「クトゥルフ」の版間の差分

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クトゥルフの登場する[[フィクション|フィクション作品]]は数多いが、初出はハワード・フィリップス・ラヴクラフトの小説『[[クトゥルフの呼び声 (小説)|クトゥルフの呼び声]]』(The Call of Cthulhu、[[1926年]])である。
 
海底に沈んだ都市[[ルルイエ]]に封印されている、あるいは、眠っているとされ彼自身が物語上で活躍することはない。しかし夢のテレパシーや彼の信奉者が人間に危害を加える。人間では、太刀打ちできず、しかも好意的ではない太古の地球の支配者であり、人間の繁栄が宇宙からすれば短いものであるとしたラクラフトの'''宇宙的恐怖'''を象徴するキャラクターとして、彼の作品世界観の代名詞として知られている。
 
一般に[[タコ]]に似た頭部、[[頭足類]]のような[[触腕]]を無数に生やした顔、巨大な鉤爪のある手足、水かきを備えた二足歩行の姿、ぬらぬらした鱗かゴム状の瘤に覆われた数百メートルもある山のように大きな身体、背にはドラゴンのような[[コウモリ]]に似た細い翼を持った姿をしているとされる{{Refnest|『クトゥルフの呼び声』では「イカのような」とされるが、『狂気の山脈にて』『墳丘の怪』などではタコに例えられる<ref>森瀬、p.54。</ref>。|group="注"}}。人の神経を逆撫でするオーボエのようなぐぐもった声を発する。人間は、このクトゥルフの姿を見ただけで発狂するとされる。また変身できる、あるいは、旧支配者であるクトゥルフの姿は、三次元に収まらないと解釈されることもある。