「髭男爵」の版間の差分

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;山田ルイ53世(やまだルイ53せい)
:本名:'''山田 順三'''(やまだ じゅんぞう、{{生年月日と年齢|1975|4|10}})。[[身長]]168[[センチメートル]]、[[体重]]120[[キログラム]]<ref> [http://ameblo.jp/higedannsyaku-blog/entry-11335120570.html カンパイオトコ 2012年8月22日]より</ref>、[[ABO式血液型|血液型]]は[[ABO式血液型|O型]]。主にツッコミ担当。男爵キャラとしては[[パリ]]・[[シャンゼリゼ通り]]出身、[[ソルボンヌ大学]]卒業を自称。
:実際は[[兵庫県]][[三木市]]出身で、[[六甲中学校・高等学校|六甲中学校]]に進学するが、中学2年生の夏頃から[[引きこもり]]になり、[[退学|中途退学]]<ref>山田ルイ53世『一発屋芸人列伝』新潮社、2018年、218頁</ref>。引きこもりは20歳まで続く。[[大学入学資格検定]]を経て[[愛媛大学]][[法文学部]]の夜間主コースに[[入学]]<ref>[http://www.youtube.com/watch?v=00zDo1SL3sc 髭まかせ #22 (2013年5月14日公開)]より(YouTube:OHW Plus SunMusic Channel)</ref><ref>{{cite news | url = http://www.asahi.com/articles/ASH1D6GW3H1DUEHF014.html?iref=comtop_6_04 | title = 引きこもりからの栄光なき受験が糧に 髭男爵・山田さん | publisher = 朝日新聞デジタル | date = 2015-01-18 | accessdate = 2015-01-18}}</ref>。[[大学]]時代に友人と漫才コンビを組むも解散、大学2年の途中で退学し上京、[[吉本総合芸能学院|東京NSC]]3期生となる。NSC時代の相方は[[はいじぃ]]<ref>{{Cite web|url = http://haijima.laff.jp/blog/2005/07/post-e953.html|title = 元相方|date = 2005年7月28日|accessdate = 2008年7月2日|author = はいじぃ研究所}}</ref>。旧芸名は「ピュアぞー」。単独で『[[R-1ぐらんぷり]]』にも出場している。2011年8月8日、一般女性と結婚。[[8月8日]]が「髭の日」だったことから、夫人からの提案で8月8日に結婚することが決まった<ref>[http://beauty.oricon.co.jp/news/2000591/full/ 髭男爵・山田ルイ53世が“ひげの日”に入籍]([[オリコン|ORICON]]、2011年8月8日)</ref>。翌年[[7月4日]]に長女が誕生。2014年夏より[[女性アイドルグループ]]「[[まどもあ54世]]」の[[プロデューサー|プロデュース]]を手がける。特技は「勇気」。
 
;ひぐち君(ひぐちくん)
:本名:'''樋口 真一郎'''(ひぐち しんいちろう、{{生年月日と年齢|1974|2|12}})。身長175センチメートル、体重60キログラム、[[福岡県]][[福岡市]][[城南区]]出身。血液型は[[ABO式血液型|B型]]。[[福岡県立修猷館高等学校]](高校1年で留年)<ref>アメトーーク 高校ダブり芸人(2017年5月18日)</ref><ref>山田ルイ53世『一発屋芸人列伝』新潮社、2018年、215頁</ref>、[[関西学院大学]][[社会学部]][[卒業]]。卒業後大手企業に就職するも1か月で退職し、お笑い芸人を志す。主にボケ担当。
:中学校の先輩に[[カンニング竹山]]がいる<ref>{{Cite news | url = http://www.oricon.co.jp/news/2052186/full/ | title = 髭男爵 ひぐち君&カンニング竹山、新コンビ結成!? ルネッサ〜ンスならぬ… | work = ORICON STYLE | publisher = [[オリコン]] | date = 2015-04-28 | accessdate = 2015-09-08 }}</ref>。竹山が同じ事務所で身内に不幸な事情がある芸人を集めたグループ・竹山軍団のメンバーである<ref>お笑いタイフーン! vol.11より</ref>。2010年2月28日の第4回[[東京マラソン]]で完走。
:自宅では[[ウサギ]]を数羽飼っており、自身のブログにはそのウサギについての記事ばかりが書かれている。
:2015年3月15日に一般女性と結婚<ref>{{cite news|title=髭男爵ひぐち君15日に入籍|url=http://www.daily.co.jp/newsflash/gossip/2015/03/14/0007818949.shtml|newspaper=[[デイリースポーツ|デイリースポーツ online]]|date=2015-03-14|accessdate=2015-04-13}}</ref><ref>{{cite news|title=髭男爵・ひぐち君結婚式 スギちゃん感動|url=http://www.daily.co.jp/newsflash/gossip/2015/03/15/0007822528.shtml|newspaper=デイリースポーツ online|date=2015-03-15|accessdate=2015-04-13}}</ref><ref>山田ルイ53世『一発屋芸人列伝』新潮社、2018年、229頁</ref>。
:2015年11月にワインエキスパートの資格を取得<ref>{{Cite news | url = http://www.oricon.co.jp/news/2061978/full/| title = 髭男爵ひぐち君「受カッター!」 ワインエキスパート資格合格 | work = ORICON STYLE | publisher = [[オリコン]] | date = 2015-11-07 | accessdate =2017-10-08 }}</ref><ref>{{Cite news | url = https://withnews.jp/article/f0151208001qq000000000000000G0010601qq000012790A| title = 髭男爵ひぐち君、なぜ今、ワインエキスパートに?「相方忙しくて…」 | work = withnews(ウィズニュース) | publisher = 朝日新聞社 | date = 2015年12月08日 | accessdate =2017-10-08 }}</ref><ref>山田ルイ53世『一発屋芸人列伝』新潮社、2018年、230頁</ref>。
 
