「歩兵大将 (ドイツ)」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
m編集の要約なし
22行目:
'''歩兵大将'''はドイツの陸軍 ([[ドイツ帝国陸軍]]、''[[ヴァイマル共和国軍]]''、''[[ドイツ国防軍]]'') およびプロイセン王国陸軍やオーストリア=ハンガリー帝国陸軍の歩兵科における[[兵科大将]]であり、NATO階級符号ではOF-8に相当した。将官としては3番目に高位の階級であり、上には[[上級大将]]と[[元帥]]しかない。現在の三つ星の将官にあたる。戦間期の[[フィンランド軍]]にも相当する階級 ({{lang-fi|Jalkaväenkenraali}}) が設けられていた。
 
ドイツでは[[騎兵科]]および[[砲兵科]]に同格となる''[[騎兵大将 (ドイツ)|騎兵大将]]''および砲兵大将が設けられていた。[[ドイツ国防軍]]では1935年に[[装甲兵大将]]、[[山岳兵大将]][[降下猟兵大将]][[通信兵大将]]が加えられた。また、[[ドイツ空軍 (国防軍)|ドイツ空軍]]では[[航空兵大将]]が設けられた。これらはすべて同格とされ、特に兵科を明記することなく単に大将と呼ばれた。
 
旧来の歩兵大将は現代の[[ドイツ連邦軍]]においては中将に相当する。[[東ドイツ]][[国家人民軍]]には相当する階級はなく、大将に統一されていた。