「ネック・ハンギング・ツリー」の版間の差分

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'''ネック・ハンギング・ツリー'''(''Neck Hanging Tree'')は、[[プロレス技]]のひとつ一種である
 
== 概要 ==
向かい合った相手の首を両手で掴み、相手の体を軽く宙に持ち上げることで頚動脈を圧迫する。首をめているわけではないので反則ではにならないが、重力で[[親指]]ノドに食い込む形になるため非常に苦しい。吊り下げられるダメージもさることながら、その後叩きけられる際のダメージも大きい。
正面に向き合った状態で、相手の首下を両手で支えるようにして高々と上に持ち上げる。
 
首を絞めているわけではないので反則ではないが、重力で[[親指]]がノドに食い込む形になるため非常に苦しい技。吊り下げられるダメージもさることながら、その後に叩き付けられる際のダメージも大きい。
 
== 使い手 ==
パワーのある[[プロレスラー]]が得意技とする。しており、[[ビル・ミラー (プロレスラー)|ビル・ミラー]]、[[ドン・レオ・ジョナサン]]、[[ゴリラ・モンスーン]]、[[グリズリー・スミス]]、[[ルーク・ブラウン]]、[[ブラックジャック・マリガン]]、[[ネイル・グアイ|ザ・ハングマン]]、[[カマラ (プロレスラー)|カマラ]]、[[ロバート・マイエ|クルガン]]など超大型強豪レスラーが、自の巨体と怪力を誇示する目的でよく使用していた。[[ニコライ・ボルコフ]]は片相手決め、掴んで仕掛ける怪力ぶりを見せつけた。日本では[[アーニー・ラッド]]の得意技として知られ、[[新日本プロレス]]参戦時にはこの技で[[アントニオ猪木]]から勝利を奪っ収めている。日本人レスラーでは[[坂口征二]]がよく見せ使用していた。
 
派生技として背中越しに決め仕掛け後述の'''リバース[[ネックブリーカー#ハングマンズ・ホールド|ハングマンズ・ホールド]]も存在す'''がある。また、[[WWE]]の[[マシュー・ブルーム|ロード・テンサイ]](ト・バーナード、A・トレイン、プリンス・アルバート]]、この相手をネック・ハンギング・ツリーの状態要領で抱え上げてから開脚[[パワーボム]]に移行すジャンプして、前方へと落下させた相手の背中を自身の両足の間へ叩きつけ技を'''[[パワーボム#ネック・ハンギング・ボム|ボルドー・ボム]]をフィニッシュ技としている'''の名称で使用
 
== 派生技 ==
; <span id="ハングマンズ・ホールド">ハングマンズ・ホールド</span>
: 立っている相手と背中合わせになった状態で後ろから両腕を回して相手の首を掴み、そのまま肩口に相手の頭を乗せて体を前傾させ、[[バックブリーカー#カナディアン・バックブリーカー|カナディアン・バックブリーカー]]のような体勢要領で担ぎ上げと背骨にダメージ与えてギブアップを奪う怪力技締め上げる。[[絞首刑]]における[[縊死#首吊り(縊頸)|首吊り]]を想起させることから、技をかける腕を首吊り縄(noose) (Noose) に見立てて、'''ハングマンズ・ヌース'''とも呼ばれる<ref>{{cite web|url=http://www.onlineworldofwrestling.com/profilesbios/p/paul-vachon.html/|title=Wrestler Profiles: Paul "Butcher" Vachon|accessdate=2010-11-29|publisher=Online World of Wrestling}}</ref>。'''ハングマンズ・ネックブリーカー'''また、もしくは単に'''ハングマン'''と呼称される場合もある。

元祖は[[イタリア]]出身のプロレスラーバロン・レオーネとされており、日本では[[ブッチャー・バション]]が初公開している<ref>{{cite web|url=http://www.showapuroresu.com/waza/hangmans.htm|title=ブッチャー・ポール・バションのハングマンズ・ホールド|accessdate=2018-08-12|publisher=昭和プロレス研究室}}</ref>。以降[[ワイルド・アンガス]]、[[ネイル・グアイ|ザ・ハングマン]]、[[デビッド・シュルツ]]、[[デニス・ナイト]]などの大型レスラーが自身の怪力を誇示する技として使用しており、[[ロード・ウォリアー・ホーク]]もこの技で[[ジム・ガービン|ジミー・ガービン]]からギブアップさせたことがあを奪っている<ref>{{cite web|url=http://www.pwwew.net/ppv/wcw/june/1989.htm|title=WCW Great American Bash 1989|accessdate=2010-11-29|publisher=pWw-Everything Wrestling}}</ref>。軽量級の選手レスラーでは、[[ブラック・タイガー (プロレスラー)#初代|初代ブラック・タイガー]]の[[マーク・ロコ| "ローラーボール" マーク・ロコ]]が使ていた。
 
== 脚注 ==
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{{Reflist}}
 
{{DEFAULTSORT:ねつくはんきんくつりい}}
{{Martialart-stub}}
[[Category:プロレス技]]
 
[[Category:プロレス投げ|ねつくはんきんくつり]]