすり合わせて爆風を発生させ、敵を吹き飛ばす。怒りが頂点に達すると、近寄れないほど熱い。その熱によって[[蜃気楼]]を発生させ、自分の姿を隠すこともできる。
 
『金・銀』とリメイク版の『[[ポケットモンスター ハートゴールド・ソウルシルバー|ハートゴールド・ソウルシルバー]]』では主人公が[[チコリータ]]を選ぶとライバルが最終的に使用してくる。
 
TVアニメ版では『[[ポケットモンスター アドバンスジェネレーション|アドバンスジェネレーション]]』にてジムリーダー・アスナの祖父のポケモンとして登場。このほか、『[[ポケットモンスタークリスタル ライコウ雷の伝説|ライコウ雷の伝説]]』において主人公・ケンタの主力ポケモンとして登場。合言葉は「直球一本槍」。[[声優]]は[[千葉進歩]]。
 
== ワニノコ ==
[[ファイル:Logo Asama.jpg|thumb|[[北陸新幹線]]「[[あさま]]」のロゴの右隣にポッチャマとワニノコが描かれている]]
{{ポケモン情報4
|ポケモン名=ワニノコ
|No=158
|進化前=
|進化後=[[アリゲイツ]]
|分類=おおあごポケモン
|タイプ=みず
|高さ=0.6
|重さ=9.5
|特性=げきりゅう
|かくれ特性=ちからずく
}}
二足歩行の水色の[[ワニ]]のような姿をしたポケモン。攻撃的な性質で、動く物なら何でも噛み付いてくる。アゴの力もかなり強いため、甘えるつもりでトレーナーに噛み付いてきて大怪我になることもある。感情を顔に出さないポケモンであり、これを一つの戦略として使われることもある。
 
くさタイプの[[チコリータ]]、ほのおタイプの[[ヒノアラシ]]とともに、『[[ポケットモンスター 金・銀|金・銀・クリスタル]]』『[[ポケットモンスター ハートゴールド・ソウルシルバー|ハートゴールド・ソウルシルバー]]』の最初にもらえるポケモンの一体である。 『[[ポケットモンスター ルビー・サファイア#ポケットモンスター エメラルド|エメラルド]]』ではホウエン図鑑200匹を完成させた時、『[[ポケットモンスター オメガルビー・アルファサファイア|オメガルビー・アルファサファイア]]』では初めて殿堂入りした後に101番道路へ行った時に、オダマキ博士からチコリータ、ヒノアラシ、そしてワニノコの3匹の中から1匹だけを選んで入手することができる。
 
TVアニメ版では[[サトシ (アニメポケットモンスター)|サトシ]]のポケモンとして登場。また、『[[ポケットモンスター ダイヤモンド&パール|ダイヤモンド&パール]]』では[[アニメ版ポケットモンスターの登場人物#カズナリ|カズナリ]]の手持ちポケモンとして登場している。[[声優]]は[[伊東みやこ]]。
 
[[ポケモンセンター]]フクオカ旧店舗の店舗ロゴに[[ピカチュウ]]・[[アチャモ]]とともに描かれていた。
 
== アリゲイツ ==
{{ポケモン情報4
|ポケモン名=アリゲイツ
|No=159
|進化前=[[ワニノコ]]
|進化後=[[オーダイル]]
|分類=おおあごポケモン
|タイプ=みず
|高さ=1.1
|重さ=25.0
|特性=げきりゅう
|かくれ特性=ちからずく
}}
[[ワニノコ]]の進化形。進化前から大柄となり、頭に赤いトサカのようなものが生え、ワニノコおよび進化形の[[オーダイル]]と大きく異なる外見の特徴として、腹部に斑点のような模様がある。
 
ワニノコから特徴であるアゴは更に大きく発達している。加えて口内には鋭い牙が48本生えており、牙の先はそり選っている([[釣り針]]のかえしにあたる)ので噛力もあって一度噛み付くと牙が抜けるまで放さない。もし抜けてしまっても、すぐに新たな牙が生えてくる。
 
TVアニメ版では第265話にてシロガネ山のポケモン保護官のムトウの手持ちとして登場。また、『[[ポケットモンスター ダイヤモンド&パール|ダイヤモンド&パール]]』第29話にはイサムのポケモンとして登場。そのほか、『[[ポケットモンスタークリスタル ライコウ雷の伝説|ライコウ雷の伝説]]』ではマリナの手持ちとして登場。ニックネームは「ワニワニ」。
 
[[読売新聞]]の連載ポケモン四字熟語では、『頑固一徹・がんこいってつ』<ref>[https://yorimo.yomiuri.co.jp/servlet/Satellite?c=Yrm0302_C&cid=1221830019522&dName=Yrm0302Def&pagename=YrmWrapper]{{リンク切れ|date=2017年6月}} - 2013年06月06日の読売新聞・朝刊</ref>が、アリゲイツを紹介するキャッチフレーズとして用いられた。
 
== オーダイル ==
{{ポケモン情報4
|ポケモン名=オーダイル
|No=160
|進化前=[[アリゲイツ]]
|進化後=
|分類=おおあごポケモン
|タイプ=みず
|高さ=2.3
|重さ=88.8
|特性=げきりゅう
|かくれ特性=ちからずく
}}
[[アリゲイツ]]の進化形で、全てのスターターポケモン中、最終進化できる最低限レベルが30と最も早い。基本的な形状は進化前と同様だが、かなりの巨体となり相応に身体能力も増している。ワニノコから特徴であった強靭で巨大な[[顎|あご]]は凄まじいパワーとなり、噛み付いたままズタズタに引き千切り、放り投げる戦法を使う。性質も肉食性で凶暴。アゴは[[威嚇]]にも使用される。
 
巨体のため地上では体重を支えるのが辛くなり、普段は2足歩行でゆっくり歩いている。だが全速力の際は4つん這いになって走り、そのパワーゆえに凄まじいスピードとなる。また2足歩行時でも、いざとなると凄まじい瞬発力で突進する。獲物を襲う際にこれらのスピードを見せる。
 
TVアニメ版では第195話のポケモン相撲大会で登場。[[サトシ (アニメポケットモンスター)|サトシ]]の[[カビゴン]]と大接戦の末敗れた。第218話のうずまきカップ決勝戦でも登場している。劇場版『神速のゲノセクト ミュウツー覚醒』ではポケモンヒルズに住むポケモンたちのリーダーとして登場。使用技は「はかいこうせん」「ドラゴンクロー」「ハイドロポンプ」。声優は[[最上嗣生]]。
 
== オタチ ==
{{ポケモン情報4
|ポケモン名=オタチ
|No=161
|進化後=[[オオタチ]]
|分類=みはりポケモン
|タイプ=ノーマル
|高さ=0.8
|重さ=6.0
|特性=するどいめ
|特性2=にげあし
|かくれ特性=おみとおし
}}
[[ムササビ]]のようなポケモンだが、滑空はできない。[[尻尾]]で直立する事で周りの様子を伺う。警戒班は敵を察知すると甲高い声で鳴く。毛の色は、全体的に茶色だが腹の部分はやや白みがかっており、白い部分の中央には茶色の円形模様がある。
 
TVアニメ版では第134話に登場。[[サトシ (アニメポケットモンスター)|サトシ]]の[[ピカチュウ (サトシのポケモン)|ピカチュウ]]を捕まえようと[[ロケット団 (アニメポケットモンスター)|ロケット団]]がメカ「アボタン」を離れていた隙に[[カスミ (アニメポケットモンスター)|カスミ]]の[[トゲピー]]と共にメカに乗り込み、操縦席のボタンに勝手に触れ暴走させた。
 
== オオタチ ==
{{ポケモン情報4
|ポケモン名=オオタチ
|No=162
|進化前=[[オタチ]]
|分類=どうながポケモン
|タイプ=ノーマル
|高さ=1.8
|重さ=32.5
|特性=するどいめ
|特性2=にげあし
|かくれ特性=おみとおし
}}
[[オタチ]]の進化形。[[フェレット]]や[[プレーリードッグ]]に似た細長い胴を持つ。尾の先までくびれがなく、胴と尾の境目がはっきりしない。手足は短いが動作は俊敏で、愛らしい見た目とは対照的に、[[コラッタ]]を襲い[[捕食]]する肉食性を持つ。[[巣|巣穴]]はその体型に合わせた細長いものとなっており、外敵の侵入を防いでいる。奥に進めば進むほど複雑になっていく。背中側と尻尾は[[茶色]]と[[ベージュ色]]の縞模様で、腹側はベージュ色。顔はベージュ色で、耳と後頭部は茶色である。
 
『[[ポケモンスタジアム|ポケモンスタジアム金銀]]』では、ミニゲーム「オオタチのピョンピョンボール」が登場する。オオタチを操作し、次々に落ちてくる[[ボール]]を跳ね飛ばして自身のゴールに導く。[[64GBパック]]を使用していて、かつプレイヤーの手持ちポケモンにオオタチがいる場合、ミニゲームに出場させることが可能である。
 
TVアニメ版ではポケモンリーグシロガネ大会の選考会<!--何話?-->でサブロウの手持ちポケモンとして登場し、[[サトシ (アニメポケットモンスター)|サトシ]]の[[ピカチュウ (サトシのポケモン)|ピカチュウ]]と対戦する。
 
== ホーホー ==
{{ポケモン情報4
|ポケモン名=ホーホー
|No=163
|進化後=[[ヨルノズク]]
|分類=ふくろうポケモン
|タイプ=ノーマル
|タイプ2=ひこう
|高さ=0.7
|重さ=21.2
|特性=するどいめ
|特性2=ふみん
|かくれ特性=いろめがね
}}
[[コノハズク]]のような姿をしたポケモン。夜行性で全国の森林に幅広く生息する。実在する鳥類と同様に2本の足を持つが、常に1本足で立っており、一見すると足が1本しかないようにも見える。たまに素早く足を入れ替えるが、その瞬間を見ることは難しい。体内に地球の[[自転]]を感じ取る器官があり、いかなるときでも正確で決まったリズムで首を傾げる。そのため時計代わりに手持ちに入れるトレーナーもいる。
 
