「ディレクターズ・カット」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
タグ: モバイル編集 モバイルウェブ編集
2行目:
 
== 概要 ==
アメリカの[[ハリウッド映画]]では伝統的に映画の最終的な編集権(ファイナル・カット)は映画の製作者であるプロデューサーが有する。そのため、映画監督(ディレクター)は成功するとプロデューサーを目指す(他に映画はプロデューサーのものとされているため)<ref name="sakamoto2018">{{Cite book|和書|author = [[坂本浩一]]|date = 2018-08-09|title = 映画監督 坂本浩一 全仕事 ~ウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊を手がける稀代の仕事師~|publisher = カンゼン |page = 528|isbn = 978-4862554772|chapter=対談5 監督 横山 誠}}</ref>。ディレクターズ・カットは、プロデューサーによって不本意な編集を行われた監督が、当初劇場公開された[[バージョン]]とは別に、改めて編集した映画のバージョンを呼ぶ。映画館で再公開されたり、ビデオでリリースされる。
 
なお、[[日本映画]]では倫理上の問題を除き監督が編集権を持っているため<ref>プロデューサーの[[一瀬隆重]]は契約を交わして編集権を握るなど例外はある。</ref>、劇場公開版が事実上のディレクターズ・カットであり、ディレクターズ・カットと称して別バージョンが公開されることは字義的には誤りと言える。