2018年8月2日 (木) 01:33時点における版編集 Slipcoped (会話 \| 投稿記録) 2,734 回編集 →‎漫画: clean up using AWB ← 古い編集		2018年8月21日 (火) 07:36時点における版編集取り消し Mio0908 (会話 \| 投稿記録) 拡張承認された利用者 2,601 回編集校正新しい編集 →
1行目: {{基礎情報書籍 \| title = 少女 \| orig_title = \| image = \| image_size = \| image_caption = \| author = [[湊かなえ]] \| translator = \| illustrator = \| published = [[2009年]][[1月20日]] \| publisher = [[早川書房]] \| genre = \| country = {{JPN}} \| language = [[日本語]] \| type = [[四六判]] \| pages = 279 \| preceded_by = \| followed_by = \| website = \| id = ISBN 978-4-575-23628-6 }} 『'''少女'''』（しょうじょ）は、[[湊かなえ]]による[[日本]]の[[小説]]。『[[告白 (湊かなえ)\|告白]]』に次ぐ著者の第2作目にして書き下ろし作品。『告白』に比べ台詞が多く、ユーモラスな箇所とブラックな箇所が混在している。基本的に由紀視点、敦子視点のエピソードが交代で書かれている。本作は「由紀と敦子のヒューマンドラマ」で、ミステリー要素は少ないと思われるが、最後の最後で衝撃的な事実が判明することから「ヒューマンミステリー」と位置づけられる。本作は「由紀と敦子のヒューマンドラマ」で、ミステリー要素は少ないと思われるが、最後の最後で衝撃的な事実が判明することから「ヒューマンミステリー」と位置づけられる。 2010年、『告白』同様に漫画版が製作されている。 35 ⟶ 34行目: == 登場人物 == === 主要人物 === ; 桜井由紀 : 桜川高等学校2年の女子高生。ニヒルで冷静な性格で、親友の敦子からは何を考えているか分からないと思われている。[[認知症]]の祖母を両親と共に[[介護]]していた。一つ年上の牧瀬と交際している。 : 敦子をモデルに書いた小説を、元担任に盗作される。ある事情から左手が不自由になり、握力が3㎏3kgしかない。 ; 草野敦子 : 桜川高等学校2年の女子高生。天真爛漫で、少々[[場の空気\|空気]]が読めない性格。 : 元剣道部で、有名私立への推薦も決まっていたが、中学最後の県大会で2勝2敗のところを惜敗して以来、[[学校裏サイト]]に自分の悪口が書かれていないか見に行くのが日課になっている。 : 過度の[[不安障害\|不安症]]で、神経質でもあり、[[過呼吸]]で倒れることがある。 ; おっさん : 本名は「高雄孝夫」。敦子には「おっさん」と呼ばれている。 : [[特別養護老人ホーム]]、シルバーシャトーに勤務する中肉中背の中年男性。敦子曰く、外国の映画に出てきそうな日本人代表。 : 必要最低限のことしか喋らず、地面ばかり見ていて暗い性格。文学愛好家で、バツイチ。 ; 田中昴 : S大学付属病院の小児病棟に入院している小学5年生。 : 「[[タッキー&翼\|タッチー&昴]]」と、[[マイフレンドフォーエバー]]で声優を務めたアイドルに重ねられている。か細く、綺麗な顔をした男の子。タッチーから手術の成功率が7％7%と教えられ、由紀の目的の対象となる。 ; タッチー（肉まん） :「[[タッキー&翼\|タッチー＆&昴]]」のタッチー。由紀からは、その風貌から肉まんと呼ばれる。 : 太一からタッチーとされているが…。 : 昴の手術前に、両親が離婚してから会っていない父親と会わせてあげたいと由紀に懇願する。 === その他の人物 === ; 紫織 : 2年に黎明館高校から桜川に編入してきた転校生。親友の死を由紀と敦子に語る。 ; 小倉 : 由紀と敦子の元担任の国語教師。本職は作家と自称している。由紀の作品、「ヨルの綱渡り」を盗作して、新人文学賞を受賞する。