削除された内容 追加された内容
m Category:裁判を除去 (HotCat使用)
49行目:
しかし,これら原審の審判,たとえば離婚・離縁及び民事訴訟を提起することができる家庭に関する事件や,別表第2事件(家事調停が不成立になった場合には,家事審判に移行する事件)が同法284条1項に言う「調停に代わる審判」として行われた場合(調停前置主義に於いては大体の場合はこれに当てはまる)については,その審判に対して同法286条に基づいて家庭裁判所に'''異議'''を申し立てることができ、審級を上げずに済む利益を得られる。
 
ただし,別表第2事件([[家事調停]]が不成立になった場合には,家事審判に移行する事件)が,同法272条4項で(自動的に)審判に移行した場合,その審判は同法73条に規定する「審判」となり,同法284条に規定する「調停に代わる審判」ではないこととなるので,異議の申し立てはできない。
 
また,人事に関する訴え(=[[人事訴訟法]]2条)から離婚及び離縁の訴えを除いた「合意に相当する審判」(家事事件手続法277条)についても,家事事件手続法279条で'''異議'''の申立てが認められている。