「ランペイジ 巨獣大乱闘」の版間の差分

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: 本作の巨獣たちが感染した遺伝子サンプルにはエナジン社のゲノム編集により、[[サメ]]の止まらない成長、[[シロナガスクジラ]]の高成長率、[[カブトムシ]]の外骨格、[[チーター]]の高速移動、[[トゲマウス]]の細胞修復能力が組み込まれており、その影響で急激に巨大化、高い回復能力と生命力を誇る。更に[[コウモリ]]の反響定位の影響で、エナジン社の低周波電波に反応し、本来ならば種類・食性が異なるために攻撃し合うはずが、3頭ともまっすぐシカゴを目指すことになった。
: 体長・体重はシカゴ襲来時のサイズとなる。
; ジョージ(GEORGE)
: 体長:約12.1m、体重:9.06トン
: 本作のもう一人の主人公の[[アルビノ]]の[[ニシゴリラ]]。[[ルワンダ]]出身の10歳の雄。
: 故郷で密猟者に母を殺され、自身も捕らえられそうになっていたところを、当時国連の対密猟特別チームに所属していたデイビスに救われた。以降は[[サンディエゴ動物園|サンディエゴ野生動物保護区]]で引き取られ、劇中ではシルバーバックとして他のゴリラを率いていた。サンディエゴではデイビスに手話を教わり、他のゴリラよりも多くの手話を使いこなすが、デイビスが冗談で教えた下ネタを好んで使ったり、悪戯好きな性格の持ち主。
: ランペイジ計画の遺伝子サンプルの影響で巨大化・凶暴化し、OGAの輸送機で輸送中に脱走しシカゴのウィリス・タワーを目指した。3頭の巨獣の中では最も小柄だが、凶暴化した後も高い知能は失われておらず、道具を使いこなしたり物を投げるなどの知能を生かした戦い方を得意としていた。デイビスとケイトの活躍でクレアごと解毒剤を摂取したことで正気を取り戻し、彼らと共にラルフとリジーに立ち向かった。
: 製作スタッフによると、通常のゴリラだと体色が黒のため傷が目立ちにくいという事で、アルビノという設定になったらしい。現在までに確認されているアルビノのゴリラは、[[バルセロナ動物園]]で飼育されていた[[コピート・デ・ニエベ]]のみである。
; ラルフ(RALPH)
: 体高:約14m、体長:約26m、体重:13.8トン
: [[ワイオミング州]][[キャスパー (ワイオミング州)|キャスパー]]出身の[[オオカミ]]。「ラルフ」という名前は劇中で動画を見たネットユーザーが名付けたものであり、軍からは単に「オオカミ」と、エナジン社の者からは「ランペイジ1」と呼称されている
: 縄張りに墜落した遺伝子サンプルに感染したことで巨大化・凶暴化し、群れの仲間を皆殺しにした末、エナジン社の命令でサンプル回収に来たバーク率いる傭兵部隊を瞬く間に返り討ちにした。その後は[[サウスダコタ州]][[ラシュモア山]]付近に異動するも、エナジン社の低周波に引き寄せられ、同じ影響を受けたジョージと共にシカゴへ襲来した。
: 傭兵部隊と交戦した時は体長9メートル程だったが、終盤ではその3倍近くまで巨大化した。巨大化しても俊敏な身体能力は失われていないだけでなく、四肢の間に[[ムササビ]]や[[モモンガ]]のような皮膜が発達したことで滑空することが出来、背中や尾から[[ヤマアラシ]]のような棘が生え飛ばすこともできる。凶暴化しながらもまだ同族意識が残っていたのか、シカゴでは吠え掛かってきた犬に対して一声吼えただけだった。
: 正気を取り戻したジョージとの死闘の末、デイビスに誘導されてリジーの口めがけて飛び込んでしまい、首を噛み千切られて倒された。
; リジー(LIZZIE)
: 体高:約18.5m、体長:約68.5m、体重:150トン
: [[フロリダ州]][[エバーグレーズ国立公園]]出身の[[アメリカワニ]]。名前は劇中には出てこない
: 沼に落ちた遺伝子サンプルを容器ごと飲み込んでしまったうえに、爬虫類特有の成長率の高さから、3頭の中で最大の体格と共謀凶暴性を誇る。その後は海に泳ぎ出ていた、エナジン社の低周波に誘われ水中移動でシカゴに襲来するまでエナジン社も軍もその存在を知らなかった
: 巨大化だけでなく、[[曲竜類]]のように背中の皮骨が発達し、尾の先端は[[アンキロサウルス]]のように肥大化している。さらに本来ワニにはない[[鰓]]までもが発達したため水中での呼吸でき、さらには[[ヤモリ]]のように垂直での移動も可能とする。
: その巨体故に動きは他の2頭に比べて鈍重だが、全身がチタンよりも固い鱗で覆われている為、銃撃、爆撃はおろか対戦車ミサイルすら通用しない。また、強靭な顎と1118本も歯であらゆる物を噛み砕く。
: 最終決戦ではラルフを捕食後、ジョージとの死闘の末に左目から鉄骨を突き刺され、そのまま脳を潰され倒された。