「古今和歌集」の版間の差分
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* '''久海切''' - もとは上下二冊の綴葉装冊子本と推定。舶来の唐紙を用いており、全体に剥落がある。11世紀から12世紀にかけての作。伝称筆者は[[紫式部]]とされるが、これは久海切の繊細な筆致を女性の筆跡だと思い込んだためと見られる。書芸文化院などが所蔵。伝存数は10点以内と少なく、公開される機会も少ない。
* '''大江切'''
* '''筋切・通切''' - もと綴葉装冊子本。名称は「筋」のある紙や、「通し」(簁。竹または銅線でそこの網目を編んだ篩い)の文様がある紙に書かれていることによる。両者は同じ紙を用いた表裏一体の古筆で、違いは前者は表、後者は裏に書写されたため紙の模様が異なっている点である。[[藤原佐理]]筆と伝わるが、元永本、唐紙巻子本と同筆で、
* '''[[巻子本古今和歌集]]''' - 元永本、筋切・通切と同筆。
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