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→‎有色米: Riso Venereを追加。これのクリームリゾットが美味いんですよー。
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; [[黒米]](くろまい、くろごめ)
: 果皮の色が黒い米。[[胚乳]]部分は普通の米と同様に白い。よってぬか部分を完全にとってしまうと品種の特徴は消えてしまう。
: [[中国]]や[[東南アジア]]では、一般の食品や酒造原料としても利用されている。一方、日本では希少なため、赤米と共に神事の際に神饌として用いる機会が多い。黒く見える色素は[[ポリフェノール]]の一種である[[アントシアニン]]に起因しており、非常に濃い紫色である。白米と混ぜて炊飯した時、お米が赤飯のように紫っぽくなるため、[[紫黒米]]とも呼ぶ。日本での代表的な品種は、おくのむらさき、朝紫、むらさきの舞、紫黒苑。近年[[古代米]]と称し栽培が復活しつつある。また、イタリアではインディカ種白米とジャポニカ種黒米とによる交配研究の結果、1997年に[https://it.wikipedia.org/wiki/Venere_(riso) Riso Venere]という新たな黒米品種が誕生、現在は[[ヴェルチェッリ]]県と[[ノヴァーラ]]県を中心に農作されている。
; [[赤米]](あかまい)
: 種皮の色が赤い米。胚乳部分は普通の米と同様に白い。種皮(ぬか)の組織が強固で精米によって完全に取り除くことが難しく、赤い玄米状態で利用することになるため赤米と呼称される。祖先型野生稲はすべて赤米であることが知られており、普通稲は種皮の組織をつくる遺伝子の欠損によって生じたものと考えられる。そのため赤米は、ジャポニカ種・インディカ種、陸稲・水稲、粳米・糯米にかかわらず存在する。