その見かけどおり[[夜行性]]で、『[[ポケットモンスター 金・銀|金・銀・クリスタル]]』や『[[ポケットモンスター ダイヤモンド・パール|ダイヤモンド・パール]]』といった朝・昼・夜などの区別がある作品では夜にしか登場しない。
 
TVアニメ版ではジムリーダー・ハヤトの手持ちポケモンとしても登場。1番手として使用したが、[[サトシ (アニメポケットモンスター)|サトシ]]の[[ピカチュウ (サトシのポケモン)|ピカチュウ]]に敗れる。また、短編映画『[[ピカチュウたんけんたい]]』にゲームに先行して登場している。
 
お笑いトリオ・[[ロバート (お笑いトリオ)|ロバート]]の[[秋山竜次]]のお気に入りのポケモンである。『[[ポケモン☆サンデー]]』では『[[ポケットモンスター ハートゴールド・ソウルシルバー|ハートゴールド・ソウルシルバー]]』のプレイで大量にゲットした。
 
== ヨルノズク ==
{{ポケモン情報4
|ポケモン名=ヨルノズク
|No=164
|進化前=[[ホーホー]]
|分類=ふくろうポケモン
|タイプ=ノーマル
|タイプ2=ひこう
|高さ=1.6
|重さ=40.8
|特性=するどいめ
|特性2=ふみん
|かくれ特性=いろめがね
}}
[[ホーホー]]の進化形で、全国の森林に広く分布する鳥ポケモンの一種。夜行性の肉食で[[フクロウ]]の仲間の[[トラフズク]]に酷似する。集光能力を持つ優れた目を持ち、飛行時の羽音をほとんど立てないため、夜間の狩りに失敗は無い。物事を考え出すと頭を回転させ、頭脳を活性化させる。難しいことを考えているときには、頭が180度逆さまになっていることさえあるという。
 
ゲーム『ハートゴールド・ソウルシルバー』では、ジムリーダーのハヤトが再戦で使用する。
 
TVアニメ版では色違いのヨルノズクが登場し、[[サトシ (アニメポケットモンスター)|サトシ]]の手持ちとなった。また、224話に登場した老人・ハヤブサ(声 - [[茶風林]])が所持していたヨルノズクは年老いてあごひげのような物が生えていた。
 
== レディバ ==
{{ポケモン情報4
|ポケモン名=レディバ
|No=165
|進化後=[[レディアン]]
|分類=いつつぼしポケモン
|タイプ=むし
|タイプ2=ひこう
|高さ=1.0
|重さ=10.8
|特性=はやおき
|特性2=むしのしらせ
|かくれ特性=びびり
}}
[[テントウムシ]]のような姿をしたポケモン。「いつつぼしポケモン」の分類が示す通り、背中には5つの丸い模様を持つ。6本の足の先はいずれも握り拳のように丸くなっている。足の付け根から鼻を刺すような臭いを発する[[オレンジ色]]の液体を出し、敵から身を守る。この液体は仲間とのコミュニケーションの手段としても用いられる。1匹では不安のあまり動けなくなるほど臆病だが、群れると活発に行動するようになる。
 
野生のものは『銀』・『クリスタル』・『ソウルシルバー』に出現し、『金』・『ハートゴールド』には出現しない。また、『銀』・『クリスタル』では朝、『ソウルシルバー』・『サン・ムーン』では日中のみ出現する。
 
TVアニメ版では第129話に登場。笛でレディバを操り、空を飛んで旅人に谷越えをさせるマコトという女性が登場する。[[声優]]は愛河里花子。
 
== レディアン ==
{{ポケモン情報4
|ポケモン名=レディアン
|No=166
|進化前=[[レディバ]]
|分類=いつつぼしポケモン
|タイプ=むし
|タイプ2=ひこう
|高さ=1.4
|重さ=35.6
|特性=はやおき
|特性2=むしのしらせ
|かくれ特性=てつのこぶし
}}
[[レディバ]]の進化形。スマートな体型となり、前足4本は手の役割をするようになった。顔もデフォルメされたレディバに比べ、昆虫らしさが増している。背中の模様は夜空の星の数によってその大きさが変化するという。昼間は大きな[[葉|葉っぱ]]の上で眠っているが、夜になると活動を開始する。夜空に星が出ているときに、輝く粉を撒き散らしながら飛ぶことがある。
 
TVアニメ版では第173話にてシロウ親子の手持ちとして登場。
 
== イトマル ==
{{ポケモン情報4
|ポケモン名=イトマル
|No=167
|進化後=[[アリアドス]]
|分類=いとはきポケモン
|タイプ=むし
|タイプ2=どく
|高さ=0.5
|重さ=8.5
|特性=ふみん
|特性2=むしのしらせ
|かくれ特性=スナイパー
}}
[[クモ]]のような姿をしたポケモンだが、脚が1対少なく6本である。背中には顔のような模様を持ち、「こわいかお」を繰り出す時はその模様が怒った表情になる。細く丈夫な[[糸]]を周囲に張り巡らせて罠を作り、獲物がかかるまで自分の巣で何日も待機する。糸で作った罠は第2の神経とも呼ばれ、僅かな糸の振動だけで獲物の種類が分かるらしい。
 
『[[ポケットモンスター 金・銀|金・クリスタル]]』「ハートゴールド」では野生のものは夜にしか出現せず、『銀』「ソウルシルバー」では出現しない。「サン・ムーン」でも夜のみ出現する。
 
TVアニメ版ではヒワダタウンジムリーダー・ツクシの手持ちポケモンとして登場。また、イトマルの糸にはエステの効果がある。
 
== アリアドス ==
{{ポケモン情報4
|ポケモン名=アリアドス
|No=168
|進化前=[[イトマル]]
|分類=あしながポケモン
|タイプ=むし
|タイプ2=どく
|高さ=1.1
|重さ=33.5
|特性=ふみん
|特性2=むしのしらせ
|かくれ特性=スナイパー
}}
[[イトマル]]の進化形。[[クモ]]のような姿をしたポケモン。体色は黄緑色から明るめの[[赤紫]]へと変化している。頭部に1本の角を持ち、尻には針が生えている。脚は[[黄色]]と[[紫]]の縞模様となっている。6本の脚のうち、後ろの2本は腹部から上方へと突き出している。尻からは常に糸が出ていて、それを辿ると巣にたどり着く。捕まえた獲物に糸をつけてわざと逃がし、その糸を辿って獲物の巣ごと一網打尽にするという、狩りにおいて非常に賢い戦術を使う。
 
『[[ポケットモンスター 金・銀|金・銀]]』では、四天王のキョウ、およびキョウの娘でセキチクシティのジムリーダー・アンズが使用する。
 
TVアニメ版では第177話に登場したほか、[[スピアー (ポケモン)|スピアー]]と同じく外見から[[悪役]]として出ることが多い。『[[ポケットモンスター アドバンスジェネレーション|アドバンスジェネレーション]]』では[[ハーリー (アニメポケットモンスター)|ハーリー]]のポケモンとして登場し、『[[ポケットモンスター ダイヤモンド&パール|ダイヤモンド&パール]]』ではポケモンハンターJの手持ちポケモンとしても登場(声優は[[川上貴史]])した。
 
== クロバット ==
{{ポケモン情報4
|ポケモン名=クロバット
|No=169
|進化前=[[ゴルバット]]
|分類=こうもりポケモン
|タイプ=どく
|タイプ2=ひこう
|高さ=1.8
|重さ=75.0
|特性=せいしんりょく
|かくれ特性=すりぬけ
}}
[[ゴルバット]]の進化形。体色は[[青]]から[[紫]]に変わり、目の色も[[黄色]]に変化した。足にも翼が生え、4枚の翼を生かしたより高速、長距離、静音での飛行が可能となった。長距離を飛ぶ時は腕か足のどちらかで飛び、どちらかが疲れるともう片方で飛ぶ。その翼の分、静止して休息する際の安定性が犠牲になっており、足にわずかに残る指はせいぜい枝にしか止まれない。また、ゴルバットの頃に特徴的だった牙が生えた大きな口は、やや小ぶりになった。
 
ゴルバットをよく懐かせてレベルを上げると進化するが、『[[ポケットモンスター ブラック・ホワイト|ブラック・ホワイト]]』では野生で出現する場合もある。『金・銀』および『[[ポケットモンスター ハートゴールド・ソウルシルバー|ハートゴールド・ソウルシルバー]]』ではライバルと四天王のキョウとその娘であるセキチクジムリーダーのアンズが、『[[ポケットモンスター ファイアレッド・リーフグリーン|ファイアレッド・リーフグリーン]]』では四天王のキクコが再戦時に使用し、『[[ポケットモンスター ブラック・ホワイト|ブラック2・ホワイト2]]』のPWTではタチワキジムリーダーのホミカやキキョウジムリーダーのハヤトが使用する。これ以外では、『[[ポケットモンスター ルビー・サファイア|ルビー・サファイア・エメラルド]]』『オメガルビー・アルファサファイア』ではマグマ団リーダー・マツブサ、アクア団リーダー・アオギリ、『[[ポケットモンスター ダイヤモンド・パール|ダイヤモンド・パール・プラチナ]]』ではギンガ団ボス・アカギ、『X・Y』ではフレア団幹部・クセロシキなど、悪の組織の幹部やボスが使用することが多い。
 
