「エア・コンディショナー」の版間の差分

(問題点での、カビについての追記等。)
 
=== ガスエンジンヒートポンプ(GHP)・灯油エンジンヒートポンプ(KHP) ===
ガスエンジンで圧縮機を駆動し、冷暖房を行うガスエンジンヒートポンプもガス供給会社が当初[[レシプロエンジン]]で駆動することを隠したという営業努力により近年普及が進んでいて、以下のような特徴がある。下記バス用カーエアコンとの差異は冷暖兼用であること程度であり、一部のメーカではバス用の圧縮機を流用するなど、目新しいものは何もない
* 消費電力が小さく、電力ピークカットの効果も高い。
* [[発電機]]を搭載した機種も登場、自己消費電力のほとんどをまかなう為、商用の消費電力はごく僅かである。
* 電動機駆動のものよりエアクリーナー、点火プラグ、エンジンオイルとフィルター、機種によるがクラッチといった整備・点検費用が多くかかる。
* 初期導入費用が電気式より高い([[都市ガス]]用はメーカー系販社と取引があっても都市ガス供給事業者を経由しないと購入できないため割高である)。
* ガス消費パターンが調理、給湯のみを目的とした場合と異なり、マイコンガスメーターの安全機構が誤動作するのでメータと配管を別にする必要があるという問題もある。
* 室外機の設置スペースまたは高さが電気式に比べ大きく必要(20馬力システムだと電気式と比較した場合占有面積は2割増し、高さは1.5倍、重量は2倍ある)、受電設備を小型化したメリットを帳消しにする。
* [[レシプロエンジン]]でコンプレッサーを駆動するもの(この分野では、レシプロエンジン以外のエンジンが採用された例はない)はモーターに比べ騒音が大きい。またガス燃焼特有の主として[[窒素酸化物]]に加えて、燃料ガスの[[付臭剤]]が[[TBM]]に代表される[[硫黄]]化合物であれば硫黄酸化物いわゆる[[亜硫酸ガス]]による臭気が発生する(エンジン自体は[[液化石油ガス|LPG]][[タクシー]]や[[天然ガス自動車|CNG車]]と同じだが、[[排気ガス]]に関する厳しい規制が無く野放し状態だった。2003年時点では[[陸用内燃機関]]としての自主規制により100ppm、[[東京都]]における[[火力発電所]]の10ppmより一桁甘い規制がなされ、現在はほぼ使用されていない)。当然、[[一酸化炭素]]も排出される
* 上記窒素酸化物を含んだ燃焼排気ガスから[[亜硝酸]]を含んだドレイン排水が発生するが、強酸性であるため[[中和]]処置を行わず垂れ流しにすると[[コンクリート]]の腐食を誘発する
* ガスエンジンの廃熱を暖房に利用できるため、[[寒冷地]]においても暖房運転の立ち上がりが良い。また暖房時の室外熱交換器の除霜にもエンジン廃熱を用いるため、暖房能力の低下を抑えることができる。
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