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[[モビルアーマー]](MA)メーカーである[[宇宙世紀の企業#MIP|MIP]]社が開発した唯一のMSで、[[宇宙世紀の企業#ツィマッド|ツィマッド]]社の[[ゴッグ]]と同時期に開発が開始された。当初の型式番号は「MSM-04」となるはずだったが、先に完成したゴッグの実戦データを反映させたため量産化が配備遅れ、結果として[[アッガイ|ッアッガイ]]そ番号を譲った経緯をもつ。完だしに間がをかかた体ぶん機体完成度は高く、配備後は先行の2機種に代わる水陸両用機の主力となる。前線からの評価も高く、[[機動戦士ガンダムの登場人物 ジオン公国軍 (あ行-さ行)|カラハ]]曹長は、「ゴッグよりこいつの方が性に合う」という趣旨の発言をしている<ref>テレビ版第27話、シャアとブーンの会話より。</ref>。[[宇宙世紀の施設と地名#キャリフォルニアベース|キャリフォルニアベース]]においてゴッグの後期型と同じラインで生産が行われた。
 
ジェネレーターの冷却を水冷式から水冷・空冷式のハイブリッドに変更したことで搭載する冷却水の削減に成功し、ゴッグよりも20トンほど軽量化されている。そのパワーは従来のジオン軍MSに比べて「桁違い」であった<ref>OVA『MS IGLOO -黙示録0079-』第1話、[[機動戦士ガンダム MS IGLOOの登場人物#ヴェルナー・ホルバイン|ヴェルナー・ホルバイン]]少尉とオリヴァー・マイ技術中尉の会話より。</ref>。なおかつ十分な防御力も確保されており、正面装甲はガンタンクや[[61式戦車 (ガンダムシリーズ)|61式戦車]]の砲撃にも耐えた<ref>テレビ版第27話、第30話、劇場版『機動戦士ガンダムII 哀・戦士編』など。</ref>。水中では股間部分の[[ウォータージェット推進|水流ジェット推進器]]で航行し、その速度はゴッグを凌駕する<ref>テレビ版第27話、連邦軍司令部のオペレーターと士官の会話より。</ref>。また背部には[[原子力飛行機|熱核ジェット]]と[[原子力推進|熱核ロケット]]を兼ねた推進器を装備し、水中はもとより陸上でも[[陸戦型ザクII]]と同程度といわれる軽快な運動性能を示した。モノアイ・レールは全周ターレットとなり背部の視認性が向上した。