TVアニメ版では[[タケシ (アニメポケットモンスター)|タケシ]]のポケモンとして登場。
 
== チョンチー ==
{{ポケモン情報4
|ポケモン名=チョンチー
|No=170
|進化後=[[#ランターン|ランターン]]
|分類=あんこうポケモン
|タイプ=みず
|タイプ2=でんき
|高さ=0.5
|重さ=12.0
|特性=ちくでん
|特性2=はっこう
|かくれ特性=ちょすい
}}
[[チョウチンアンコウ]]のような姿をしたポケモン。体はやや縦につぶれた球体で、頭上より触手が二本伸び、先端の球体が発光する。それぞれが正負の[[電極]]となっており水中での電撃が可能。殊に特徴的なのはその[[眼球]]であり、体の前面の半分程を占める二つの黄色く大きな目に「+」型の虹彩を持つ。足があり陸上を歩行できる。
 
TVアニメ版では第213話に登場。島の中にある池で育ったチョンチーが、成長したため海へ向かう。『[[劇場版ポケットモンスター アドバンスジェネレーション ポケモンレンジャーと蒼海の王子 マナフィ]]』では海を群れで泳ぐシーンがあったほか、敵の潜水艦内部に特攻し航行不能にさせるという活躍を見せた。[[声優]]は[[三宅華也]]。
 
== ランターン ==
{{ポケモン情報4
|ポケモン名=ランターン
|No=171
|進化前=[[チョンチー]]
|分類=ライトポケモン
|タイプ=みず
|タイプ2=でんき
|高さ=1.2
|重さ=22.5
|特性=ちくでん
|特性2=はっこう
|かくれ特性=ちょすい
}}
[[チョンチー]]の進化形。進化前と同じく[[チョウチンアンコウ]]のような姿をしているが、チョンチーと異なり体型が一般的な[[魚類]]らしい流線型の姿となり、頭部の突起も小さくなって足状の腹鰭もなくなった。[[目]]も一般的な瞳へと変わっている。背鰭が変化した触手([[疑似餌|エスカ]])先端の発光体の中には[[発光バクテリア]]が詰まっており、これを自身の体液と[[化学反応]]させて光を発し、獲物の視界を奪って捕食する。その閃光は5000メートルの深海から海面に届くほどの強さであり、「深海の星」という別名もある。
 
TVアニメ版では257話で非公式のリュウグウジムのリーダー・リュウジの手持ちポケモンとして登場。『[[ポケットモンスター ダイヤモンド&パール]]』第78話では、ポケモンコーディネーター・カイトのポケモンとして登場し、ミクリカップに出場した[[サトシ (アニメポケットモンスター)|サトシ]]の[[ブイゼル]]に勝利した。
 
== ピチュー ==
{{ポケモン情報4
|ポケモン名=ピチュー
|No=172
|進化前=なし
|進化後=[[ピカチュウ]]
|分類=こねずみポケモン
|タイプ=でんき
|高さ=0.3
|重さ=2.0
|特性=せいでんき
|かくれ特性=ひらいしん
}}
[[ピカチュウ]]の進化前。ピカチュウとは大きさや頬の色、耳の形が異なり体色はクリーム色。大人でも痺れさせるほどの電気力を持っているが、自分も痺れてしまうのが欠点。電気を貯めるのが下手で、驚いたりしたときなどのショックを受けるだけですぐに放電するが、成長するにつれて上手になる。雷雲が発生しているときや空気が乾燥している日は、体中の電気がたまりやすくなる。仲間と遊んでいるとお互いの電気がショートし合い、その衝撃で火花を出すことがある。
 
『[[ポケットモンスター 金・銀|金・銀]]』で初登場したベイビィポケモンの一種で、同作では序盤から「ピカチュウはすでに進化したポケモンである」ということを聞く形で存在が示唆されている。『[[ポケットモンスター ダイヤモンド・パール|ダイヤモンド・パール]]』では、野生でも出現する。このほか、通常のピチューとは異なる固有種が2種類存在する。
 
ピカチュウにでんきだまを持たせピカチュウとピカチュウ(またはメタモン)を預けて、卵からかえるピチューはスペシャル技ボルテッカーを覚えられる。ボルテッカーは威力の高い技だが、自分も1/3与えたダメージを受ける。3割の確率で相手をマヒ状態にさせる。
 
; ピカチュウカラーのピチュー
: 「ピカチュウカラーのピチュー」と呼称される色違いであり性別は♂固定。通常では覚えない「がむしゃら」を覚えているほか、『[[ポケットモンスター ハートゴールド・ソウルシルバー|ハートゴールド・ソウルシルバー]]』に連れて行くことで、ギザみみピチュー(後述)と会うことが可能。2009年公開の映画『[[劇場版ポケットモンスター ダイヤモンド&パール アルセウス 超克の時空へ|アルセウス 超克の時空へ]]』の特別前売り券の特典として配布された。
; ギザみみピチュー
: 耳の形が通常のピチューと異なる専用のグラフィックが用意されていて、こちらの性別は♀固定。通常覚えられない「てだすけ」「いたみわけ」を覚えている。また、ピカチュウに進化できない、ユニオンルームに連れて入れない(=交換できない)、『[[ポケットモンスター ブラック・ホワイト|ブラック・ホワイト]]』に転送できない<ref group="注釈">「ときわたりで時間を超えてきたポケモンで、ポケシフターでの転送では身体に危険が及ぶ可能性があるので置いておいた方がいい」と説明されている。</ref>等、独特の制限を持つ。
 
『[[大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ]]』では『[[大乱闘スマッシュブラザーズDX|DX]]』で隠しキャラクターとして初登場。[[ピカチュウ]]のモデル替えキャラクターとして制作され、ピカチュウと同じワザを使用している。全キャラ中最も体重が軽く、決定力にも欠ける。また、公式設定通り、電気を帯びた攻撃を使うと自分も痺れてダメージを受けるというハンデもあり、「意図的な最弱キャラ」として位置づけられる。しかし、ピカチュウよりも復帰力があり、全キャラクター中屈指のスピードを持っていて隙が非常に少ないという長所もある。なるべく必殺ワザは使わないようにして、いかに立ち回るのかが重要なキャラクター。[[声優]]は[[こおろぎさとみ]]。
 
『[[大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL|SPECIAL]]』にて17年ぶりに再登場。電気を帯びた攻撃を使うと自分も痺れてダメージを受けるのは変わらない。一方、攻撃力が高めに設定され、一部の攻撃には相手を麻痺させる効果が追加された。
 
『[[ポケモンレンジャー|ポケモンレンジャー 光の軌跡]]』にはウクレレを持ったウクレレピチューが登場する。
 
TVアニメ版では第180話において多数の野生のピチューが登場。アンジュ(声 - [[折笠富美子]])という女性の果樹園で果物を盗み食いしていた。[[ポケットモンスター (OVA)#機内上映作品|ANA機内上映]]のOVA作品『ピカチュウのキラキラだいそうさく』では、ギザみみピチューが登場する。親友として[[ムチュール]]、[[フワンテ]](多数)もいる。声優は[[真堂圭]]が担当。また、『[[ポケモン☆サンデー]]』で放送されたアニメ『[[ポケモンレンジャー#ポケモンレンジャー 光の軌跡_2|ポケモンレンジャー 光の軌跡]]』でもウクレレピチューが登場する。声優は上述のギザみみピチュー同様に真堂圭が担当。
 
2000年公開の短編映画『[[ピチューとピカチュウ]]』で、ミレニアムタウンに住むピチューの兄弟が登場する。2002年公開の短編映画『[[ピカピカ星空キャンプ]]』にも出演。これ以降、劇場版ではピチュー兄弟として登場することがある。前髪がはねている方が兄。兄の声優は[[冬馬由美]]、弟の声優は[[こおろぎさとみ]]。
 
2009年7月18日公開の映画『アルセウス 超克の時空へ』では、'''ギザみみピチュー'''という片耳がくせっ毛でギザギザ状になっている♀のピチューが登場。声優は[[中川翔子]]。なお、[[ポケットモンスター ダイヤモンド&パール|アニメ版]]では映画に先駆けてギザみみピチューのテーマソング「[[ハイタッチ!2009/もえよ ギザみみピチュー!|もえよ!ギザみみピチュー]]」がエンディングで流されており、「ギザみみピチューstarringしょこたん」名義で同じく中川が歌っている。
 
{{大乱闘スマッシュブラザーズシリーズの登場キャラクター}}
{{-}}
 
== ピィ ==
{{ポケモン情報4
|ポケモン名=ピィ
|No=173
|進化前=なし
|進化後=[[ピッピ (ポケモン)|ピッピ]]
|分類=ほしがたポケモン
|タイプ=フェアリー
|高さ=0.3
|重さ=3.0
|特性=メロメロボディ
|特性2=マジックガード
|かくれ特性=フレンドガード
}}
[[ピッピ (ポケモン)|ピッピ]]の進化前。[[ピンク色]]でそのシルエットが星形になっている事から、流れ星に乗ってきたのではないかと噂されている。卵にはピンク地に白い星型マークがある。
 
『[[ポケットモンスター 金・銀|金・銀]]』より登場。ピッピもしくは[[ピクシー (ポケモン)|ピクシー]]を育て屋に預けることで、ピィが生まれる[[ポケットモンスター (ゲーム)#ポケモンのタマゴ|タマゴ]]を発見できる。十分になついた状態でレベルアップすることでピッピに進化する。『[[ポケットモンスター ダイヤモンド・パール|ダイヤモンド・パール]]』では野生でも出現する。『[[ポケットモンスター ブラック・ホワイト|ブラック2・ホワイト2]]』まではノーマルタイプだったが、『[[ポケットモンスター X・Y|X・Y]]』からは、フェアリータイプに変更された。
 
TVアニメ版ではジョウト編に登場<!--何話?-->し、迷子のピィが[[サトシ (アニメポケットモンスター)|サトシ]]の[[ゴマゾウ]]と仲良くなった。別れ際にピッピに進化した。[[声優]]は[[柚木涼香]]。
 
