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{{出典の明記|date=2015年10月}}
'''ベクトル場'''(ベクトルじょう、vector field)とは、数学において、幾何学的な空間の広がりの中で[[ベクトル]]的な量の分布を表すものである。単純化された設定のもとではベクトル場は[[ユークリッド空間]] '''R'''<sup>''n''</sup> (またはその開集合)から[[ベクトル空間]] '''R'''<sup>''n''</sup> への[[関数 (数学)|関数]]として与えられる。(局所的な)[[座標]]系のもとでベクトル場を表示するときは座標に対してベクトルを与えるような関数を考えることになるが、座標系を変更したときにこの関数は<!-- 反変性とよばれる -->一定の規則に従って[[変換 (数学)|変換]]を受けることが要請される。
 
ベクトル場の概念は[[物理学]]や[[工学]]においても積極的にもちいられ、例えば動いている[[流体]]の速さと向きや、[[磁力]]や[[重力]]などの力の強さと向きなどが空間的に分布している状況を表すために用いられている。