「判断力批判」の版間の差分
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同時代の哲学や芸術理論に影響を与えただけでなく
[[美学]]、[[目的論]]、[[自然哲学]]においては現代も読まれる古典的大著である。また第1版の序論、通称第1序論は判断力批判だけでなく、カントの批判哲学の展開全体を考える上で重要な書であり、[[エルンスト・カッシーラー|カッシーラー]]他の哲学者からも注目される。
==成立事情==
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美はいわば道徳的なるものの象徴である。道徳的本質としての人間の現存は、みずからに最高の目的そのものをもつ。神の概念を見出したのは理性の道徳的原理であり、神の現存の内的な道徳的目的規定は、<!--万物の現存における究極の目的としての-->最高原因性を思惟すべきことを指示して自然認識を補足するものである。
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