「芋煮会」の版間の差分

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→‎山形県: 第30回(2018年)の「本一の芋煮会フェスティバル」の内容を追記
→‎山形県: 芋煮会フェスティバルの協賛金返金の人数等詳細を訂正
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:調理する際には、大鍋に対応して大型重機([[バックホー]])や専用大型調理器具を用いるなど大掛かりとなる。人の口に入る食べ物を作るため、大型重機は工事現場で使われたことがないものを使用し、[[油圧]]作動油や[[潤滑油]]にも食用[[油脂]]を用いており、衛生上問題が起きないよう配慮されている。
 
:芋煮会フェスティバルで使われる大鍋は一年中野外に置かれているので、芋煮会フェスティバル前に鍋を洗う作業が行われる。地元[[山形県]]では、「芋煮会フェスティバル用の芋煮鍋洗い」が季節の[[風物詩]]として地域のニュースになる。2017年で二代目である大鍋は老朽化のため引退し、2018年から直径6.5mの「3代目鍋太郎」がお披露目された。
 
:20周年にあたる[[2008年]](平成20年)のフェスティバルでは5万食が作られたとされ、来場者数は15万人<ref>[http://www.kahoku.co.jp/news/2009/07/20090716t75022.htm 9月・山形のフェス 芋煮振る舞い来場呼び掛け 仙台](河北新報 2009年7月16日)</ref>にのぼった。[[2009年]](平成21年)は主催者側の予想を上回る過去最高の20万人が訪れ、芋煮が足りなくなるトラブルが発生した<ref name="YNP090906"/>。[[2010年]](平成22年)は気温が34℃を超える[[2010年の猛暑 (日本)|猛暑]]の影響で人出がのびず、3万食分用意した山形風芋煮が2万食で販売打ち切りとなり、庄内風芋煮も用意した6500食分のうち販売出来たのは4000食に留まった<ref>{{Cite news|title=残暑の中「日本一の芋煮会」・山形|date=2010-09-05|url=http://yamagata-np.jp/news/201009/05/kj_2010090500489.php|archiveurl=https://web.archive.org/web/20100908074335/http://yamagata-np.jp/news/201009/05/kj_2010090500489.php|archivedate=2010-09-08|nespaper=山形新聞}}</ref>。
:30周年にあたる[[2018年]](平成30年)のフェスティバルは直径6.5mの上記が「3代目鍋太郎」で3万食の芋煮登場、調理された。合わせて「8時間以内で提供されるスープの数」のギネス挑戦が行われ4時間半で126952695食が振る舞われギネス達成になった。しかし、それでも購入した整理券の人数に足りず急遽14時頃から500~600500~700食分を追加調理したが、それでも全員分には足りずに整理券(協賛金)を購入して食べられなかっ700~800500~600人分を返金する事態が発生した。<ref>{{Cite news|title=山形)芋煮1万2千食配り世界記録 でも足りなくなり…:朝日新聞デジタル|url=https://www.asahi.com/articles/ASL9H7L3PL9HUZHB00P.html|accessdate=2018-09-16|language=ja-JP|work=朝日新聞デジタル}}</ref>
 
:このフェスティバルを以って山形県の芋煮シーズンは始まるが、従来の種芋苗を用いた東北地方でのサトイモ栽培では収穫時期が10月になるため、シーズン当初の商用の里芋は[[千葉県]]等の県外産や輸入物の里芋を用いている。ただし、少なくともこのフェスティバルで用いるサトイモは県内産でまかなおうと、9月に収穫できる品種の栽培も行われている。現在では、砂糖以外の食材はすべて県内産のものを使用している。