「九頭竜伝承」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
m →‎九頭龍川流域の伝承: 龍→竜 一般的な表記にする
編集の要約なし
132行目:
 
このように葛城山~犬鳴山は数々の伝承で彩られている。
 
== 別所温泉の九頭竜 ==
[[長野県]][[上田市]]の[[別所温泉]]には九頭竜の伝承が存在し、当地の「[[岳の幟]]」は1504年の大干ばつ時に九頭竜権現にお願いしたところから始まっている<ref>{{Cite web|url=http://www.bessho-onsen.com/feature/festival/|title=上田のお祭り|publisher=別所温泉旅館組合|language=日本語 |accessdate=2015年11月11日}}</ref>。「岳の幟民話」でも有名である。
 
== 上記以外 ==
* [[青森県]][[十和田神社]]にも九頭龍伝説が伝わっている。[[熊野]]で修行した[[南祖坊]]が鉄の草鞋と錫杖を神から授かり「百足の草鞋が破れた所に住むべし」と夢を見て諸国をめぐり、[[十和田湖]]畔でちょうど百足めの草鞋が尽きた。当時、十和田湖には八郎太郎という[[マタギ]]が湖の岩魚や水を喰らううちに八頭の大蛇となり湖を支配していた。南祖坊はその霊験により「九頭龍」に変化し二十尋(約36m)の身体を十曲(とわだ)に曲げ八郎太郎を退治。その南祖坊を青龍権現として崇め祀ったのが今の十和田神社なのだという。
* [[山梨県]][[北杜市]]の来福寺にある九頭竜の祠は、洪水時に体を横たえて家屋が流れるのを防いだ蛇を祀ったとも、[[土石流|山津波]]の際福井から分祀したともいわれる<ref>{{Cite web|url=http://www.nichibun.ac.jp/YoukaiCard/1460711.shtml|title=怪異・妖怪伝承データベース|publisher=国際日本文化研究センター|language=日本語|accessdate=2015年11月20日}}</ref>。
*[[長野県]][[上田市]]の[[別所温泉]]には九頭竜の伝承が存在し、当地の「[[岳の幟]]」は1504年の大干ばつ時に九頭竜権現にお願いしたところから始まっている<ref>{{Cite web|url=http://www.bessho-onsen.com/feature/festival/|title=上田のお祭り|publisher=別所温泉旅館組合|language=日本語 |accessdate=2015年11月11日}}</ref>。「岳の幟民話」でも有名である。
* 東京都[[檜原村]]では[[南朝 (日本)|南朝]]側の守護神である九頭龍大神を武運のため[[氏神]]として、[[東京都檜原都民の森]]近辺に存在する九頭龍神社で祀っている<ref>{{Cite web|url=http://www.kuzuryujinja.net/kuzuryu-yuisyo.html|title=九頭龍神社公式 東京檜原村|publisher=九頭龍神社|language=日本語|accessdate=2015年11月20日}}</ref>。神社の下流の[[南秋川]]には九頭竜の滝、竜神の滝が続いている。