「交響曲第7番 (シューベルト)」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
m編集の要約なし
m編集の要約なし
14行目:
}}
{{Portal クラシック音楽}}
'''交響曲第7番'''ロ短調[[ドイッチュ番号|D]] 759『未完成』('''Sinfonie Nr. 7''' in h moll D. 759 "Die Unvollendete" )は、オーストリアの作曲家[[フランツ・シューベルト]]が[[1822年]]に作曲した未完の交響曲である。シューベルトの代表作のひとつであり、[[ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン|ベートーヴェン]]の『[[交響曲第5番 (ベートーヴェン)|運命]]』・[[アントニン・ドヴォルザーク|ドヴォルザーク]]の『[[交響曲第9番 (ドヴォルザーク)|新世界]]』などと並んで大衆的な人気がある。かつてのレコード業界では『運命』と『未完成』のカップリングは、いわゆるドル箱として重視されていた<ref>[[レコード|LPレコード]]は、片面の収録時間が約30分だった。この2曲の交響曲は、通常のテンポでの演奏時間がほぼこれに合致し、かつ大作曲家のニックネーム付きの有名な曲ということもあり多くの指揮者とオーケストラによる録音が多数発売された。CD時代になり、廉価盤のBOXセットによるベートーヴェンの交響曲全集盤が多数発売されるようになると、『未完成交響曲』の方は単独で発売されることがあまりないため、シューベルト交響曲全集の一環として録音されたものでない限り、LP当時にカップリングされていた『未完成』を容易に入手できないことがある。</ref>。
 
== 作曲経緯 ==