「ザ・プレデター (映画)」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
空弁者 (会話 | 投稿記録)
編集の要約なし
33行目:
 
== あらすじ ==
物語は宇宙にて、ある宇宙船がもう一隻の宇宙船より攻撃を受け、地球に墜落降下するシーンよりから始まる。
 
アメリカ軍特殊部隊のスナイパーであるクインマッケナは南米にて仲間の軍人と共に麻薬組織の暗殺作戦に従事していたが、作戦中に突如飛来した宇宙船墜落に巻き込まれる。墜落地点に仲間と向かったク、パンはそこで宇宙船の搭乗員ロットである獰猛なエイリアン、宇宙人'''プレデター『フュージティブ』'''と交戦する。仲間を皆殺しにされるクインだが宇宙船の残骸でみつけたプレデターの装備品であるガントレットを入手してプレデターを攻撃し戦闘不能に追い込む。クインはガントレットと攻撃によってプレデター『フュージティブ』より外れたヘルメットを入手し、現場から離れると証拠品として自らの私書箱に送る
プレデターの攻撃で仲間を皆殺しにされてしまうが、証拠品として宇宙船からヘルメットとガントレットを回収し、命からがら逃げ延びる。
一方、長年プレデターの生態を調査研究している極秘機関スターゲイザーの一員であるウィル・トレーガーはクインによって戦闘不能になったプレデター『フュージティブ』を捕縛し、その他の装備品と共にアメリカの研究施設に持ち帰る。
回収したプレデターの装備品はクインの自宅へ送られ、クインの息子であり発達障害を抱えながらも天才的な記憶能力を持つ([[サヴァン症候群]])ローリーの手に渡る。
 
クインはその後アメリカに帰還するしたクインだった直後にス、プレデターとの遭遇を握り潰したい政府はクザー一員主張捕縛され取り合わず、「気がふれて味方仲間を殺害した」という濡れ衣してクイン着せられて逮捕され、軍刑務所行きのバス送り乗せられる。クインが私書箱に送付たプレデターの装備品は私書箱の容量を超えたといてしま理由で彼の自宅に送り届けられ、彼の息子であるローリーの手に渡る
尋問のあと[[護送車]]に載せられたクインは、そこで「チーム名:ルーニーズ<ref>{{cite news|url=https://kazuhand2017.com/movie/predetor_group_name/|publisher=Kazuの鑑賞ブログ|title=『ザ・プレデター』男仲間集団ルーニーズはどうなった?それぞれの過去や結末についてネタバレまとめ|date=2018-09-14|accessdate=2018-09-25}}</ref><ref>{{cite news|url=https://www.excite.co.jp/News/reviewmov/20180919/E1537289964782.html?_p=2|publisher=エキサイトレビュー|title=「ザ・プレデター」から滲み出るテレビ洋画感に泣け!80年代的気負いのなさと男たちの肉弾戦よ|date=2018-09-19|accessdate=2018-09-25}}</ref>」と称する他の退役軍人受刑者で、ネブラスカ、コイル、バクスリー、リンチ、ネトルズの5人と知り合う。
 
発達障害を抱えながらも天才的な記憶能力を持つ([[サヴァン症候群]])ローリーは送られてきたプレデターの装備品を起動させ、そこに表示された情報を自前の記憶能力を生かして吸収していく。
 
一方、進化生物学を専攻する科学者ケイシー=ブランケット博士は、[[プレデター (映画)|1987年]]と[[プレデター2|1997年]]の襲来からプレデターを研究している政府の秘密機関『スターゲイザー』の秘密基地へと招かれる。
トレーガーは生態学者であるケイシー・ブラケット博士を呼び出し、「彼らは過去二回、[[プレデター (映画)|1987年]]と[[プレデター2|1997年]]に地球に来ている」と説明しプレデター『フュージティブ』が今回飛来した目的を探ろうとする。ケイシーは現時点でスターゲイザーが把握している説明を受け「彼らは『捕食者:プレデター』ではなくハンターだ」と指摘する。そしてケイシーの案でメキシコでの唯一の生存者であるクインを尋問することになり、クインの乗るバスはスターゲイザーの秘密基地に向かうがバスが到着したタイミングで基地で捕縛されていたプレデター『フュージティブ』が息を吹き返し、研究員や護衛を殺害した後、研究施設内にあった装備を奪還。施設内にあった以前に回収されていた別のプレデターのヘルメットを装着し、基地から逃亡。ローリーの元にある装備品の元に向かう。
そこでケイシーが目にしたのは、かつてクインと交戦しその後スターゲイザーに標本として捕獲された'''フュージティブ・プレデター'''と、その装備品だった。
 