== ププリン ==
{{ポケモン情報4
|ポケモン名=ププリン
|No=174
|進化後=[[プリン (ポケモン)|プリン]]
|分類=ふうせんポケモン
|タイプ=ノーマル
|タイプ2=フェアリー
|高さ=0.3
|重さ=1.0
|特性=メロメロボディ
|かくれ特性=フレンドガード
}}
[[プリン (ポケモン)|プリン]]の進化前。[[桜色|薄い桃色]]の丸い体で、額には[[渦巻]]の模様がある。体がとても柔らかく、一度転がってしまうととまれなくなる。川のほとりに住み、綺麗な水でうがいをした後に発声練習をするが、[[声帯]]が未発達なため、長時間歌い続けるのは困難。卵にはピンク地に濃いピンクの渦巻き模様がある。
 
「そだてやふうふ」にメスのプリンもしくは[[プクリン]]を預けた後に貰える卵が孵るとププリンが生まれる。懐いた状態でレベルが上がるとプリンに進化する。『[[ポケットモンスター X・Y|X・Y]]』からは、フェアリータイプが新たに追加された。
 
アニメではアイドルトレーナーのポケモンとして双子のププリンが登場した。ニックネームはそれぞれププルン、ププラン。
 
== トゲピー ==
{{ポケモン情報4
|ポケモン名=トゲピー
|No=175
|進化後=[[トゲチック]]
|分類=はりたまポケモン<ref group="注釈">発表当初は「とげたまポケモン」とされていた</ref>
|タイプ=フェアリー
|高さ=0.3
|重さ=1.5
|特性=てんのめぐみ
|特性2=はりきり
|かくれ特性=きょううん
}}
下半身が卵の殻に覆われたままになっている。体は[[レモン色]]で、頭は星型に突起している。眠る時には頭と手足とを卵の殻にしまう形をとることから、寝ているトゲピーを立たせると幸せになれる。また、優しくすると幸運を分け与えてくれるなどの言い伝えがある。
 
『[[ポケットモンスター 金・銀|金・銀]]』より登場したポケモンだが、TVアニメ版ではカントー編(前代の『赤・緑』)の時点でゲームに先行する形で登場していた。そのためゲーム初登場も『金・銀』ではなく、『赤・緑』の外伝作品に当たる『[[ピカチュウげんきでちゅう]]』の時点で既に登場していた(声優はTVアニメ版と同じく[[こおろぎさとみ]])。『金・銀』および『[[ポケットモンスター ハートゴールド・ソウルシルバー|ハートゴールド・ソウルシルバー]]』ではストーリー序盤のイベントでタマゴを入手できる。『[[ポケットモンスター ブラック・ホワイト|ブラック2・ホワイト2]]』まではノーマルタイプだったが、『[[ポケットモンスター X・Y|X・Y]]』からは、フェアリータイプに変更された。
 
TVアニメ版は上述の通り発売前から登場し、[[カスミ (アニメポケットモンスター)|カスミ]]の[[カスミ (アニメポケットモンスター)#トゲチック|手持ちポケモンとなった]]が、1998年9月17日放送の第63話『トキワジム! さいごのバッジ!』の辺りでトゲピーが行方不明になって探し出す場面も見られる。
 
== トゲチック ==
{{ポケモン情報4
|ポケモン名=トゲチック
|No=176
|進化前=[[トゲピー]]
|進化後=[[トゲキッス]]
|分類=しあわせポケモン
|タイプ=フェアリー
|タイプ2=ひこう
|高さ=0.6
|重さ=3.2
|特性=てんのめぐみ
|特性2=はりきり
|かくれ特性=きょううん
}}
[[トゲピー]]の進化形。殻の模様がそのまま体の表面に残り、体の色が白になり、羽が生えた。羽を動かさずとも、空に浮かぶ程度なら出来る。幸運をもたらすポケモンと呼ばれ、純粋な心の持ち主を見つけるとその人物の前に姿を現し、幸せを分け与えるという。
 
トゲピーがトレーナーに懐いた状態でレベルが上がることで進化する。『[[ポケットモンスター ブラック・ホワイト|ブラック2・ホワイト2]]』まではノーマル・ひこうタイプだったが、『[[ポケットモンスター X・Y|X・Y]]』からは、フェアリー・ひこうタイプに変更された。
 
TVアニメ版では『[[ポケットモンスター アドバンスジェネレーション|アドバンスジェネレーション]]』にて、[[カスミ (アニメポケットモンスター)|カスミ]]のトゲピーが進化して初登場。
 
== ネイティ ==
{{ポケモン情報4
|ポケモン名=ネイティ
|No=177
|進化後=[[ネイティオ]]
|分類=ことりポケモン
|タイプ=エスパー
|タイプ2=ひこう
|高さ=0.2
|重さ=2.0
|特性=シンクロ
|特性2=はやおき
|かくれ特性=マジックミラー
}}
黄緑色で一頭身の小鳥のような姿をしている。羽が育ちきっていない為、飛び跳ねて移動している。平均成人を軽く飛び越える程の跳躍力を持っている。その跳躍力を活かし、木の枝に飛び乗り芽をついばむ。必ず何かを見つめている。目が合ってからこちらが少しでも動くと逃げていく。
 
== ネイティオ ==
{{ポケモン情報4
|ポケモン名=ネイティオ
|No=178
|進化前=[[ネイティ]]
|分類=せいれいポケモン
|タイプ=エスパー
|タイプ2=ひこう
|高さ=1.5
|重さ=15.0
|特性=シンクロ
|特性2=はやおき
|かくれ特性=マジックミラー
}}
[[ネイティ]]の進化形で、森林に生息する鳥ポケモンの一種。顔つきなどはネイティと変わらないものの、胴体が長くなった。腹に[[ネコ|猫]]のような模様があるのが特徴。実在する鳥に酷似した身体構造の多い鳥ポケモンのなかにあって、嘴を持つこけしの様な独特のシルエットをしている。翼を広げた姿は[[トーテムポール]]に近い。未来予知能力を持つと言い伝えられているポケモン。神聖な神の使いとして海外では祀られている。鳥ポケモンであるがほとんど飛行せず、常にじっとしていて太陽を見つめたまま動かない。これは「未来の出来事に怯えているから」らしい。[[南アメリカ]]の言い伝えでは、ネイティオは右目で未来、左目で過去を見ているとされる。
 
『[[ポケットモンスター 金・銀|金・銀]]』では、四天王のイツキの手持ちポケモン。先鋒と切り札として2匹を繰り出し、エスパータイプの強力わざ「サイコキネシス」を駆使する。『[[ポケモン不思議のダンジョン 青の救助隊・赤の救助隊]]』では「おおいなる きょうこく」の頂上で未来を見つめており、やってきた主人公に助言する。
 
TVアニメ版では第236話で登場。未来予知能力があるとして原住民に信仰されており、事実大洪水を予見していた。
 
== メリープ ==
{{ポケモン情報4
|ポケモン名=メリープ
|No=179
|進化前=なし
|進化後=[[モココ]]
|分類=わたげポケモン
|タイプ=でんき
|高さ=0.6
|重さ=7.8
|特性=せいでんき
|かくれ特性=プラス
}}
[[ヒツジ|羊]]のような姿をしたポケモン。肌は青色で、体毛は黄色。まれに体毛がピンク色(色違い)のものがいる。耳と尻尾は黒と黄色の縞模様で、尻尾の先には光る玉がある。
 
『[[ポケットモンスター クリスタル|クリスタル]]』では野生では出現せず、『[[ポケットモンスター 金・銀|金・銀]]』から通信交換で貰う以外の入手方法はない。これは進化系のモココ、デンリュウも同じ。
 
TVアニメ版のメリープの出す電撃は黄色ではなく水色の電光で、進化系のモココも映画『[[劇場版ポケットモンスター 結晶塔の帝王 ENTEI|結晶塔の帝王]]』で水色の電光の“でんきショック”を出していた。
 
== モココ ==
{{ポケモン情報4
|ポケモン名=モココ
|No=180
|進化前=[[メリープ]]
|進化後=[[デンリュウ]]
|分類=わたげポケモン
|タイプ=でんき
|高さ=0.8
|重さ=13.3
|特性=せいでんき
|かくれ特性=プラス
}}
[[メリープ]]の進化形。メリープと同じく羊のような姿をしているが体内に電気を貯めすぎたため、体に生えている毛の量は進化前よりずっと少なくなっている。皮膚は[[ゴム]]のような構造をしているため、自身は体毛に溜めた電気で痺れることは無い。体は足や尾が発達し、二足歩行が可能となった。それに対応してか、進化前よりも下半身の肉付きが良くなり、尾の先につく玉も大きくなった。皮膚が[[ピンク]]、毛と玉が青みがかった白で、角と尾に黒のしま模様が入るのが基本色である。
 
TVアニメ版のモココが出す電撃は黄色ではなく水色の電光で、劇場版『[[劇場版ポケットモンスター 結晶塔の帝王 ENTEI|結晶塔の帝王]]』でも水色の電光の“でんきショック”を出していた。
 
== デンリュウ ==
{{ポケモン情報4
|ポケモン名=デンリュウ
|No=181
|進化前=[[モココ]]
|分類=ライトポケモン
|タイプ=でんき
|タイプ2=本文参照
|高さ=1.4
|重さ=61.5
|特性=せいでんき
|かくれ特性=プラス
}}
[[モココ]]の進化形。黄色と黒い縞模様が特徴。進化したことで体中の毛が完全に抜け落ちてしまった。尻尾の明かりは遠くまで届き、昔から篝火として珍重されてきた。
 
初登場は『[[ポケットモンスター 金・銀|金・銀]]』だが、『[[ポケットモンスター 赤・緑|赤・緑]]』の時代から[[月刊コロコロコミック]]などで[[ホウオウ]]、[[ヤドキング]]と共にデザイン画のみ公開されていた。「ポケモン2に出るポケモン」として紹介された際には、その見た目や名前から「[[ミニリュウ]]や[[ライチュウ]]が進化したポケモンか!?」と推測されていた。
 
