「仙山線」の版間の差分

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起点の仙台駅で[[東北新幹線]]および[[東北本線]]に、終点の羽前千歳駅では[[奥羽本線]]に接続している。羽前千歳からはすべての列車が奥羽本線の[[山形駅]]に直通するため、運転系統としての仙山線は奥羽本線羽前千歳駅 - 山形駅間を含んでいる。同区間には[[軌間]]の異なる[[山形新幹線]]/[[山形線]](軌間1,435mm)用とは別に独立した[[単線]]が仙山線用に敷設されており、[[北山形駅]] - 山形駅間は[[左沢線]]の列車と共用している。
 
全線が仙台市内と山形市内にあり、東北本線との分岐部分で僅かに仙台市[[宮城野区]]、奥新川駅 - [[仙山トンネル]]の間は一部[[太白区]]を通るものの駅や信号場などの施設はなく、駅はすべて仙台市青葉区内と山形市内にある。途中で他の[[市町村]]を通ることなく県庁所在地同士を直接結び、かつその両都市のみで完結する[[JR]]の路線は仙山線のみである<ref group="注釈">同様の路線としてJR以外では、[[京阪電気鉄道]]の[[京阪京津線|京津線]]がある([[京都府]][[京都市]][[山科区]]と[[滋賀県]][[大津市]])。</ref>。
 
県境付近は勾配の厳しい山岳区間で、運行車両にもそれに対応する性能が求められるほか、秋季には車窓から[[紅葉]]を見ることができる反面、落葉によって車輪の[[空転]]が引き起こされ、ダイヤが乱れやすい。車輪が空転する状況が予想される場合は[[機関車]]が「落ち葉掃き列車」として走行することがある。この「落ち葉掃き列車」には、当初[[仙台車両センター]]所属の[[国鉄ED78形電気機関車|ED78形]]電気機関車が使用されていたが、同型式の全廃後は[[国鉄ED75形電気機関車|ED75形]]電気機関車に変更され、近年は[[郡山総合車両センター]]所属の[[国鉄DE10形ディーゼル機関車|DE10形]]ディーゼル機関車や、落ち葉掃き用の装置を仮設した[[JR東日本E721系電車|E721系]]電車が使用されている。