フュージティブと交戦したクインを載せた護送車が基地に着いた途端、麻酔で眠らされていたはずのフュージティブが突如蘇生。
ローリーの操作したプレデターの装備が信号を発し、冒頭でプレデター『フュージティブ』の宇宙船を追跡していたもう一隻のプレデターに探知され、彼の宇宙船が地球に降下してくる。3メートル近い今までにない大型の体躯を持ち、遺伝子の組み換えで強化されたプレデター『アサシン』はアメリカ空軍の戦闘機と交戦してこれを撃退すると、『フュージティブ』と同じく、ローリーの元にある装備品捜索のために彼のいる町に向かう。プレデター『フュージティブ』の行動によって大混乱に陥った基地ではクインがバスに同乗していた「チーム名:ルーニーズ<ref>{{cite news|url=https://kazuhand2017.com/movie/predetor_group_name/|publisher=Kazuの鑑賞ブログ|title=『ザ・プレデター』男仲間集団ルーニーズはどうなった?それぞれの過去や結末についてネタバレまとめ|date=2018-09-14|accessdate=2018-09-25}}</ref><ref>{{cite news|url=https://www.excite.co.jp/News/reviewmov/20180919/E1537289964782.html?_p=2|publisher=
基地内の研究員や警備員たちを次々と惨殺したフュージティブは、ヘルメットを遠隔操作して自身の装備品がクインの自宅にあることを割り出し、奪われた自身の装備品を回収するためにクインの自宅へと向かう。
エキサイトレビュー|title=「ザ・プレデター」から滲み出るテレビ洋画感に泣け!80年代的気負いのなさと男たちの肉弾戦よ|date=2018-09-19|accessdate=2018-09-25}}</ref>」と称する他の退役軍人受刑者であるネブラスカ、コイル、バクスリー、リンチ、ネトルズの5人と協力して逃亡を図り、その道中でプレデター『フュージティブ』を独断で追跡したためにスターゲイザー隊員に射殺されかけたケイシーを助け、行動を共にすることになる。ケイシーの話からプレデターが自分の送った装備品を狙っていることを知ったクインはネブラスカ達と共に息子と妻が住む町に向かうことを決める。
 
クインたちルーニーズとケイシーが家に着くと、ローリーは既にハローウィンで賑わう町に出かけた後であった。ローリーを探しに出かける一行は、学校で(『アサシン』が放った)プレデターハウンドに襲われているローリーを見つけ、一匹は撃退、一匹を手懐ける。そこにプレデター『フュージティブ』が現れ一行と争いに。更にプレデター『アサシン』が現れ『フュージティブ』を殺害する。その隙に一行は逃げる。
 
その頃、クインとルーニーズは護送車を乗っ取って脱走を図り、その途上で基地を脱するフュージティブと、フュージティブを追跡しようとするケイシーに遭遇。
一行が隠れている納屋にトレーガーが現れ、クインとケイシーを尋問し、ローリーのみを連れ去り『フュージティブ』の船に向かう。
ケイシーの話から、フュージティブの狙いが装備品にあることを知った一行は、クインの自宅へ到着。しかし、プレデターの装備品はローリーが[[ハロウィン]]の仮装として身につけ、街へ持ち出してしまっていた。
 
ローリーを探すクインたちは、学校にてローリーを発見するが、そこへフュージティブも現れてクインたちと交戦になり、さらにフュージティブを追跡していたもう一体の'''アサシン・プレデター'''までも出現。
ケイシーとクインは見張りを倒し、一行はトレーガーを追い宇宙船のところへ。
フュージティブに対し、遺伝子組み換えによる強化によって体格で優るアサシンは、フュージティブを易々と殴殺する。
トレーガー達とクイン一行が争っているところに『アサシン』が現れ争いは一旦おあずけに。
 
『アサシン』は『フュージティブ』の船の破壊を予告、更に「地球の戦士として一番優秀なマッケナを連れて帰る」と宣言する。
このマッケナはクインのことではなく息子のローリーのことであった。
ケイシーはプレデターが地球に移住してくることを見抜く。遺伝子操作はそのためであった。
 
プレデター同士が殺し合っている隙に逃げ出した一行だったが、フュージティブの宇宙船墜落地点を解読していたローリーをスターゲイザーに連れ去られてしまう。
スターゲイザーの兵士を全滅させ、またルーニーズの仲間、コイル、バクスリー、リンチを葬った『アサシン』はローリーを連れ自身の船に乗り込む。
追うクイン、ケイシー、ネブラスカ、ネットルズ。
飛び立とうとする船の外装に取り付き乗り込むクインとネブラスカ、ネットルズ。
ケイシーはランチャーを撃って船に損害を与える。
船の外装に起動したフォースフィールドによってネットルズは両足を切断され落下、フォースフィールドの外側に残されたネブラスカは動力源の空気吸入口に飛び込み更なる船の破壊を狙う。
船内に乗り込み『アサシン』を撃つも、船外に放り出されるクイン。
ケイシーとネブラスカの攻撃によって船は墜落、地上でクインと『アサシン』は戦う。そこへケイシーが加わり『アサシン』を倒す。
 
