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; 金剛先生(こんごう せんせい)
: 声 - [[中田譲治]]
: 宝石たちを教育し束ねる人物。第65話で自ら宝石に名乗った<!--当初明かされていなかったことを明確にするために脚注化せず-->正式名称は'''金剛大慈悲晶地蔵菩薩'''。宝石たちからは「先生」と呼ばれている。[[僧#剃髪|剃髪]]に[[袈裟]]を着た[[僧|仏教僧]]のような姿で、宝石たちの頭が自身のみぞおちの高さにくるほど大柄な体格をしており、自らの身体の一部を砕き撃ち出すことで月人の群れすら一撃で退ける攻撃力を持ち、宝石たちを守る。しかし時折強烈な眠気におそわれるため、そのたびに学校の本堂で眠っている。本人はこれを「瞑想」と称しているが、宝石たちには「昼寝」と認識されている。硬度は不明だが、自損はできず、他から壊されることも困難だと語っている。また宝石と同じく手袋をしてはいるが、実は金剛が直に触っても宝石が割れることはない<ref name="ep65">『[[月刊アフタヌーン]] 2018年4月号』pp. 421-442 第65話「今日」。</ref>。
: 「にんげん」という言葉に動揺したり、月人と関係があるような言動もたびたび見せたため、フォスに疑念を持たれはじめる。しかしシンシャはフォスに「全員が勘付いている」「暗黙のうちに先生を信じると決めた」と語っている。
: 月人のエクメアは、人間の作った機械で人工の[[ロンズデーライト|六方晶ダイヤモンド]]からなる外装を持つ、強力な破壊装置とフォスに語っており、人間の魂を無と安寧の領域に行くことの出来る状態まで分解するために「祈る」機能を持つが、内部が毀損したため本来の役目を果たそうとしないと判断されている。またフォスが「にんげん」について質問しても回答を拒否していたのは、自身の成り立ちについてや「にんげん」に関する情報は話すことが出来ないように設計されているためと月人からは推測されており<!--禁止事項の内容については66話時点では不明確。-->、第64話で宝石たちに自らのことを話した際<!--時系を明確にするために脚注化せず-->にも予め「話したくても話せない情報がある」とした上で、単語が歯抜け状態で話を聞かせている。またエクメアは、金剛が人間より能力的に優れていることに対して人間の負の感情から破壊に及ばれることの防止策として、人間から好意を向けられるための物質を発する機能があり、元が人間の月人や宝石もこの影響を受けるとして、この機能を「愛の装甲」と呼んでいることを、月に行った宝石たちに話して聞かせている<ref name="ep66">『[[月刊アフタヌーン]] 2018年5月号』pp. 305-324 第66話「自由」。</ref>。
: 月帰りのフォスが金剛に「宝石の裏切り」という刺激を与える計画のため、8人の宝石とともに再び月に向かった直後には、残った宝石たちに可能な範囲で自分のことと、初めて宝石を見付けてから今の生活を築いた理由や月人の襲撃の目的が自分であることを話し、宝石たちに「新しく清らかな地を用意したかった」にも係らわず、戦いを日常としてしまっていることや本来は隷属する立場にある自分が指導者としてあることで、宝石との関係は歪な状態になってしまっているので、それを変えようと動いたフォスが正しいと判断し、自分から離れることやフォスの元に行くことを勧めるが、「仕切り直して異種ではあっても対等な者同士として新たな関係を築く」というユークレースの提案を現在の状況よりは是として受け入れる<ref name="ep64"/><ref name="ep65"/>。
; [[ダイヤモンド]]
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:カンゴーム自身は黒色だが、髪の毛だけは白色である。ゴーストを連れ去られた戦闘の際に左腕を失い、代わりに[[スモーキークォーツ]](煙水晶)をつないだ直後は、光の吸収率をあげて馴染ませるために白粉を肌に塗っていなかったが、冬の担当になった時から白粉を塗るようになる。左腕の接着に負担をかけないため、白シャツは肩口部分がゆったりしたバルーンの[[長袖]]で、白い靴下と長靴タイプの[[ブーツ]]を着用。可愛い服ばかり着せられている事を、レッドベリルや月人のせいにして言い訳している。
:フォスの一度目の月行き計画に協力させられた際は見事な演技力を見せている。フォスの帰還後は彼が何か隠していると怪しむも追及はせずに夏眠に入る。2度目の月行き計画には出発直前に誘いを受け、乗り気で無かったもののフォスに頼み込まれたことで渋々同行する。月でも、パパラチア復活にはしゃぐ宝石たちから距離をおき、渋い表情で状況を冷静に観察していた。
: 月人が硬度4度以下で粉になった宝石の再生は不可能と判じた際には、自分の表面に合成アンタークを外装する案をエクメアに申し出てフォスの精神的安定を望む。しかし、自分を捨てるほどフォスに尽くそうとするのは、瞳の[[虹彩]]に残っているゴースト・クォーツの意志であり、その願いに支配されることに疲れたためとエクメアから指摘され、ゴースト分離を勧められると「自由になりたい」として施術を請うている<ref name="ep67">『[[月刊アフタヌーン]] 2018年6月号』pp. 185-208 第67話「カンゴーム」。</ref>。自我を取り戻すため月では[[白粉]]を落とし、エクメアから多数のデザインの中から好きな服を選ばされる<ref name="ep68">『[[月刊アフタヌーン]] 2018年7月号』pp. 445-464 第68話「変転」。</ref>。
 
