「ジェイアールバス関東諏訪支店」の版間の差分
(相違点なし)
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2018年10月3日 (水) 06:37時点における版
所在地
諏訪支店(旧:下諏訪支店→中央道支店諏訪営業所)
所属車両のナンバー
諏訪ナンバー(諏訪ナンバー登場以前に投入された車両は松本ナンバー)。
概要
1933年、鉄道線の短絡という目的で開設された上諏訪・下諏訪と丸子町を結ぶ路線の運行開始とともに、本支店の前身となる下諏訪営業所が開設されたのが始まりである。
白樺湖などの観光地があり、国鉄時代から下諏訪駅からの和田峠南線や上諏訪駅からの霧ヶ峰線が運行されていた。1989年までは途中で和田峠北線に乗り継いで上田駅まで出ることができた。しかし、利用者の減少により季節運行となった。ビーナスラインが無料開放された時期には増発なども試みたが、目立った効果が見られなかったために2004年には運行取り止めとなってしまった。鉄道線のフィーダーの役目を果たす諏訪線も2005年に廃止された。
車両整備工場を持たないため、車両の整備は中央道支店に委託している。
沿革
- 1987年(昭和62年)7月1日 - 中央高速バス諏訪岡谷線を運行開始。
- 2003年(平成15年)
- 3月24日 - 諏訪湖周循環バス「スワンバス」(内回り線)の受託運行開始。
- 4月 - 下諏訪町コミュニティバス「あざみ号」の受託運行開始。
- 2004年(平成16年)10月1日 - 伊那支店を中央道統括支店に名称変更。下諏訪支店は中央道統括支店諏訪営業所に格下げ。
- 2005年(平成17年)
- 2008年(平成20年)
- 3月31日 - 和田峠南線の下諏訪駅 - 斧立(よきたて)・樋橋(とよはし)間(全線)廃止。
- 2010年(平成22年) - 中央道支店に名称変更。
- 2017年(平成29年)
- 2018年(平成30年)10月1日 - 諏訪営業所が諏訪支店に昇格。
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現在の所管路線
高速バス
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コミュニティバス
過去の路線
車両
現在は、高速車、貸切車、市町村から委託されたコミュニティバスの配置されている。
高速車は、中央高速バス諏訪岡谷線及び新宿・静岡号で使用するハイデッカー4列シート40人乗りの楽座シート仕様のエアロエースが配置されている。一時期はスーパーハイデッカーが配置されていた時期もあった。
コミュニティバスはハイエース、ローザ、エアロミディMJが配置されている。
以前は国鉄中部自動車局の管轄であったため、UDトラックス(旧:日産ディーゼル)の車両が主だったが、民営化以降は支店が車両導入を決められることもあり、引き続いて日産ディーゼル製が新車に採用されていた。
一般路線では、観光路線を多く抱えていたこともあり、観光仕様の車両が多かった。しかし、相次ぐ観光路線からの撤退により、中型車のみでの運用となり、1989年には西工車体の日産ディーゼル・スペースランナー(RB80G)が導入されていた。これはJRバス関東初のワンステップ車でもあった(現在は廃車)。
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あざみ号
(2008年3月、下諏訪駅にて) -
スワンバス
(2008年3月、下諏訪駅にて)
- 過去の車両
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当時は関東でも珍しかった西工架装の路線車 L328-89606
(1992年8月、下諏訪駅にて) -
かつて導入されていた諏訪岡谷線の車両
(1994年、新宿駅にて) -
中央高速バス諏訪岡谷線の車両
(2008年3月、下諏訪駅にて)
脚注
参考文献
- バスラマ・インターナショナル48号「ユーザー訪問:ジェイアールバス関東」
- バスジャパン・ハンドブック「18 ジェイアールバス関東」
- バスジャパン・ニューハンドブック「37 ジェイアールバス関東」