『金・銀・クリスタル』では「アサギのとうだい」のポケモンとして登場。主人公が最初に訪れたときは病気になっており、主人公は看病中のミカンに依頼され、タンバシティまで「ひでんのくすり」を貰ってくることになる。
 
『[[ポケットモンスター X・Y|X・Y]]』では「メガデンリュウ」へとメガシンカを遂げる<ref>[http://www.pokemon.co.jp/ex/xy/pokemon/mega/04.html メガデンリュウ] - ポケットモンスターオフィシャルサイト、2013年9月13日閲覧。</ref>。
; メガデンリュウ
: 耳の形状が変化すると共に、尻尾と頭部にふさふさとした白い毛が発生する。尻尾の体毛には尾先のものと同じ赤い玉が多数発生しており、体内の電気エネルギー増幅に伴ってこれらの玉が強い光を放つ。
: メガシンカするとでんきタイプに加えて名実ともにドラゴンタイプが付加されるとともに、特性が「かたやぶり」に変化し、攻撃性能が上がる。能力はすばやさが下がる代わりに、それ以外がHPを除いて上昇、特にとくこうが大きく上昇する。
 
TVアニメ版ではゲームと同くアサギのとうだいに登場。[[サトシ (アニメポケットモンスター)|サトシ]]はジムリーダー・ミカンに依頼され、「ひでんのくすり」を貰ってくることになる。ニックネームは「アカリちゃん」。
 
== キレイハナ ==
{{ポケモン情報4
|ポケモン名=キレイハナ
|No=182
|進化前=[[クサイハナ]]
|分類=フラワーポケモン
|タイプ=くさ
|高さ=0.4
|重さ=5.8
|特性=ようりょくそ
|かくれ特性=いやしのこころ
}}
[[クサイハナ]]の進化形の1つ。人間に近い姿になり、スカート姿の女性のような外見だが、♂でも進化できる。日光を好み、甘い香りを放ちながら舞い踊るという習性を持ち、同じくクサイハナから進化する[[ラフレシア (ポケモン)|ラフレシア]]とは対照的なポケモンである。どくタイプが消えたため、エスパータイプの技が怖くなくなった。
 
クサイハナに「たいようのいし」を使うとキレイハナに進化する。『[[ポケットモンスター 金・銀|金・銀]]』発売前のイラストでの発表時は身体がラフレシアと同じ紺色だったがゲームでは緑色だった。現在は緑色で統一されている。
 
TVアニメ版では第123話にポケモンパフォーマンス大会でアクロバットダンスをする2匹のキレイハナ「レイちゃん」と「ハナちゃん」が登場。ダンスの大技「ムーンサルト」が成功せず悩んでいたが、[[ロケット団 (アニメポケットモンスター)|ロケット団]]のポケモン相手に戦った際に成功し、コツをつかむ。
 
[[スマートフォン]]用アプリ「[[Pokémon GO]]」ではクサイハナに進化アイテム「たいようのいし」を使って進化させるとキレイハナになる。
 
== マリル ==
{{ポケモン情報4
|ポケモン名=マリル
|No=183
|進化前=[[ルリリ]]
|進化後=[[マリルリ]]
|分類=みずねずみポケモン
|タイプ=みず
|タイプ2=フェアリー
|高さ=0.4
|重さ=8.5
|特性=あついしぼう
|特性2=ちからもち
|かくれ特性=そうしょく
}}
分類は「みずねずみポケモン」だが、[[ネズミ]]に似ているのは耳の形ぐらいである。尻尾の先に水より軽い油が詰まっており、それが浮き袋の役割を果たすため溺れることなく泳げる。[[水草]]を主食とする。体毛は水を弾くため水中で素早い動きが可能であり、また水から上がるとすぐに乾く。聴力にも優れている。
 
『[[ポケットモンスター 金・銀|金・銀]]』で初登場。同作ではめったに見つからない希少なポケモンであったため、ポケギアの[[携帯電話|電話機能]]を用い、やまおとこ・タロウの電話番号を登録する事で大量発生イベントが起きる事のある救済措置が存在していた。『[[ポケットモンスター クリスタル|クリスタル]]』では通常出現枠に改変されている。
 
『[[ポケットモンスター X・Y|X・Y]]』からは、フェアリータイプ<ref>[http://www.pokemon.co.jp/ex/xy/battle/01.html 新タイプ「フェアリー」登場! - ポケットモンスター X・Y公式サイト]</ref>が新たに追加された。
 
TVアニメ版および劇場版ではゲーム発売に先行して登場している。先に登場したのは劇場版の『[[ピカチュウのなつやすみ]]』(声優:かないみか)で、TVアニメ版でもオレンジ諸島編にて[[ケンジ (アニメポケットモンスター)|ケンジ]]のポケモンとして登場した。『[[ポケットモンスター ダイヤモンド&パール|ダイヤモンド&パール]]』では、[[ジョウト地方]]出身のトレーナー・コトネや、果樹園の娘ルル(声 - [[早見沙織]])の手持ちポケモンとしても登場。
 
== マリルリ ==
{{ポケモン情報4
|ポケモン名=マリルリ
|No=184
|進化前=[[マリル (ポケモン)|マリル]]
|分類=みずうさぎポケモン
|タイプ=みず
|タイプ2=フェアリー
|高さ=0.8
|重さ=28.5
|特性=あついしぼう
|特性2=ちからもち
|かくれ特性=そうしょく
}}
[[マリル (ポケモン)|マリル]]の進化形。体がたまご型になり、耳も長くなった。このことから、「みずねずみポケモン」から「みずうさぎポケモン」に区分が変わっている。泳ぐ時は水が入らないように耳を巻く。色はマリルと変わっていないが、白い部分が腹部から体の下4分の1程に変わっている。また、胸から腹にかけて小さな白の水玉模様があり、水中で迷彩効果を出す。
 
『[[ポケットモンスター X・Y|X・Y]]』からは、フェアリータイプが新たに追加された。
 
TVアニメ版では第154話に初登場。[[サトシ (アニメポケットモンスター)|サトシ]]の[[ワニノコ]]がメスのマリルリに惚れ、[[タケシ (アニメポケットモンスター)|タケシ]]からアドバイスをもらって告白しようとする。だが結果は失敗。また、『[[ポケットモンスター ダイヤモンド&パール|ダイヤモンド&パール]]』では[[シンジ (アニメポケットモンスター)|シンジ]]の手持ちポケモンとして登場。
 
番外編では、[[ピチュー]]兄弟達のお姉さん的存在のポケモンとして登場。このマリルリは普段は優しい性格をしているが、一度でも怒ると誰も手が付けられなくなるのが特徴。姪っ子に[[ルリリ]]がいる。[[声優]]は[[三石琴乃]]。
 
== ウソッキー ==
[[File:Sudowoodo.jpg|thumb|right|150px|ウソッキーの着ぐるみ]]<!-- どこのイベントですか? -->
{{ポケモン情報4
|ポケモン名=ウソッキー
|No=185
|進化前=[[ウソハチ]]
|分類=まねポケモン
|タイプ=いわ
|高さ=1.2
|重さ=38.0
|特性=いしあたま
|特性2=がんじょう
|かくれ特性=びびり
}}
[[木]]のような姿をしたいわタイプのポケモン。これは[[擬態]]の一種であり、木のまねをして襲われないように身を守っている。いわタイプゆえに[[水]]を苦手として、[[雨]]が降るといつの間にか姿を消す。[[マスカット (ブドウ)|マスカット]]の様な手は1年中緑のため、秋から冬にかけてはよく見つかってしまう。
 
『[[ポケットモンスター 金・銀|金・銀]]』から登場。『金・銀・クリスタル』および『[[ポケットモンスター ハートゴールド・ソウルシルバー|ハートゴールド・ソウルシルバー]]』では36番道路、『[[ポケットモンスター ルビー・サファイア|エメラルド]]』では[[バトルフロンティア]]で木に化けたまま居座り道をふさいでいる。「じょうろ(前者は「[[ゼニガメ (ポケモン)|ゼニガメ]]じょうろ」、後者は「[[ホエルコ]]じょうろ」)」を使うと驚いて戦闘に入り、捕まえることができる。
 
『ダイヤモンド・パール』では地面タイプの四天王・キクノが使用する(『プラチナ』では[[ヌオー]]とまとめて、[[グライオン]]と[[ドサイドン]]に変更)。また進化前の[[ウソハチ]]が登場した。
 
TVアニメ版では第163話に登場。ウソッキーの生態について意見が食い違う男女の科学者に出会ったサトシ達がウソッキーを見つけようとする。『[[ポケットモンスター アドバンスジェネレーション|アドバンスジェネレーション]]』では第173話に黄金のウソッキー(声 - [[松本保典]])が登場。黄金にされたのは、トレーナーであるキンヤ(声 - [[阪口大助]])が研究室らしき部屋で苦手な水を克服すべく無謀な行為をしたことによる。『[[ポケットモンスター ダイヤモンド&パール|ダイヤモンド&パール]]』では[[タケシ (アニメポケットモンスター)|タケシ]]のポケモンとして、第14話にてウソハチから進化して登場。声優は、阪口大助がウソハチから引き続き担当。
 
== ニョロトノ ==
{{ポケモン情報4
|ポケモン名=ニョロトノ
|No=186
|進化前=[[ニョロゾ]]
|分類=かえるポケモン
|タイプ=みず
|高さ=1.1
|重さ=33.9
|特性=しめりけ
|特性2=ちょすい
|かくれ特性=あめふらし
}}
[[ニョロゾ]]の進化形。[[カエル|蛙]]のような形をしたポケモンだが同じ蛙系のポケモンである[[ガマゲロゲ]]と違い体の色は緑色である。もともとは内臓の透けたものであった腹部の[[渦巻き]]は、体の模様としてわずかに残るのみとなった。ニョロトノが3匹以上集まると合唱がはじまるという。[[ニョロモ]]やニョロゾの群れを統べ、頭の巻き毛がよく巻かれているほど尊敬されるらしい。長い舌を素早く伸ばし捕食する。
 