;[[ヘリオドール]]
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:春から秋に外の見回り組と戦闘組の[[武器]]は武器担当の宝石が製作した黒い[[刀剣]]を扱い、冬に活動する者は、流氷割りの仕事に対応するため武器に黒い[[ノコギリ]]を扱う。
: 栄養摂取するための経口による食事はせず、インクルージョンが光を栄養とするとしているために「光を食べる」「光が美味しい」といった言い回しをすることがある。夜は活動が鈍るため眠り、雪が降り続け晴れる日の少ない冬の間は一部を除いて[[冬眠]]するというように、睡眠休息を必要とする。海中・水中や大気濃度の違う[[衛星|月]]でも活動できるが、活動過多による疲労は生じている。<!--呼吸器官でない別方法(肌呼吸・インクルージョンの光からの合成)も考えられ、また呼吸は発声の問題にも関連してくるため、呼吸や血管のように作中で言及されていないことや不明な事柄を書く必要はない。独自研究のおそれ。-->
: 身体が割れたり砕けたりすると、医療として「[[糊]]」を塗って繋いで修復する。肌の部分には[[オシロイバナ]]の実から作る[[おしろい|お白粉]]を塗っているが、これは金剛先生が初めに出会った宝石である '''{{仮リンク|レッドダイヤモンド|en|Red diamonds}}'''が金剛先生と同じ肌色であることを望んだためで<ref name="ep64">『[[月刊アフタヌーン]] 2018年3月号』pp. 125-144 第64話「或る日」。</ref>、海や池に入る場合は白粉が落ちないように、耐塩樹脂を塗る。身体が砕けたり活動休止状態になることはあっても不死のため諦めが悪い性質であり、貴重な[[麻]]や[[紙]]や木製の[[器]]などをはじめ物を大切にする傾向がある。夜間の灯りなどは飼育した発光する[[クラゲ]]から得ており、作中で宝石が「火」を使用している場面はない。
: 宝石たちは「人間」については、その名称を含め直接的な情報は教えられていないが、自分たちの元になった古代生物としておぼろげな認識を持っている。宝石の伝承と良く似た内容のアドミラビリス族の伝説では6度の[[流星]]襲来により滅んだ人間から「魂と肉と骨」とに別れて変化したうちの「骨」にあたるとされており、自らを「肉」の種族とするアクレアツスからは「骨の者」と呼ばれている。
 