=== 過去のメンバー ===
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ひぐち君が大学時代に作った同名のコント集団をもとに[[1999年]]結成。最初は山田・樋口・市井のトリオだったが、市井が1年間でお笑いの道を諦めて役者に転身するため脱退し現在の形に至る。トリオ名「髭男爵」は、市井が決めた<ref>{{Cite news | url = http://www.zakzak.co.jp/gei/200810/g2008101101_all.html | title = 元髭男爵、市井昌秀監督が釜山国際映画祭で最高賞 | work = ZAKZAK | publisher = [[夕刊フジ]] | date = 2008-11-11 | accessdate = 2015-09-08 }}</ref>。
 
結成から数年間は普通の漫才をしていたが、[[くりぃむしちゅー]]の[[上田晋也]]から「髭でも男爵でもないじゃない」と突っ込まれたことなどを機に<ref name="zakzak20081006">{{Cite news | url = http://www.zakzak.co.jp/gei/200810/g2008100622_all.html | title = 女性タレントの隣には…「髭男爵」アノ衣装は“臭” フジ系人気アニメ「のだめ-」に登場 | work = ZAKZAK | publisher = [[夕刊フジ]] | date = 2008-10-06 | accessdate = 2015-09-24 }}</ref><ref>山田ルイ53世『一発屋芸人列伝』新潮社、2018年、225頁</ref>、2004年の夏頃から「キャラつけないと売れない」と山田がコンビ名を体現するように男爵風の衣装をまとい、髭を生やしてネタをするようになった。当時はひぐち君は一般人のスタイルで、貴族に庶民が振り回されるというものだった(執事のスタイルになったのは2005年から<ref name="zakzak20081006"/>)。
 
[[2006年]]の[[M-1グランプリ]]で準決勝に進出し、敗者復活戦にて強烈な印象を残す<ref>山田ルイ53世『一発屋芸人列伝』新潮社、2018年、226頁</ref>。その頃からネタのスタイルが受け始め、[[2008年]]よりテレビ出演が急増。バラエティ番組やCMへの出演の他、同年秋にはラジオにて冠番組『[[髭男爵 ルネッサンスラジオ]]』(文化放送)も始まった。
 
== 芸風 ==
主に漫才を行う。
 
山田が[[燕尾服]]に[[シルクハット]]という[[近世]][[ヨーロッパ]]の[[貴族]]のような衣装、ひぐち君は緑地の[[召使い]]の衣装をまとい、[[ワイングラス]]を片手に舞台に上がる。山田はにこやかに笑いながら登場する。グラスの中身は、通常は安くて色がよいという理由で[[ファンタ (飲料)|ファンタ]]グレープであるが、{{いつ|date=2011年12月}}[[愛媛県]]で営業を行なった際には[[ポンジュース]]<!--(愛媛県産の柑橘系果実で配合新種の[[ポンカン|ぽん柑]]を使用した[[果汁飲料]])-->になっていた。山田が中腰の姿勢から腰を起こしながらグラスを掲げ、「[[ルネサンス|ルネッサ〜ンス!]] どうも貴族です」と声高らかに言うのが挨拶及び基本ギャグ。集団トーク番組などで席のスペースに余裕がなく、ワイングラスを持っていない場合は仕草だけで済ませることもある。
 
漫才<ref group="注">当人たちは「貴族のお漫才」と称する</ref>では、ひぐち君のボケに対して、山田が「〜やないかーい」と言いながらワイングラスを合わせるツッコミを入れる<ref group="注">ワイングラスをあわせる芸風であるが故に、2008年6月放送の「OSAKA漫才ヴィンテージ」では、ネタ中にワイングラスが疲労破損する事故も起きている。</ref>というのが基本パターン。漫才中、ひぐち君が真面目あるいは深刻な話をしてネタを変える時、山田が「事情が変わった」と言い、流れを転換する。