ニョロゾに「おうじゃのしるし」を持たせて通信交換するとニョロトノに進化する。トレーナーでは『ブラック2・ホワイト2』でNが春に使用する。
 
TVアニメ版では[[カスミ (アニメポケットモンスター)|カスミ]]のポケモンとして登場。『[[ポケットモンスター ダイヤモンド&パール|ダイヤモンド&パール]]』では、[[オーキド・ユキナリ|オーキド博士]]が踏み込んで行った底なし沼に野生のニョロトノが生息しており、サトシら一行の行く手を阻んだことがある。
 
[[スマートフォン]]用アプリ「[[Pokémon GO]]」ではニョロゾに進化アイテム「おうじゃのしるし」を使って進化させるとニョロトノになる。
 
既存のポケモンの中で初めて別系統の進化が示唆されたポケモン。『[[ポケットモンスター 赤・緑|赤・緑・青]]』の公式攻略本のインタビューで[[田尻智]]は「[[ニョロボン]]に進化してもおたまポケモンのままであるが、次回作ではかえるポケモンに進化するようになる」という趣旨の発言をしている。ゲーム本編中でも、少女がニョロモはカエルになるのかという疑問を抱いている。
 
== ハネッコ ==
{{ポケモン情報4
|ポケモン名=ハネッコ
|No=187
|進化後=[[ポポッコ]]
|分類=わたくさポケモン
|タイプ=くさ
|タイプ2=ひこう
|高さ=0.4
|重さ=0.5
|特性=ようりょくそ
|特性2=リーフガード
|かくれ特性=すりぬけ
}}
ピンク色の[[根菜]]のような姿をしたポケモン。ネコの耳と尻尾のような突起を持つ。体が極めて軽いため飛ばされやすく、そよ風程度でよくふわふわと空に浮かんでいる。当のハネッコたちはあまり飛ばされたくないらしく、しっかり地面を踏みしめ仲間同士寄り合っているが、結局強風にはなすすべがない。
 
TVアニメ版では第138話に登場して以降、時折空に浮かぶ姿が見られる。『[[ポケットモンスター アドバンスジェネレーション|アドバンスジェネレーション]]』ではコイキング売りの親父が、[[チリーン]]に見せかけたハネッコを[[コジロウ (アニメポケットモンスター)|コジロウ]]に売りつけたことがある。
 
== ポポッコ ==
{{ポケモン情報4
|ポケモン名=ポポッコ
|No=188
|進化前=[[ハネッコ]]
|進化後=[[ワタッコ]]
|分類=わたくさポケモン
|タイプ=くさ
|タイプ2=ひこう
|高さ=0.6
|重さ=1.0
|特性=ようりょくそ
|特性2=リーフガード
|かくれ特性=すりぬけ
}}
[[ハネッコ]]の進化形。頭上には黄色い花が咲いている。花は気温18℃を超えないと開花せず、雨に見舞われると再び閉じてしまう。ちなみに飛ばされているだけのハネッコとは違い、より多くの太陽光を浴びるために進んで空に浮かぶらしい。
 
TVアニメ版では第179話で初登場。それ以降、時折空に浮かぶ姿が見られる。
 
== ワタッコ ==
{{ポケモン情報4
|ポケモン名=ワタッコ
|No=189
|進化前=[[ポポッコ]]
|分類=わたくさポケモン
|タイプ=くさ
|タイプ2=ひこう
|高さ=0.8
|重さ=3.0
|特性=ようりょくそ
|特性2=リーフガード
|かくれ特性=すりぬけ
}}
[[ポポッコ]]の進化形。青くて丸い体に、[[タンポポ]]のような[[冠毛|綿毛]]が頭部と両手の部分に付いている。また、小さく分かりづらいが、[[尾|尻尾]]も持つ。[[モンスーン|季節風]]に乗って世界を一回りし、子孫を残すという。
 
『金・銀・クリスタル』と『ハートゴールド・ソウルシルバー』(初戦)ではタマムシシティジムリーダーのエリカ、『X・Y』ではヒヨクシティジムリーダーのフクジが共に先鋒ポケモンとして使用する。
 
== エイパム ==
{{ポケモン情報4
|ポケモン名=エイパム
|No=190
|進化後=[[エテボース]]
|分類=おながポケモン
|タイプ=ノーマル
|高さ=0.8
|重さ=11.5
|特性=にげあし
|特性2=ものひろい
|かくれ特性=スキルリンク
}}
[[サル]]を連想させるポケモン。[[尻尾]]の先が掌のようになっており、これを巧みに使うことで、木から木へ飛び移ったり木の上でぶら下がったりすることができる。その反面、本物の手は不器用になった。
 
『[[ポケットモンスター 金・銀|金・銀]]』で初登場。同作では特定の木に「ずつき」をするとたまに落ちてくる。『[[ポケットモンスター ダイヤモンド・パール|ダイヤモンド・パール]]』では甘い香りのする木に甘いミツを塗ると集まってくる。「ダブルアタック」を覚えた状態でレベルアップするとエテボースに進化する。
 
TVアニメ版では第168話に野生のポケモンとして初登場。また、『[[ポケットモンスター アドバンスジェネレーション]]』終盤からは[[サトシ (アニメポケットモンスター)|サトシ]]のポケモンとして登場し、[[ポケットモンスター ダイヤモンド&パール|DP]]中盤で[[ヒカリ (アニメポケットモンスター)|ヒカリ]]のポケモンとなる。
 
== ヒマナッツ ==
{{ポケモン情報4
|ポケモン名=ヒマナッツ
|No=191
|進化後=[[キマワリ (ポケモン)|キマワリ]]
|分類=たねポケモン
|タイプ=くさ
|高さ=0.3
|重さ=1.8
|特性=ようりょくそ
|特性2=サンパワー
|かくれ特性=はやおき
}}
[[ヒマワリ]]の種をモチーフとしたポケモン。体色は実際のヒマワリの種よりも強い黄色をしており、頭頂部からは双葉が生えている。非常にひ弱な存在であり、[[オニスズメ]]等に襲われると頭の葉を激しく振り回して追い返すのがやっとだという。進化に備えて栄養分を蓄えており、普段はほとんど動かずに葉の裏に溜まった朝露を飲んで生活する。なぜか突然空から降ってくることがあるらしい。
 
TVアニメ版では第188話に[[フリーザー (ポケモン)|フリーザー]]の冷気によって氷漬けとなったヒマナッツが登場する。[[サトシ (アニメポケットモンスター)|サトシ]]が虫取り大会の優勝商品として手に入れた「たいようのいし」によってキマワリに進化し、仲間のキマワリの群れを呼び寄せる。
 
== キマワリ ==
{{ポケモン情報4
|ポケモン名=キマワリ
|No=192
|進化前=[[ヒマナッツ]]
|分類=たいようポケモン
|タイプ=くさ
|高さ=0.8
|重さ=8.5
|特性=ようりょくそ
|特性2=サンパワー
|かくれ特性=はやおき
}}
[[ヒマナッツ]]の進化形。[[ヒマワリ]]の顔の[[フラワーロック]]のような姿をしたポケモン。[[太陽]]が出ている昼間は活発に動き回るが、夜が近づくと花びらを閉じて動かなくなる。太陽光線をエネルギーに変え、栄養を作り出している。
 
『[[ポケットモンスター 金・銀|金・銀]]』より登場。ヒマナッツに「たいようのいし」を使用することで進化する。
 
TVアニメ版では第136話に登場。[[サトシ (アニメポケットモンスター)|サトシ]]達が立ち寄った街、ソーラータウンでは年に一度、自慢のキマワリを披露する「キマワリコンテスト」が行われる。[[ロケット団 (アニメポケットモンスター)|ロケット団]]の[[ニャース (ロケット団のポケモン)|ニャース]]もキマワリに変装して出場する。ニャースはこの変装を気に入ったようで、『[[ポケットモンスター ダイヤモンド&パール|ダイヤモンド&パール]]』でも何度かキマワリになりすましている。
 
[[スマートフォン]]用アプリ「[[Pokémon GO]]」ではヒマナッツに進化アイテム「たいようのいし」を使って進化させるとキマワリになる。
 
== ヤンヤンマ ==
{{ポケモン情報4
|ポケモン名=ヤンヤンマ
|No=193
|進化後=[[ポケモンの一覧 (441-493)#メガヤンマ|メガヤンマ]]
|分類=うすばねポケモン
|タイプ=むし
|タイプ2=ひこう
|高さ=1.2
|重さ=38.0
|特性=かそく
|特性2=ふくがん
|かくれ特性=おみとおし
}}
[[トンボ]]に似たポケモン。目玉を動かさずに360[[度 (角度)|°]]見渡すことが出来る。また羽を高速で羽ばたかせると、[[窓ガラス]]が割れるほどの[[衝撃波]]を出すことが出来る。
 
初登場となる『[[ポケットモンスター 金・銀|金・銀・クリスタル]]』では35番道路に低確率で出現する。ときおり大量発生し、出現率が高まる。『[[ポケットモンスター ダイヤモンド・パール|ダイヤモンド・パール]]』では新たに進化形の[[メガヤンマ]]が登場した。「げんしのちから」を覚えた状態でレベルアップさせることで進化する。
 
TVアニメ版では『[[ポケットモンスター ダイヤモンド&パール|ダイヤモンド&パール]]』に人の頭に乗ることが好きなヤンヤンマが登場。ポケモントレーナーとして旅に出たばかりの少年・タイセイが初めて触れた野生のポケモンであり、ゲットしようと狙っていたが、[[ロケット団 (アニメポケットモンスター)|ロケット団]]の[[ムサシ (アニメポケットモンスター)|ムサシ]]に横取りされてしまう。
 
