「ソフト電池」の版間の差分

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{{宣伝|date=2017年8月}}
{{Infobox Software
| 名称 = ソフト電池
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== 概要 ==
通常、ライセンスファイルを利用するタイプのコピーガード・ライセンス管理システムは、ライセンスファイルと呼ばれる暗号化されたファイルを導入し、それによってライセンス管理をするが、このソフト電池システムでは、その「ライセンスファイル」を「電池」に例えることでわかりやすく表現したことが特徴である。
ソフト電池システムを利用している[[アプリケーションソフトウェア]]は、ソフト電池ランタイムプログラムと呼ばれる共通のランタイムソフトウエアを導入したコンピュータ上で動作する。まずソフトウエアを購入した際には、アプリケーションソフトウエア本体をダウンロードすると同時に、この「ソフト電池」と呼ばれるライセンスキーを自動的にダウンロードし、[[アクティベーション]]をアプリケーションソフトウエアに代わって行う。これをソフト電池の用語で「充電」と呼ぶ。これによって、ライセンス管理を行うソフト電池ランタイムプログラムと呼ばれる共通のランタイムソフトウエアに電池という形でライセンスが登録され、そこから起動を許可されたソフトウアが動作する仕組みである。
 
基本的によくあるマイクロビジョン社のFlexNetなど高級なアプリケーションに搭載されているライセンス管理システムと同様であるが、それらより比較的平易に扱える。
 
ソフト電池はその使用時間や使用回数などを設定することができ、そこに設定された、あるいは購入した分だけ残量があり、利用状況に応じてソフト電池の量と言う形で利用できる回数が減っていく。残量設定がある電池の場合は、当然ながら利用回数が無くなればアプリケーションソフトウェアは使用できなくなる。このとき、引き続きそのアプリケーションソフトウェアを使用したければ、追加でソフト電池を購入して充電することで継続して使用できるようになる。
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以下は、パルティオソフト株式会社のソフト電池の特徴である。通常のライセンス管理システムの特徴については、関連項目を参照のこと。
 
*比較的平易な言葉で言い換えており、親しみやすいとされる。
*わざと使うためのハードルをあげている高価なソフトウエアで使用されるシステムとは異なり、通常のアプリケーションを使うような感覚で利用できる。
*中小ソフトウエアベンダーでも利用しやすいよう、サーバ側のソリューションも同時に提供されており、また製品の利用料金が安価である。
*バイナリファイルを直接暗号化する「ラッピング」手法を用い、ソフトウエアに直接手を加えず、簡易な方法で対応することも可能。
*独自の販売を強く押し出さず、ダウンロード販売店やソフトウエアメーカをまたいでも共通のランタイムを利用できる。
*Windows環境以外のソフトウアには対応していない。
*Windows Vista以上については、管理者権限で動作させる必要があるなど一部注意が必要。
*ネットワーク内でライセンスを付与するフローティングライセンス・ネットワークライセンス等の形態には対応していない。(その代わりソフト電池お預かりサービスを利用することで端末間移動が容易。)