作家活動に専念するため退職するが、「事故」により死亡。黎明館の女生徒と交際していた。 ; 牧瀬 : このあたりで一番偏差値の高い男子校に通う、由紀の交際相手。 : 電車のホームで投身自殺を目撃して以来、由紀たちと同じように死を目の当たりにしたいと思っている。 : 高三3の夏に数Ⅰ基礎をやっているなどあまり成績はよ良くなく、会話の内容も程度が低いため、調子のいいバカと思われている。 : 実際は、[[精神病質\|サイコパス]]的な凶暴さや反社会的性格を持っている。 ; 大沼さん : シルバーシャトーの介護スタッフ。リーダーで、ボランティアの敦子の指導を担い、高雄と一緒に仕事をするように命じる。敦子曰く、30代半ばできりっとしたおばさん。 ; 小沢さん : シルバーシャトーの介護スタッフ。敦子曰く、40代くらいのおばさん。 ; 由紀の祖母 : 姓は水森。認知症でシルバーシャトーに入居している。由紀のことを「フジオカ」と呼ぶ。 ; 岡田さん : 読み聞かせボランティア団体「小鳩会」の代表。厚化粧に重そうな体、赤い口紅をべっとりと塗り、おばさん臭を漂わせている。聞いたことのない宗派の「アーメン系」。 : [[赤ずきん]]や[[さるかに合戦]]の残酷な結末をハッピーエンドに脚色する。 ; 三条 : 三条ホームの社員。由紀が昴の父親を探す際に展示場に夜8時に来ることを条件に情報を提供すると言う中年男性。 ; 星羅 : 黎明館高校の生徒で、紫織の親友。別の学校の教師と交際しているのを、裏サイトに書かれ槍玉にあげられ、自殺する。 == 刊行情報 == {{節~~stub~~スタブ}} == 漫画 == [[岩下慶子]]の作画により『[[デザート (雑誌)\|デザート]]』（[[講談社]]）系列の雑誌にてコミカライズされた。[[2016年]]には[[実写映画]]化に合わせて新装版が刊行された。 * [[湊かなえ]]（原作）・岩下慶子（漫画）『少女』講談社〈[[講談社コミックス\|KC]]デラックス〉2010年1月22日発売、全1巻、ISBN 978-4-06-375878-8<ref>{{Cite web\|publisher=講談社コミックプラス\|url=http://kc.kodansha.co.jp/product?item=0000044650\|title=少女\|accessdate=2018-07-20}}</ref> * 湊かなえ（原作）・岩下慶子（漫画）『少女新装版』講談社〈KCデラックス〉2016年8月12日発売、全1巻、ISBN 978-4-06-393044-3<ref>{{Cite web\|publisher=講談社コミックプラス\|url=http://kc.kodansha.co.jp/product?item=0000048037\|title=少女新装版\|accessdate=2018-07-20}}</ref> 89 ⟶ 87行目: == 映画 == {{Infobox Film \| 作品名 = 少女 \| 原題 = \| 画像 = \| 画像サイズ = \| 画像解説 = \| 監督 = [[三島有紀子]] \| 脚本 = [[松井香奈]]<br />三島有紀子 \| 原案 = \| 原作 = [[湊かなえ]] \| 製作 = \| 製作総指揮 = \| ナレーター = \| 出演者 = [[本田翼]]<br />[[山本美月]]<br />[[真剣佑]]<br />[[稲垣吾郎]] \| 音楽 = \| 主題歌 = [[GLIM SPANKY]]「闇に目を凝らせば」 \| 撮影 = \| 編集 = \| 制作会社 = \| 製作会社 = 『少女』製作委員会 \| 配給 = [[東映]] \| 公開 = {{flagicon\|JPN}}2016年10月8日 \| 上映時間 = \| 製作国 = {{JPN}} \| 言語 = 日本語 \| 製作費 = \| 興行収入 = \| 前作 = \| 次作 = }} 同名タイトルで、映画化作品が2016年10月8日公開。