「タカタ (企業)」の版間の差分
削除された内容 追加された内容
編集の要約なし |
m →エアバッグとリコール: 翻訳文の平易化 |
||
88行目:
エアバッグの草創期より製造を進めてきた経緯から、トヨタ自動車、本田技研工業、[[日産自動車]]をはじめとする日本の自動車各社のほか、[[フォルクスワーゲン]]、[[BMW]]、[[メルセデス・ベンツ]]、フォード・モーター、[[GM]]、[[フェラーリ]]、[[テスラ (会社)|テスラ]]、[[マクラーレン・オートモーティブ|マクラーレン]]など各国の自動車メーカーにも納品し<ref>{{Cite web|url=https://www.safercar.gov/rs/takata/takatalist.html|title=NHTSA {{!}} Recalls Spotlight: Takata Air Bag Recalls|website=www.safercar.gov|language=en|accessdate=2018-01-23}}</ref>、世界シェアは2位に上った。1セット数千円の単価ながら、2014年3月期決算では、社の売上高の約4割がエアバッグによるものとなった。
(以下は<ref name=":0">{{Cite news|title=Sixty Million Car Bombs: Inside Takata’s Air Bag Crisis|date=2016-06-02|url=https://www.bloomberg.com/news/features/2016-06-02/sixty-million-car-bombs-inside-takata-s-air-bag-crisis|accessdate=2018-04-24|work=Bloomberg.com}}</ref>より抜粋) タカタの[[エアバッグ]][[インフレータ]]に用いるプロペラント(火薬)は元々
当時の社長 [http://www.jahfa.jp/2010/01/01/%e9%ab%98%e7%94%b0-%e9%87%8d%e4%b8%80%e9%83%8e/ '''高田重一郎''']は、デトロイトにある関連会社「オートモーティブシステムラボ」 (ASL)で,より簡単で安価なプロペラントを用いてエアバッグの小型軽量化に成功した。その中に "[[硝酸アンモニウム]]" があった。 元マーケティング部門の責任者 Upham氏によると硝酸アンモニウムのコストはテトラゾールの約10分の1。しかし硝酸アンモニウムは温度変化に伴い膨張と収縮を繰り返し最終的にパウダー状に分解される特性があり、パウダーはタブレットよりも速く燃焼するため、エアバッグが過度に展開する可能性があった。
1998年12月 Lillie氏ら[[モーゼスレイク (ワシントン州)|Moses Lake]]工場のエンジニアは、硝酸アンモニウムを使用したインフレータをレビューするためにASLの同僚と会った時、膨張の原因である「[https://www.jstage.jst.go.jp/article/nikkashi1898/68/10/68_10_1842/_pdf 相安定]の問題
「これを進めると誰かが市場で死ぬだろうと
2001年までに、タカタは硝酸アンモニウムの工場をメキシコの[[モンクローバ]](Monclova)に移転し、労働者の賃金が下がり、爆発物に関する経験が減少した。 2004年にHonda Accordでエアバッグが爆発し、金属片で運転手を傷つけると、タカタはそれを異常と呼んだ。
|