「透過型電子顕微鏡」の版間の差分

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[[File:Transmission Electron Microscope operating principle.ogv|thumb|upright=1.5|TEMの動作原理]]
[[Image:A (H5N1) virion, a type of bird flu virus which is a subtype of avian influenza A.jpg|thumb|TEMで15万倍に拡大して撮影された[[トリインフルエンザ]][[ウイルス]]。輪郭をはっきりさせるために[[染色 (生物学)|染色]]が行われている。]]
'''透過型電子顕微鏡'''(とうかがたでんしけんびきょう、Transmission Electron Microscope; '''TEM''')とは、[[電子顕微鏡]]の一種である。観察対象に[[電子線]]をあて、透過してきた[[電子線]]の強弱から観察対象内の電子透過率の空間分布を観察するタイプの電子顕微鏡のこと。また、電子の波動性を利用し、試料内での電子の回折 ([[電子回折]]) の結果生じる干渉像から観察対象物の構造を観察する場合もある。[[物理学]]、[[化学]]、[[工学]]、[[生物学]]、[[医学]]などで幅広く用いられている。
 
==原理==