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{{出典の明記|date = 2018年1月}}
'''エルボー・ドロップ'''
== 概要 ==
仰向けに倒れ
古くからポピュラーなプロレス技で使用者も多い。序盤から終盤まで様々な状況で用いられており、派生技の中には[[フィニッシュ・ホールド]]として使用されるものもある。
応用技として、突き出した肘を相手の胸板にジャンプして叩きつける'''ジャンピング式'''がある。
== 主な使用者 ==
* [[ジョニー・バレンタイン]]
* [[ラリー・ヘニング]]
* [[ビッグ・ジョン・クイン]]
* [[アブドーラ・ザ・ブッチャー]]
* [[ドリー・ファンク・ジュニア]]
* [[ディック・マードック]]
* [[ダスティ・ローデス]]
* [[バグジー・マグロー]]
* [[グレッグ・バレンタイン]]
* [[ボブ・オートン・ジュニア|カウボーイ・ボブ・オートン]]
* [[ディック・スレーター]]
* [[スタン・ハンセン]]
* [[クワイエット・ストーム (プロレスラー)|クワイエット・ストーム]]
* [[橋本真也]]
== 派生技 ==
仰向けになった相手の胸板にエルボー・ドロップを放ち、その体勢のままフォールを奪う。主に重量級巨漢レスラーが使用。
; エルボー・ドロップ・ホールド▼
; ドライビング・エルボー・ドロップ(フラッシングエルボー)▼
主な使用者は[[デビッド・ヒース|ギャングレル]]、[[アニマル浜口]]、[[小原道由]]。
; [[ピープルズ・エルボー]]▼
主な使用者は[[テリー・ファンク]]、[[マーク・ロコ]]、[[ランディ・サベージ]]、[[アドリアン・アドニス]]、[[デビッド・シュルツ]]、[[ブレット・ハート]]、[[ボビー・イートン]]、[[スティーブ・オルソノスキー]]、[[バリー・ウインダム]]、[[シオネ・ヴァイラヒ|ザ・バーバリアン]]、[[ショーン・マイケルズ]]、[[ザ・ヘッドハンターズ (プロレス)|ザ・ヘッドハンターズ]]、[[ビル・デモット]]、[[ペリー・サターン]]、[[ダレン・ドロズドフ]]、[[ランス・ケイド]]、[[ジェイ・リーサル]]('''ヘイル・トゥ・ザ・キング'''の名称で使用)、[[ニック・オールディス]]、[[ザック・ライダー]]('''エルブロ・ドロップ'''の名称で使用)、[[ブライアン・マイヤーズ|カート・ホーキンス]]('''ヒート・シーキング・エルボー'''の名称で使用)、[[ローガン・シューロ|イライアス]]、[[天龍源一郎]]、[[川田利明]]、[[小島聡]]('''いっちゃうぞエルボー'''の名称で使用)、[[高岩竜一]]、[[愚乱・浪花]]('''カニカニ・エルボー'''の名称で使用)、[[アブドーラ小林]]('''ダイビング・バカチンガー・エルボー'''の名称で使用)、[[神田裕之]](旧名称は'''下剋上エルボー''')、[[KENSO (プロレスラー)|KENSO]]、[[後藤洋央紀]]、[[オカダ・カズチカ]]、[[吉田隆司]]、[[佐々木大輔 (プロレスラー)|佐々木大輔]]、[[日向寺塁]]、[[中之上靖文]]、[[FUMA]]('''Heavy Metal Anthem'''の名称で使用)、[[アジャ・コング]]、[[宝城カイリ|カイリ・セイン]]。
; スーパー・スター・エルボー▼
: ハンド・スプリング式のエルボー・ドロップ。ロープに向かって走り、倒立して後方に倒れロープにもたれ、その反動を利用し着地すると同時に今度はバック宙し空中で回転、その遠心力を利用し相手へエルボー・ドロップを繰り出す。[[石森太二]]のオリジナル技。▼
通常は空中で自身の体を横向きに反転させて仕掛けるが、ハートはセカンドロープから左手で右の手首を固定して[[エルボー・バット#エルボー・スタンプ|エルボー・スタンプ]]を放つ。ファンク、天龍、川田、アジャはリングに背を向けた状態でジャンプして放つ'''背面式ダイビング・エルボー・ドロップ'''を使用。浪花はリングの方を向きながらセカンドロープに跳び乗ってロープの上をカニの如く横歩きしたあとジャンプしてエルボー・ドロップを放つ。カイリはジャンプして滞空時に体をV字状に曲げて脚側を上に向けて急角度で落下してエルボー・ドロップを放つ。
; ファイナル・カット (エルボー式)▼
[[武藤敬司]]のオリジナル技。仰向けになった相手側でジャンプして体を左右に揺すりながら落下して相手の胸板にエルボー・ドロップを放つ。
主な使用者は[[棚橋弘至]]('''青天井エルボー'''の名称で使用)、[[デビッド・ヒース|ギャングレル]]('''コーク・スクリュー・エルボー'''の名称で使用)。
{{main|ピープルズ・エルボー}}
[[ドウェイン・ジョンソン|ザ・ロック]]のオリジナル技。自身は仰向けになった相手の頭の側に仁王立ちして右肘のサポーターを場外に投げて人差し指を立てた両手を胸の前で交差させるように振り、両腕を左右に大きく開いて相手の左サイドにあるロープに走り出し、相手の体を飛び越えて相手の右サイドにあるロープに向かって走って相手の側まで帰ってきたところで急停止して、相手の胸板にエルボー・ドロップを放つ。
大きなムーブからくるパフォーマンスが重要な技で観客も一体になって盛り上がる。そのパフォーマンス性の高さからロックは「娯楽スポーツ界最高の美技(''The most electrifying move in sports entertainment'')」と自称していた。
主な使用者は[[ミステル・カカオ]]('''マッチョ・エルボー'''の名称で使用)、[[SYU (プロレスラー)|SYU]]('''ポルノ・エルボー'''の名称で使用)、[[中澤マイケル]]。
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立っている相手の背後から首を腋に抱えた状態から相手を背中から落としつつ自身の体を反転させて相手の胸板に直角に曲げた腕の肘部分を当てエルボー・ドロップを放つ。
主な使用者は[[グレゴリー・ヘルムズ]]、[[ビッグ・ショー (プロレスラー)|ビッグ・ショー]]、[[ダスティン・ローデス|ゴールダスト]]。
開発者はヘルムズがで'''ナイトメア・オン・ヘルム・ストリート'''の名称で使用していた。最初にファイナル・カットの名称で使用したのはショー。[[WCW]]時代にヘルムズの抗争相手だった[[カズ・ハヤシ]]が日本に帰国後、ネックブリーカー・ドロップのように腕を叩きつける形を使用して以降、日本ではネックブリーカー・ドロップ型が普及している。
== 関連項目 ==
* [[エルボー・バット]]
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