「ザウバー」の版間の差分

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:ドライバーはエリクソン、ナッセの両者とも残留。サードドライバーのマルチェロとは契約を更新しなかった<ref>[http://f1-gate.com/sauber/f1_29745.html ラファエレ・マルチェロ、ザウバーとのサードドライバー契約を終了]. F1-Gate.com(2016年1月19日).</ref>。
:開幕直前にテクニカルディレクターのマーク・スミスが離脱した<ref>[http://f1-gate.com/sauber/f1_30269.html ザウバー、マーク・スミスの離脱を発表]. F1-Gate.com(2016年3月15日).</ref>。さらに4月末にはトラックエンジニアのトップとしてレッドブルから加入していたティム・メイロンがわずか3ヶ月で離脱した<ref>[http://www.as-web.jp/f1/12625 ザウバー、またもエンジニアのトップが就任から数カ月で離脱]. AUTOSPORTweb(2016年4月29日).</ref>。ここまで、カルテンボーンが代表に変わってから、チームの力としては、ペーターが指揮を執っていた頃とは全く違い、速さも覇気も感じられないほどに落ちぶれている。
:前年からのドライバー契約騒動と財政難が尾を引き、ついに2月分の給料の一部が支払われない事態に陥り<ref>[http://f1-gate.com/sauber/f1_30213.html ザウバー、2月分の給与支払いに遅れ]. F1-Gate.com(2016年3月8日).</ref>、続く3月分の給与支払いにも遅れが生じた<ref>[http://f1-gate.com/sauber/f1_30579.html ザウバー、3月分の給与支払いにも遅れ]. F1-Gate.com(2016年4月7日).</ref>。このため、早くも[[2016年中国グランプリ|第3戦中国GP]]前には参戦自体が危ぶまれたが<ref>[http://f1-gate.com/sauber/f1_30552.html ザウバー、財政難でF1中国GPに参戦できず?]. F1-Gate.com(2016年4月4日).</ref>、エリクソンのスポンサーの前払いにより参戦を継続することができた(同時に3月分までの給与も支払われた)<ref>[http://f1-gate.com/sauber/f1_30591.html ザウバー、マーカス・エリクソンのスポンサーの「前払い」で参戦継続]. F1-Gate.com(2016年4月9日).</ref>。しかし4月分の給与支払いも遅れ<ref>[http://f1-gate.com/sauber/f1_30935.html ザウバー、4月分の給与支払いにも遅れ]. F1-Gate.com(2016年5月7日).</ref>、スペインGP後に行われるバルセロナでの合同テストを欠席しており<ref>[http://www.as-web.jp/f1/14360 財政難のザウバー、インシーズンテストを欠席。給与支払いにも再び遅れ]. AUTOSPORTweb(2016年4月29日).</ref>、財政難が根本的に解決されたわけではなく、チームの売却先を求めることになった。[[7月20日]]、共同株主だったスイスのロングボウ・ファイナンスS.A.に所有権を譲ることが正式に発表された。これに伴い、チーム創設者のペーター・ザウバーはすべての業務から完全に引退、後任にロングボウ・ファイナンス社CEOのパスカル・ピッチが就くことが決まった。チーム代表のモニシャ・カルテンボーンは残留<ref>[http://www.as-web.jp/f1/31321 ザウバー、チーム所有権の変更を正式発表。新オーナーはスイス企業]. AUTOSPORTweb(2016年7月20日).</ref>。チームの資金難は解消されたもののルノー勢の性能アップや去年最下位だったマノー、新参チームの[[ハースF1チーム|ハース]]が善戦していることもあってレースでは苦戦しており、終盤2戦を残して唯一のノーポイントチームであった。しかし第20戦[[2016年ブラジルグランプリ|ブラジルGP]]でナッセがチーム初ポイントをもたらす9位入賞を果たし、マノーを逆転。最終戦でもマノーがポイントを獲得できなかったためコンストラクターズランキングは10位となった。このランキング10位により獲得できる賞金は2,000万ドル(約21億円)と言われている<ref>{{citenews | url = http://f1-gate.com/felipenasr/f1_33865.html| title =フェリペ・ナッセ、F1ブラジルGPでの2ポイントは21億円の価値| publisher = F1-Gate.com| date = 2016-11-16| accessdate = 2016-11-28}}</ref>。なおドライバーズランキングはナッセ17位、エリクソン22位となった。
 
;[[2017年のF1世界選手権|2017年]]