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漫画雑誌『[[別冊少年マガジン]]』([[講談社]])にて、2012年10月号から2015年6月号まで連載された。単行本は全2巻。
 
『Half&half』本作は1996年に発表された瀬尾のデビュー短編『HALF&HALF』が原作で<ref>[https://natalie.mu/comic/news/76119 コミックナタリー|2012年9月7日公開]</ref>、『HALF&HALF』は2007年に一度、本人によるリメイクがされている<ref>『[[マガジンSPECIAL]]2007年No.6』掲載、『[[ラブレター〜瀬尾公治短編集〜]]』収載</ref>
瀬尾本人は、「読み切り、リメイク、連載と、この作品を描くのも3度目で、普通なら飽きそうなものだが、本作は『生と死』をテーマにした作品であり、10代、20代、30代の自分がこのテーマと向かい合ったとき、考え方が徐々に変化しているため、描いても飽きないのかもしれない」とコメントしている<ref>コミックス1巻のあとがきより</ref>。
 
 
== あらすじ ==
江戸時代、異形の化け物”もののて”の噂が飛び交う中山道街道筋で、医者を志す旅の娘・おこたが、左右の手が逆についた奇妙な忍びの男・皆焼(ひたつら)に命を助けてもらったことから物語が始まる。助けてもらう契約料として5両を借金したおこたは、旅先の遊郭で働いて借金返済をすることになるも、問題に巻き込まれ余計に借金が嵩むことになる。そうこうするうちに、おこたは皆焼が住む天領飛騨忍び班望月集の里”大老松”で医療番の研修生として働くことになる。おこたの初任務は、太田宿で皆焼と”手鎖夫婦”を演じて錠前を隠密誘引販売することであったが、太田宿はおこたの長年下働きで住んでいた街であり、”手鎖夫婦”が演技であることがバレてしまう。さらに、おこたの結婚相手である織田長雄とも再会したことにより、結婚の話が急激に進むことになるが、長雄との結婚の前向きではないおこたは、長雄との婚姻を断り、皆焼とともに生きる事を選択する。