「豊山亮太」の版間の差分

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== 取り口 ==
基本的に突き押しを得意としており、左四つ力士や突き押し力士相手には体当たりからの突き押しでそのまま押し切る。右四つ力士と取る際には右のど輪と左[[おっつけ]]を駆使した四つ相撲を取り、左のおっつけを上手に変えることもある。組んでも取れるが本領は突き押しであり、親方衆からは突き押しに徹するように進言されている。その馬力の高さは同部屋の正代を凌ぐされており、新十両会見の際に[[時津海正博|時津風]]は「馬力は正代と違う。ぶつかり稽古でも、押す力は数段、小柳の方が強い。(正代とは)稽古場でも分が良すぎる」と笑った<ref>[http://www.nikkansports.com/battle/sumo/news/1716823.html 新十両の小柳「ホッとしたというか、うれしい」] 日刊スポーツ 2016年9月28日19時25分</ref>。引き技は得意ではなく、引いた相撲では決まって負けるため、2016年7月場所の4番相撲で若乃島に引いてしまって敗れた際には「(引くという)やっちゃいけないことをやった。そりゃ、負ける」と猛反省し「全然思っていないけど、今日の相撲がダサすぎる」とコメントした<ref name="dasa"/>。恵まれた体格をしているが腰高が弱点であり<ref name="yutakayama">『大相撲ジャーナル』2017年6月号26頁</ref>、低く入ってくる相手には「大学時代から苦手。じっくりじわじわ調理されちゃいます」と相性が悪い様子であり、2016年11月場所3日目の[[里山浩作|里山]]戦などでその弱点を突かれている<ref>[http://www.nikkansports.com/battle/sumo/news/1738638.html 新十両小柳が初黒星「うまい」ベテラン里山に脱帽] 日刊スポーツ 2016年11月15日20時37分</ref>。2017年3月場所後の座談会では錣山(元関脇・[[寺尾常史|寺尾]])から「ただ小柳は中途半端な相撲が多いです。なぜかと言うと、突き押しが一番いいのですが、四つに組んだり、外四つでも強引に攻めたりしています」と指摘されている一方で「外国出身力士の[[碧山]]とか[[栃ノ心]]にパワーで負けないのが小柳ですよ。それくらい小柳はパワーがあります」と高く評価されている<ref>『大相撲ジャーナル』2017年5月号19ページ</ref>。新入幕の2017年5月場所で大敗したことに関して武蔵川(元横綱・武蔵丸)は太り過ぎと体の硬さが原因であると指摘しており、立合いを磨くことと減量することを助言している<ref>『大相撲中継』2017年6月18日号11ページ</ref>。2017年7月場所前のコラムでは二子山(元大関・雅山)が「豊山の体形を見ると、本来押し相撲でしょう。それなのに自分から組みにいったりしては何の魅力もありません。それに少し体が固いような気がします」と話している<ref name="shodaicolumn">『大相撲ジャーナル』2017年8月号 p25</ref>。2017年11月場所前の座談会では舞の海や阿武松(元関脇・益荒雄)から相撲に迷いがあり攻めが遅い、股関節や膝が硬いと指摘されている<ref>『大相撲中継』2017年11月18日号 p23-24</ref>。2018年夏巡業後、豊山自身「立ち合いからの二の矢、三の矢がまだ上位の人に比べたら弱いので…」と欠点を認めている<ref name="jana20180911"/>。
 
== エピソード ==