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== 書誌情報 ==
重版では一部のセリフが修正されている{{要出典|date=2018年9月|title=例として何巻の何版と何版で違うのかの出典、または修正しているという信頼できる情報源による出典が必要です。}}
* [[市川春子]] 『宝石の国』 講談社〈[[アフタヌーンKC]]〉、既刊8巻(2017年11月22日現在)
*# 2013年7月23日発行(同日発売<ref group="講">{{Cite web|url=http://kc.kodansha.co.jp/product?isbn=9784063879063|title=『宝石の国(1)』(市川春子)|講談社コミックプラス|publisher=講談社|accessdate=2017-05-23}}</ref>)、ISBN 978-4-06-387906-3 第1話から第6話まで収録
*# 2014年1月23日発行(同日発売<ref group="講">{{Cite web|url=http://kc.kodansha.co.jp/product?isbn=9784063879506|title=『宝石の国(2)』(市川春子)|講談社コミックプラス|publisher=講談社|accessdate=2017-05-23}}</ref>)、ISBN 978-4-06-387950-6 第7話から第13話まで収録
*# 2014年8月22日発行(同日発売<ref group="講">{{Cite web|url=http://kc.kodansha.co.jp/product?isbn=9784063879926|title=『宝石の国(3)』(市川春子)|講談社コミックプラス|publisher=講談社|accessdate=2017-05-23}}</ref>)、ISBN 978-4-06-387992-6 第14話から20話まで収録
*# 2015年5月22日発行(同日発売<ref group="講">{{Cite web|url=http://kc.kodansha.co.jp/product?isbn=9784063880441|title=『宝石の国(4)』(市川春子)|講談社コミックプラス|publisher=講談社|accessdate=2017-05-23}}</ref>)、ISBN 978-4-06-388044-1 第21話から第28話まで収録
*#* 『カードゲーム付き 4巻特装版』同日発売<ref group="講">{{Cite web|url=http://kc.kodansha.co.jp/product?isbn=9784063622997|title=『カードゲーム付き 宝石の国(4)特装版』(市川春子)|講談社コミックプラス|publisher=講談社|accessdate=2017-05-23}}</ref>、ISBN 978-4-06-362299-7
*# 2015年11月20日発行(同日発売<ref group="講">{{Cite web|url=http://kc.kodansha.co.jp/product?isbn=9784063881011|title=『宝石の国(5)』(市川春子)|講談社コミックプラス|publisher=講談社|accessdate=2017-05-23}}</ref>)、ISBN 978-4-06-388101-1 第29話から第36話まで収録
*# 2016年9月23日発行(同日発売<ref group="講">{{Cite web|url=http://kc.kodansha.co.jp/product?isbn=9784063881851|title=『宝石の国(6)』(市川春子)|講談社コミックプラス|publisher=講談社|accessdate=2017-05-23}}</ref>) ISBN 978-4-06-388185-1 第37話から第44話まで収録
*#* 『エコバッグ付き 6巻限定版』同日発売<ref group="講">{{Cite web|url=http://kc.kodansha.co.jp/product?isbn=9784063623291|title=『エコバッグ付き 宝石の国(6)特装版』(市川春子)|講談社コミックプラス|publisher=講談社|accessdate=2017-05-23}}</ref>、ISBN 978-4-06-362329-1
*# 2017年5月23日発行(同日発売<ref group="講">{{Cite web|url=http://kc.kodansha.co.jp/product?isbn=9784063882599|title=『宝石の国(7)』(市川春子)|講談社コミックプラス|publisher=講談社|accessdate=2017-05-23}}</ref>) ISBN 978-4-06-388259-9 第45話から第52話まで収録
*#* 『ILLUSTRATION BOOK付き 7巻限定版』同日発売<ref group="講">{{Cite web|url=http://kc.kodansha.co.jp/product?isbn=9784063623659|title=『ILLUSTRATION BOOK付き 宝石の国(7)特装版』(市川春子)|講談社コミックプラス|publisher=講談社|accessdate=2017-05-23}}</ref>、ISBN 978-4-06-362365-9
*# 2017年11月22日発行(同日発売<ref group="講">{{Cite web|url=http://kc.kodansha.co.jp/product?isbn=9784065103630|title=『宝石の国(8)』(市川春子)|講談社コミックプラス|publisher=講談社|accessdate=2017-11-22}}</ref>) ISBN 978-4-06-510363-0 第53話から第61話まで収録
 
== テレビアニメ ==
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}}
 
== 出典脚注 ==
{{脚注ヘルプ}}
<!--=== 注釈 ===
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=== 出典 ===
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=== 書誌情報 ===
以下の出典は『[http://kc.kodansha.co.jp/ 講談社コミックプラス]』(講談社)内のページ。書誌情報の発売日の出典としている。
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== 関連項目 ==
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{{オリコン週間BDアニメチャート第1位 2018年|2018年1月29日・2月26日付}}
 
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[[Category:市川春子]]
[[Category:漫画作品 ほ|うせきのくに]]