== ウパー ==
{{ポケモン情報4
|ポケモン名=ウパー
|No=194
|進化後=[[ヌオー]]
|分類=みずうおポケモン
|タイプ=みず
|タイプ2=じめん
|高さ=0.4
|重さ=8.5
|特性=しめりけ
|特性2=ちょすい
|かくれ特性=てんねん
}}
[[ウーパールーパー]]のような姿をしたポケモン。水中で生活しているが、陸上生活も可能。鰓は首の横から飛び出ている。皮膚が乾燥すると死んでしまうため、身体は粘膜で覆われている。粘膜は有毒で、素手で触るとピリピリと痛む。
 
== ヌオー ==
{{ポケモン情報4
|ポケモン名=ヌオー
|No=195
|進化前=[[ウパー]]
|分類=みずうおポケモン
|タイプ=みず
|タイプ2=じめん
|高さ=1.4
|重さ=75.0
|特性=しめりけ
|特性2=ちょすい
|かくれ特性=てんねん
}}
[[ウパー]]の進化形。[[サンショウウオ]]のような姿をしたポケモンで耳の触角がなくなり、新たに腕が生える。体色はウパー同様[[水色]]。背中には紫色のヒレ状の器官を持つ。川を泳いでいる時に川底の岩や船底に頭をよくぶつけるという。♂の方が背びれが長い。
 
『[[ポケットモンスター ダイヤモンド・パール|ダイヤモンド・パール・プラチナ]]』ではノモセジムリーダーのマキシが使用し、(ダイヤ・パール限定で)四天王のキクノも使ってくる。
 
TVアニメ版では第128話に初登場。この話のヌオーは丸い物を好んでおり、町中の丸い物を持ち去っていく。[[サトシ (アニメポケットモンスター)|サトシ]]も大事なGSボールを奪われた。『[[ポケットモンスター ダイヤモンド&パール|ダイヤモンド&パール]]』では[[ジムリーダー (アニメポケットモンスター)|ジムリーダー]]・マキシの手持ちポケモンとして登場。
 
== エーフィ ==
{{ポケモン情報4
|ポケモン名=エーフィ
|No=196
|進化前=[[イーブイ]]
|分類=たいようポケモン
|タイプ=エスパー
|高さ=0.9
|重さ=26.5
|特性=シンクロ
|かくれ特性=マジックミラー
}}
[[イーブイ]]の進化形の1つで、タイプはエスパー。細くしなやかな体躯に二又に分かれた尾を持つなど、どことなく[[猫又]]を連想させる。[[朝日]]の力を持つ。額には赤い玉がついており、サイコパワーを使う時に光り輝く。全身の体毛は[[ビロード]]のごとき艶と肌触りを持ち、空気の流れを感じ取り、相手の行動を先読みしたり[[天気]]を当てたりすることができる。また、相手の行動を予知する時、尻尾の先は微妙に揺れている。認めたトレーナーには極めて忠実で、主人を守るために危険予知能力を駆使する。
 
イーブイがなつき度最高の状態で、特定の時間(『[[ポケットモンスター 金・銀|金・銀・クリスタル]]』及び『[[ポケットモンスター ダイヤモンド・パール|ダイヤモンド・パール]]』以降ならば朝昼、『[[ポケットモンスター ルビー・サファイア|ルビー・サファイア・エメラルド]]』ならば午後)にレベルアップさせると進化する。時計機能のないバージョン(『[[ポケットモンスター ファイアレッド・リーフグリーン|ファイアレッド・リーフグリーン]]』など)ではエーフィに進化させることはできない。
 
『[[ポケットモンスター 金・銀|金・銀・クリスタル]]』では、エンジュシティに登場するまいこはんの1人や、ヤマブキジムリーダーのナツメ、シロガネ山に登場する『[[ポケットモンスター 赤・緑|赤・緑]]』の主人公・レッド(『[[ポケットモンスター ハートゴールド・ソウルシルバー|ハートゴールド・ソウルシルバー]]』ではラプラスに差し替えられている)が使用する。『[[ポケットモンスター ダイヤモンド・パール|プラチナ]]』では、四天王ゴヨウも使用している。
 
TVアニメ版ではエンジュ五姉妹のサクラが[[サトシ (アニメポケットモンスター)|サトシ]]達と再会した時、イーブイから進化していた。『[[ポケットモンスター アドバンスジェネレーション|アドバンスジェネレーション]]』のバトルフロンティア編では、カントーでポケモンコンテスト司会を務めるリリアンが所持している。また、フロンティアブレーン・リラも使用している。『[[ポケットモンスター ベストウイッシュ|ベストウイッシュ シーズン2]]』では、イーブイレスキュー隊と名乗るトレーナー・バージルの手持ちとして、[[イーブイ]]を含めた進化系全てと揃って登場。声優は[[五十嵐裕美]]。
 
[[スマートフォン]]用アプリ「[[Pokémon GO]]」では進化元のイーブイを相棒ポケモンに指名して10km歩き、相棒から外さずに昼の時間帯に進化させるとエーフィになる。
 
== ブラッキー ==
{{ポケモン情報4
|ポケモン名=ブラッキー
|No=197
|進化前=[[イーブイ]]
|分類=げっこうポケモン
|タイプ=あく
|高さ=1.0
|重さ=27.0
|特性=シンクロ
|かくれ特性=せいしんりょく
}}
[[イーブイ]]の進化形の一つで、あくタイプに変化したもの。[[月の光|月光]]の波動を受けて[[突然変異]]・進化したものとされる。[[クロヒョウ]]のような体型と、ラグビーボールを細長くしたような形状の耳、耳とまったく同じ形状のしっぽをもつ。[[黒|漆黒]]の体色で、身体のあちこちに黄色い輪の模様があり、月光を浴びるとこの部位が発光する。発光させる目的は諸説あり、威嚇や不思議な力の覚醒のほか、獲物を襲う際に光るという説がある。瞳が小さく、また瞳の部分が赤い。全身の毛穴から[[毒|毒素]]の混じった汗を噴き出して身を守る。夜の闇に潜み、獲物を奇襲で狙う。
 
『[[ポケットモンスター 金・銀|金・銀]]』から登場。[[イーブイ]]が一定以上になついた状態で、特定の時間帯(『金・銀・クリスタル』及び『[[ポケットモンスター ダイヤモンド・パール|ダイヤモンド・パール]]』以降では夜、『[[ポケットモンスター ルビー・サファイア|ルビー・サファイア・エメラルド]]』では午前中)にレベルアップさせるとブラッキーに進化する。時計機能のないバージョン(『[[ポケットモンスター ファイアレッド・リーフグリーン|ファイアレッド・リーフグリーン]]』等)ではブラッキーに進化させることはできない。
 
『金・銀・クリスタル』では四天王のカリンが手持ちポケモンの1番手として使用して、『[[ポケモンスタジアム#ポケモンスタジアム金銀|ポケモンスタジアム金銀]]』の「ジムリーダーのしろ」でも使用、リメイク版『[[ポケットモンスター ハートゴールド・ソウルシルバー|ハートゴールド・ソウルシルバー]]』では強化後のカリンのブラッキーが手持ちの中で最高レベルであるなど、カリンのシンボル的な存在となっている。『エメラルド』ではフロンティアブレーンのコゴミが使用する。
 
TVアニメ版では[[オーキド・シゲル|シゲル]]の手持ちポケモンとして登場。またエンジュ五姉妹の一人・タマオも使用している。ヒカリの母・アヤコも手持ちに加えている。『[[ポケットモンスター ベストウイッシュ|ポケットモンスター ベストウイッシュシーズン2]]』では、イーブイレスキュー隊と名乗るトレーナー・バージルの手持ちとして、[[イーブイ]]を含めた進化系全てと揃って登場する。バージルにとって特に思い入れがあるイーブイだったらしく、ブラッキーにだけ回想が当てられている。声優は[[荒井聡太]]。
 
[[スマートフォン]]用アプリ「[[Pokémon GO]]」では進化元のイーブイを相棒ポケモンに指名して10km歩き、相棒から外さずに夜の時間帯に進化させるとブラッキーになる。また、本編ではどの世代でもレベルアップでは覚えられない「イカサマ」を覚えたブラッキーもいる。
 
== ヤミカラス ==
{{ポケモン情報4
|ポケモン名=ヤミカラス
|No=198
|進化後=[[ドンカラス]]
|分類=くらやみポケモン
|タイプ=あく
|タイプ2=ひこう
|高さ=0.5
|重さ=2.1
|特性=ふみん
|特性2=きょううん
|かくれ特性=いたずらごころ
}}
[[カラス]]に似たポケモン。[[魔法使い]]の三角帽子に似た頭部と[[ホウキ]]に似た尾を持つ。不吉の前兆とされ、人間を[[森林|森]]に誘い込んでさんざん迷わせるなどありがたくないポケモンとしての扱いを受けているようである。光るものを集める習性があり、それで巣をデコレーションしている。
 
『[[ポケットモンスター ダイヤモンド・パール|ダイヤモンド・パール]]』からは進化形のドンカラスが新たに登場している。『X・Y』のスカイバトルにはヤミカラスのままでは参加出来ないが、ドンカラスになれば参加できるようになる。
 
ブラッキーと同様、『金・銀・クリスタル』と『ハートゴールド・ソウルシルバー』(初戦)で四天王のカリンが使用する。『ダイヤモンド・パール・プラチナ』ではギンガ団のボス・アカギが繰り出してくる。(再戦では両者共に、ドンカラスに進化する)
 
TVアニメ版では第185話に登場。イタズラ者の3羽のヤミカラスが、サトシからジムバッジを盗んで困らせた。[[声優]]は[[石野竜三]]、[[坂口候一]]、[[小西克幸]]が担当。また、『[[ポケットモンスター ダイヤモンド&パール|ダイヤモンド&パール]]』では[[シンジ (アニメポケットモンスター)|シンジ]]の手持ちポケモンとして登場。
 