監督は[[三島有紀子]]<ref name=natary160105>{{~~cite~~Cite web\|url=http://natalie.mu/eiga/news/171408\|title=本田翼＆山本美月が共演、女子高生の死生観描く湊かなえの「少女」映画化\|publisher=映画ナタリー\|date=2016-01-05\|accessdate=2016-01-05}}</ref>。 === キャスト === 138 ⟶ 136行目: ; 敦子の母 : 演 - [[佐藤真弓]] : ; 敦子の父 : 演 - [[小嶋尚樹]] : ; 牧瀬光 : 演 - [[真剣佑]] 163 ⟶ 159行目: : 演 - [[銀粉蝶]] : 病院のスタッフ ; 昴（遠野昴）~~<ref> {{Cite web~~ : 演 - [[中村瑠輝人]]<ref>{{Cite web\|url =http://www.bluesky-pro.co.jp/profile/boys/NakamuraRukito/NakamuraRukito.html\|title= 中村瑠輝人｜ \| ブルースカイプロモーション\|accessdate=2018-04-04}}</ref> ~~: 演 - [[中村瑠輝人]]~~ : 小児病棟の入院患者 ; 太一（竹中太一）~~<ref> {{Cite web~~ : 演 - [[山田日向]]<ref>{{Cite web\|url =http://www.gurre.com/men/hinata_yamada/index.html\|title=山田日向｜Hinata Yamada｜GURRE MANAGEMENT｜ギュラマネージメント\|accessdate=2018-04-04}}</ref> ~~: 演 - [[山田日向]]~~ : 小児病棟の入院患者 ; 生徒 : 演 - [[石橋静河]]、[[土居志央梨]]、[[小林麗菜]]、[[浅野望]]、[[飯村未侑]]、[[水田萌木]]、[[小山莉奈]] : [[ヨーロッパの五月祭#ドイツ\|メイポールダンス]]を踊る生徒 === スタッフ === 179 ⟶ 173行目: * 監督 - [[三島有紀子]] * 脚本 - 松井香奈、三島有紀子 * 撮影 - [[月永雄太]] * 照明 - 斉藤徹 * 録音 - [[浦田和治]] * 編集 - [[加藤ひとみ]] * 美術 - 黒龍きみえ * 音楽 - [[平本正宏]] * 主題歌 - [[GLIM SPANKY]]「闇に目を凝らせば」<ref>{{cite news\|url=http://natalie.mu/music/news/193686\|title=GLIM SPANKY、湊かなえ原作映画「少女」に主題歌書き下ろし\|newspaper=音楽ナタリー\|date=2016-07-07\|accessdate=2016-07-07}}</ref> * 配給 - [[東映]] * 製作 - 「少女」製作委員会（東映、[[木下グループ]]、[[ポニーキャニオン]]、[[パルコ]]、[[ファインエンターテイメント]]、[[BS日本\|BS日テレ]]、[[双葉社]]、[[朝日新聞社]]、[[ユニバーサルミュージック (日本)\|ユニバーサルミュージック]]、[[日本出版販売]]、アルマックスジャパン） === ロケ地 === * [[豊橋市]]（[[桜丘中学校・高等学校 (愛知県)]] 他） * [[蒲郡市]]（[[蒲郡市民体育センター]]武道館・形原太陽の家他）など == 関連項目 ==▼ [[教育問題]]▼ [[学校裏サイト]]▼ [[ネットいじめ]]▼ [[介護]]▼ [[家庭内暴力]]▼ == 脚注 == {{脚注ヘルプ}} {{Reflist}} ▲== 関連項目 == ▲ [[教育問題]] ▲* [[学校裏サイト]] ▲* [[ネットいじめ]] ▲* [[介護]] ▲* [[家庭内暴力]] == 外部リンク == * [http://www.shoujo.jp/ 映画『少女』公式サイト]{{リンク切れ\|date=2018年4月}} {{~~lit~~Lit-stub}} {{Manga-stub}} {{~~movie~~Movie-stub}} {{DEFAULTSORT:しようしよ}} [[Category:湊かなえ]]

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