「ABO式血液型」の版間の差分
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{{main|血液型性格分類|ブラッドタイプ・ハラスメント}}
*縄田健悟(2014)「[https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjpsy/85/2/85_85.13016/_pdf 血液型と性格の無関連性 ―日本と米国の大規模社会調査を用いた実証的論拠―]」『心理学研究』85(2), 148-156. - 日米約1万人のデータを調べたが有意差は出なかった。
*上村晃弘、サトウタツヤ(2006)「[http://dx.doi.org/10.2132/personality.15.33 疑似性格理論としての血液型性格関連説の多様性]」『パーソナリティ研究』15(1), 33-47.
*広島修道大学人文学部助教授 中西大輔のウェブサイト「[http://www.remus.dti.ne.jp/~nakanisi/ketsueki/index.html 血液型性格判断をやめよう]」 - 血液型性格判断の持つ問題点や差別性が心理学者の立場から詳説されている。
▲* [[大村政男]](1990, 1998新訂, 2012新編)『血液型と性格』福村出版
*村上宣寛(2005)『「心理テスト」はウソでした。受けたみんなが馬鹿を見た』日経BP社
*WU Kunher, LINDSTED Kristian D., LEE Jerry W. (2005). [http://cat.inist.fr/?aModele=afficheN&cpsidt=16459254 Blood type and the five factors of personality in Asia]. - 台湾の論文。この調査では、血液型と外向性の関連性を否定する結果が出た。
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*Sakamoto, A., & Yamazaki, K. (2004). Blood-typical personality stereotypes and self-fulfilling prophecy: A natural experiment with time-series data of 1978–1988. ''Progress in Asian Social Psychology, 4'', 239–262. - 上記の山崎賢治・坂元章(1992)と同様の内容。
*武藤浩二・長島雅浩他(2012)「[https://kaken.nii.ac.jp/pdf/2011/seika/C-19/17301/22650191seika.pdf 教員養成課程における科学リテラシー構築に向けた疑似科学の実証的批判的研究]」『2011年度科研費研究成果報告書』 - 山崎賢治・坂元章(1992)は1978年から1988年までの11年間に毎年約3,000人(延べ32,347人)を解析したものであるが、このデータを2000年代にまで拡張して解析しても、同様の結果がでることが判明した(詳細な人数・年数は報告書には未掲載)。
*山岡重行(2009)「[http://ci.nii.ac.jp/naid/110007674296 血液型性格判断の差別性と虚妄性(自主企画(2))]」『日本パーソナリティ心理学会大会発表論文集』 - 1999年から2009年までの6600人を調べたところ、血液型性格分類に対するステレオタイプを持つ被験者に限り多くの項目で有意差が出た。</ref>。だが1970年代から2000年代前半にかけて、多くのテレビや書籍が根拠なく分類を広めた
血液型性格分類に科学的根拠がないとされるにもかかわらず当たっているように感じる理由として、FBI効果が挙げられている<ref>高田明和 、大村政男 協力『Newton別冊 人体の不思議 からだと脳の秘密/がんとエイズは治るか?』、編集人 竹内均、株式会社教育社、1992年、雑誌07048-10、P.106-107。</ref>。
* フリーサイズ('''F'''reesize)効果:「誰もが着られるフリーサイズのTシャツ」のように、各血液型の特徴として挙げられているものが誰にでも当てはまるものである汎用性がある。
* ラべリング(La'''b'''eling)効果:「張られたラベルを信じ込む」ように、「これがA型の特徴」といわれると実際に合ってなくてもそう思ってしまう。
* インプリンティング('''I'''mprinting)効果:「[[刷り込み]]」のようにいったん信じ込むとその印象がずっと残る。
こうした血液型性格分類によって、人の性格を判断し
一方で、免疫系の観点から血液型性格分類を支持する研究<ref>藤田紘一郎(2006)『パラサイト式血液型診断』新潮選書</ref><ref>藤田紘一郎(2010)『血液型の科学』祥伝社新書</ref>や、日本の健常人において、ABO式血液型の遺伝子型と性格特性には有意な関連が認められるとする研究もある<ref>武田真貴子「[https://www.carenet.com/news/general/carenet/40060 本当だった!? 血液型による性格の違い]」ケアネット、2015年6月2日</ref>。
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