== ヤドキング ==
{{ポケモン情報4
|ポケモン名=ヤドキング
|No=199
|進化前=[[ヤドン]]
|分類=おうじゃポケモン
|タイプ=みず
|タイプ2=エスパー
|高さ=2.0
|重さ=79.5
|特性=どんかん
|特性2=マイペース
|かくれ特性=さいせいりょく
}}
[[ヤドン]]の進化形。ヤドンの頭に[[競艇]]の[[ターンマーク]]のような貝殻の[[シェルダー]]が噛みついた姿である(シェルダーが尻尾に噛みついた場合は[[ヤドラン]]に進化する)。ヤドキングの後頭部側にシェルダーの顔が確認できることから、貝殻ではなくあくまで生きたシェルダーであることが分かる。シェルダーに噛みつかれて毒素で刺激された結果、天才的な頭脳を手に入れた。基本的に哲学肌で、一日中思索にふけることもしばしば。しかしシェルダーが外れると元のヤドンに戻るとともに、考えていたことも全て忘れてしまうらしい。
 
ヤドンにアイテム「おうじゃのしるし」を持たせ通信交換することで進化する。
 
『[[ポケットモンスター 金・銀|金・銀]]』初出のポケモンの中では、[[ホウオウ]]、[[デンリュウ]]、[[ドンファン (ポケモン)|ドンファン]]などとともに、比較的早くに公開されたポケモンの一つ。『[[ポケットモンスター 赤・緑|赤・緑]]』の時代から、『[[月刊コロコロコミック]]』などで、[[ホウオウ]]、[[デンリュウ]]と共にデザイン画のみ公開されており、「ポケモン2に出るポケモン」といった形で紹介されていた。当時は「[[ヤドラン]]の進化系ポケモン!?」と推測されていた。
 
トレーナーでは『ブラック2・ホワイト2』のサンヨウシティの3兄弟のコーンや、『X・Y』のヒャッコクシティジムリーダーのゴジカが使用する。
 
上述のように露出が早かったこともあり、『金・銀』発売前に公開された劇場版『[[劇場版ポケットモンスター 幻のポケモン ルギア爆誕|幻のポケモン ルギア爆誕]]』にも登場している。非常に知能が高いようで、人の言葉を話し、古代文字も容易く読み解いていた。担当[[声優]]は[[ダウンタウン (お笑いコンビ)|ダウンタウン]]の[[浜田雅功]]。
 
TVアニメ版では第261話にも登場。ヤドンの住む泉が涸れかけた時に、一匹の特別なヤドンが現れ、ヤドキングに進化し、ヤドンたちを理想郷に導くという伝説のある泉が涸れかけており、この泉を研究していた考古学者の持つヤドン・「アーサー」が進化。ねんりきで滝を割り、伝説どおりヤドンたちを理想郷へと導いた。
 
[[スマートフォン]]用アプリ「[[Pokémon GO]]」ではヤドンに進化アイテム「おうじゃのしるし」を使って進化させるとヤドキングになる。
 
== ムウマ ==
{{ポケモン情報4
|ポケモン名=ムウマ
|No=200
|進化後=[[ムウマージ]]
|分類=よなきポケモン
|タイプ=ゴースト
|高さ=0.7
|重さ=1.0
|特性=ふゆう
}}
[[幽霊]]のような姿をしたポケモンで、[[洞窟]]の奥や[[墓場]]などの薄暗い場所に現れる。人間の泣き叫ぶような声を出すとされる。いたずらが好きで人間にちょっかいをかけては怖がらせて喜び、その怖がる心を赤い玉に集めて[[ネックレス]]の様にし、栄養にして生きているらしい。怖がる心を吸い取られた人は別段何ともならないと、公式に設定されている<ref>[http://www.pokemon.jp/special/kowapoke/mania/ オカルトマニアに聞く!―ホントは怖いポケモンばかり!?―] ポケモンだいすきクラブ(2017年8月24日閲覧)</ref>。<br>
『[[ポケットモンスター ダイヤモンド・パール|ダイヤモンド・パール]]』からは進化形に[[ムウマージ]]が登場しており「やみのいし」を使う事で進化する。
 
TVアニメ版では『[[ポケットモンスタークリスタル ライコウ雷の伝説|ライコウ 雷の伝説]]』にてマリナのポケモンとして登場。[[声優]]は[[柚木涼香]]。『[[ポケットモンスター アドバンスジェネレーション|アドバンスジェネレーション]]』ではホウエンリーグで[[サトシ (アニメポケットモンスター)|サトシ]]の対戦相手のカエデが繰り出し、「みちづれ」を使って[[オニゴーリ]]を道連れにした。『[[ポケットモンスター ダイヤモンド&パール|ダイヤモンド&パール]]』では[[ノゾミ (アニメポケットモンスター)|ノゾミ]]のポケモンとして登場。
 
== アンノーン ==
{{ポケモン情報4
|ポケモン名=アンノーン
|No=201
|分類=シンボルポケモン
|タイプ=エスパー
|高さ=0.5
|重さ=5.0
|特性=ふゆう
}}
文字状の体を持つポケモン。[[ラテン文字|ラテン・アルファベット]]などを模した様々な形のアンノーンが存在し、1つの丸い大きな目玉から、手足とも角ともつかない棒状のものを何本か枝のように生やしており、身体全体で文字を表している。ポケモンの中では最も薄く、常に壁などに張り付いている。非常に謎が多いポケモンで、地理的に大きく離れている複数の[[遺跡]]から、アンノーンに酷似した文字が書かれた壁面がいくつも発見されている。アンノーン28種にはそれぞれ対応した文字があるが、もともとアンノーンが存在しそれを模して文字が作られたのか、あるいは文字ができてからアンノーンが誕生したのかはいまだ謎に包まれており[[世界七不思議]]の一つにまで数えられているという。
 
『[[ポケットモンスター 金・銀|金・銀]]』で初登場。当初は「A」から「Z」の26種のみだったが、『[[ポケットモンスター ファイアレッド・リーフグリーン|ファイアレッド・リーフグリーン]]』からは「!」と「?」が加わり計28種になった<ref group="注釈">「!」「?」の2種は他と表情が異なり、目玉の上半分が黒いまぶたのような物で覆われている。</ref>。
 
『金・銀・クリスタル』、『[[ポケットモンスター ハートゴールド・ソウルシルバー|ハートゴールド・ソウルシルバー]]』では「アルフのいせき」の石板のパズルを解くことで、遺跡の石室の内部に出現するようになる。ポケギアのラジオの項目で「?????」のところにチューンを合わせると怪しげな音楽が流れ、エンカウント率が上昇する。『金・銀』当時はこの音楽の正体は不明だったが、『ハートゴールド・ソウルシルバー』では遺跡の研究者によって正体が解明され、アンノーンたちが意思通達に用いる信号(アンノーンは電波でコミュニケーションを取る)をラジオが受信したものであるとされた。『クリスタル』ではオープニングにアンノーンが登場するほか、パズル部屋の奥に隠し部屋が追加されている。壁に書かれているアンノーン文字をヒントに特定のアクションを起こすと、入口を開くことができる。
 
[[ポケモン図鑑]]には最初に発見した形が記録される。また図鑑にテキストが載るのは初めて捕獲してからであるが、このとき最初に発見した形と最初に捕まえた形が異なっていても、最初に遭遇した形の方が図鑑に記載される。『[[ポケットモンスター ブラック・ホワイト|ブラック・ホワイト]]』では図鑑の機能向上により、発見した中で任意の姿を表示させることができる。
 
『金・銀・クリスタル』ではアンノーンを3種類捕まえると、全26種類(『金・銀』当時)のアンノーンの姿を記録できる「アンノーンずかん」を遺跡の研究室で貰うことができ、26種類全てを登録すると[[ポケットプリンタ]]でイラストを出力することが可能になる。アンノーンずかんには「A」から「Z」の全ての形に、解説文に相当するものとしてそれぞれの文字から始まる英単語が記載されている。なお、ABC順ではなく捕まえた順番で載っていく。『ハートゴールド・ソウルシルバー』では、「アンノーンずかん」に代わって「アンノーンノート」という道具がもらえるようになった。
 
アルフの遺跡以外では『[[ポケットモンスター ファイアレッド・リーフグリーン|ファイアレッド・リーフグリーン]]』に登場する「アスカナのせきしつ」に、『[[ポケットモンスター ダイヤモンド・パール|ダイヤモンド・パール]]』に登場する「ズイのいせき」に出現する。
 
タマゴが発見されていないことから「ウルトラビースト」との関連が示唆されている<ref>[http://www.pokemon.jp/special/mystery/file/04.htmll ポケモン四大ミステリー- ポケモンミステリーファイル]</ref>。
 
TVアニメ版および劇場版では「生物の心を読み取り願いを具現化させる力を持つ」設定が加えられている。TVアニメ版では第264話に登場し、[[ヨーギラス]]の心の傷を読み取って異空間を生成し、[[サトシ (アニメポケットモンスター)|サトシ]]達にヨーギラスの[[卵]]時代での出来事を見せた。『[[ポケットモンスター ダイヤモンド&パール|ダイヤモンド&パール]]』第60話にも登場し、ギンガ団の野望により暴走した。
 
劇場版では2000年公開の『[[劇場版ポケットモンスター 結晶塔の帝王 ENTEI|結晶塔の帝王 ENTEI]]』に登場。人の思いを読み取り、実体化させる不思議な力を持つ。願いをかなえ続けるも、願いの主がサトシに説得され、願いを止めようとすると暴走。世界を結晶に覆いつくそうとした。また、時空の狭間にも生息しているらしく、『[[劇場版ポケットモンスター ダイヤモンド&パール ディアルガVSパルキアVSダークライ|ディアルガVSパルキアVSダークライ]]』にも登場し、時空の狭間での[[ディアルガ]]と[[パルキア]]の戦闘の余波で吹き飛ばされている。
 
== 脚注 ==
=== 注釈 ===
<references group="注釈" />
=== 出典 ===
<references/>
 
{{ポケットモンスター|世界観}}
[[Category:ポケモン一覧|2<!--第2世代-->]]