墜落したフュージティブの宇宙船へ向かったスターゲイザーと、後を追ってきたクインたちが交戦しているところにアサシンが出現し、フュージティブの船の破壊を予告。
戦いの後、亡くなったルーニーズの仲間、コイル、バクスリー、リンチ、ネットルズ、そしてネブラスカをローリーとともに偲ぶクイン。そばにはケイシーとプレデターハウンドがいる。
更にアサシンは「地球の戦士として一番優秀なマッケナを連れて帰る」と宣言し、クインたちおよびスターゲイザーの兵士たちは共同戦線を張ることとなる。
 
森の中での戦闘でスターゲイザーの兵士を全滅させ、またルーニーズの仲間、コイル、バクスリー、リンチを葬ったアサシン、クインではなくローリーを連れ捕らえて自身の船に乗り込む。
後日、極秘機関スターゲイザーの研究所、地球上で誰よりもプレデターに詳しいローリーはケイシーとともに研究員として勤めている。
地球に度々来訪するプレデターの狙いとは、獲物から取り出した[[脊椎]]を用いた異種交配によるプレデター種族の強化と、[[地球温暖化]]に乗じた地球の植民地化であり、それに反対するフュージティブの抹殺とその痕跡の抹消するのがアサシンの目的だった。その作戦の最中、ローリーの優れた知能に目をつけたアサシンは、ローリーを自身の戦利品と見定め、強化の素材にするためローリーを拉致したのだった。
そして眼下の大研究室の真ん中には『フュージティブ』の船から『アサシン』の破壊によっても壊れなかった『もの』が運び込まれている。
 
中身は「プレデター・キラー」と呼ばれる武器であった。
 
『アサシン』達・プレデター支配族の地球移住を阻止したい非被支配族の『フュージティブ』はぜひとも「プレデターキラー」を地球人に渡したかったため、どんなことがあっても破壊されないようにしていたのだ。
発進しようとする宇宙船を墜落させようとクイン、ネブラスカ、ネトルズは宇宙船に飛び乗り、攻撃を仕掛ける最中に宇宙船のバリアーの動作に巻き込まれてネトルズが死亡。
「プレデターキラー」を見てクインはつぶやく「これは俺が着る。サイズが合うかどうか」
さらにネブラスカの捨て身の攻撃で宇宙船は大破し墜落。
 
地上に落ちたクインはケイシー、ローリーと連携してアサシンを追い詰め、ついにアサシンを打ち倒すことに成功する。戦いの後、亡くなったルーニーズの仲間、コイル、バクスリー、リンチ、ネトルズ、そしてネブラスカをローリーとともに偲ぶクイン。そばにはケイシーとプレデターハウンドがいる
 
 
その後、プレデターのテクノロジーを解析したローリーはスターゲイザーの関連施設に研究員として勤めることになり、クインも呼び出される。
 
アサシンによって破壊されたフュージティブの宇宙船から、『プレデターキラー』なる鎧状の装備品が回収されていた。
アサシン』達・プレデター支配族たちの地球移住を阻止したい非被支配族のフュージティブはぜひとも「プレデターキラー」を地球人に渡したかったため、どんなことがあっても破壊されないようにしていたのだ。
 
開封された「プレデターキラー」を見てクインはつぶやく「これは俺が着る。サイズが合うかどうか」
 
== キャスト ==
90 ⟶ 95行目:
 
== エピソード・その他 ==
* 秘密研究所についたばかりのケイシー博士が館内を案内されている最中に見かける「過去にスターゲイザーが入手したプレデターの遺物」の展示物の中に[[AVP|エイリアンVSプレデター (映画)]]で出てき登場した『エイリアンの尻尾のついた槍』がある。
* 一作目以降、本シリーズの宇宙人の名称としてプレデターの名称が使われてきたが、これまでのシリーズ作中においてプレデターの名称が用いられたことはなく、宇宙人の名称として「プレデター」の名称が登場するのは本作が初。ただし「プレデター」とは、本来「捕食者」という意味であり、作中のプレデターのように捕食行為以外を目的としているのであれば「プレデター」の名称は不適切である。本作でもケイシーがそのことを指摘するシーンがある。
 
== 脚注 ==
{{Reflist}}