「ハブ空港」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
タグ: モバイル編集 モバイルウェブ編集
タグ: モバイル編集 モバイルウェブ編集
54行目:
拠点空港都市の地位は、ある空港が当該の広域地域でどの程度要としての機能を果たしているかによって、自然に決定する。
 
東アジアの拠点空港都市を例にとると、[[千葉県]][[成田市]]の[[成田国際空港]]は[[1978年]]の開港以来、東アジア諸国と北米諸国を結ぶ航空便の多くが発着する拠点都市として機能してきた。近年、長大な滑走路を複数備えた[[香港国際空港]]([[1998年]]開港)と[[仁川国際空港]]([[2001年]]開港)が次々と運用を開始している。また、日本国内で[[中部大阪府]][[泉南郡]][[田尻町]]の[[関西国際空港]]の開港([[20051994年]])や[[関西愛知県]][[常滑市]]の[[中部国際空港]]の開港([[19942005年]])と拡張([[21世紀]]に入ってから逐次)、さらには[[東京都]][[大田区]]の[[東京国際空港]]の再度の本格的な国際化([[2010年]])とハブ空港化の画策<ref>{{Cite web |author = [[千葉千枝子]] |url = http://allabout.co.jp/gm/gc/19269/ |title = 羽田のハブ空港化問題を考える |publisher = [[All About]] |accessdate = 2013-09-27 }}</ref>などの要素もある。これに対して、成田国際空港は、2本目の滑走路の建造([[2002年]])およびその延伸([[2009年]])などを行い、空港能力の引き上げを図っている<ref>{{Cite web |author = [[花岡伸也]] |url = http://agora-web.jp/archives/1262524.html |title = アジアのハブ空港間競争 |publisher = [[アゴラ (ブログ)|アゴラ]] |accessdate = 2013-09-27 }}</ref>。このようなことから、今日では東アジアの拠点空港都市の競争は激化している{{誰|date=2009年11月}}。<!--だいぶ独自研究的要素を排除しました(それでも、まだまだ改善の余地あり)が、念のため「誰テンプレート」は残しておきます。-->
 
同様の例は、西ヨーロッパにおける[[パリ=シャルル・ド・ゴール空港]]、[[アムステルダム・スキポール空港]]、[[フランクフルト空港]]の間にも見られる。拠点空港都市の地位を巡るこうした競争は、各国に巨額の財政的負担をもたらす一方で、結果的には空港設備と広域航空網のより一層の拡充をもたらすものとなっている。