「元素の系統名」の版間の差分

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さざ波 (会話 | 投稿記録)
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|900||en<ref name="redbook_expeption"/>+nil+nilium||Ennilnilium||Enn||エン+ニル+ニリウム||エンニルニリウム
|}
[[2010年]]現在、発見されている最の[[原子番号]]は118番の[[オガネソン]]である。発見前であっても、発見するための実験や理論的な研究を報告するために未発見元素の系統名が用いられる。
 
電子軌道の観点からは、理論上存在可能な最大の元素は173番のウンセプトトリウム(Ust)という指摘もある<ref>[http://mw.nikkei.com/sp/#!/article/DGXZZO03402320Z00C16A6000000/ 水兵リーベ僕の船……113番元素は「ニホニウム」] 日本経済新聞 2016年6月9日</ref>。そのため、それ以降の元素を想定するのであれば通常の元素とは構造の異なるイオン性の原子核としての存在を仮定することになる。また、ここまでの元素を合成できるかどうかもまだ不明であり、永遠に発見されない架空の元素となる可能性もある。
 
=== かつて用いられていた系統名 ===
IUPACによる文書にある例示のうちかつて用いられていたが、正式名が決定した元素の系統名を以下に挙げる。今後は使用されず、過去の文献にのみ現れることになる。細かいことを言えば命名済みの元素も系統名で表現可能ではあるため、一般向けの書籍などで余談として<!--[[リチウム]]を系統名で表現すれば日本語では[[トリウム]]と同一であること(綴りは異なる)や、[[酸素]]を系統名で表わせばその元素記号はOであり実際の元素記号と一致することなどが -->語られる可能性はあるが、少なくとも1978年時点で命名が確定していた103番までの元素のうち101番元素から103番元素までについてもIUPACによる文書に系統名が記載されてはいる。