「ウラカン・ラナ・インベルティダ」の版間の差分

'''ウラカン・ラナ・インベルティダ'''（ (''Huracan Ranarana Invertidainvertida''）) は、[[プロレス技]]の一種である。[[日本]]別名は、'''高角度後方回転エビ固め'''（こうかくど。また、日本では'''ウラカン・ラナ'''と呼ばれるこうほうかとが多いてん。なお、メキシコにおける「ウラカン・ラナ」の元来の用法は異なり、日本における[[高角度前方回転エビがた固め]]を指す（[[#技名称について|技名称について]]の章を参照）。

[[ウラカン・ラミレス]]のオリジナル技。相手の正面からジャンプして両肩に乗ってり、両足で頭を挟み込み、こむ。そのまま自身分の頭を振り子の錘のように使って後方へとに倒れこみ、相手の股の間を潜りこむ。その勢いを使って相手を前方に回転させつつ、両足をとって取り[[フォール技#ローリング・クラッチ・ホールド|回転エビ固め]]の要領でフォールを狙う。

[[フランケンシュタイナー]]と見た目はほとんど同じだが、こちらは頭部をマットに叩きつけてダメージを負わせるものなので、別の技といっていい。

== 技名称について ==

技名称は、創始者であるウラカン・ラミレス本人の名前からネーミングされた。「ウラカン」は[[スペイン語]]で「[[ハリケーン]]」、「ラナ」は同じく「[[カエル]]」を意味する。「インベルティダ」は、同じく「逆の」という意味で、英語でいうところの「Inverted」にあたる。

日本では「インベルティダ」が略されて、「'''ウラカン・ラナ'''」と呼ばれていることが多い。しかし、本来のウラカン・ラナ（メキシコの[[ルチャリブレ]]での用法）は'''[[フォール技#メキシカン・ローリング・クラッチ・ホールド|高角度前方回転エビ固め]]'''のことである。高角度前方回転エビ固めは日本国内では「'''メキシカン・ローリング・クラッチ・ホールド'''」の別名でも呼ばれる。

アメリカのマットでは「ウラカン」が英語で「ハリケーン」を意味することから'''ハリケーン・ラナ'''と呼ばれていることもあるが、拡大解釈されて[[ヘッドシザーズ・ホイップ]]系の技（主にコルバタ）を指す語となっている。

: コーナー最上段トップからリング内の相手に向かってダイブして仕掛けるウラカン・ラナ・インベルティダ。

: [[ドラゴン・キッド]]のオリジナル技。エプロンサイドからリングの相手内に向かって[[プロレス技#スワンダイブ式|スワンダイブ式]]でに仕掛けるウラカン・ラナ・インベルティダ。ロープの反動を加えた落差がある分、技に入るスピードが早く、フィニッシュ技となる場合が多い。主な使用者は[[ドラゴン・キッド]]

: ドラゴン・キッドのオリジナル技。コーナーポスト最上段から前方宙返りをして相手の肩に飛び乗ってから入るウラカン・ラナ。[[ドラゴン・インベルティダキッド]]の技。

: ドラゴン・キッドのオリジナル技。コーナー付近に立つ相手にダッシュして、そのまま相手を飛び越え背後のコーナーに着地して。そのまま後ろ跳飛びして相手に逆肩車状態で飛び乗ってウラカン・ラナ・インベルティダを決める。

: [[杉卓也|SUGI]]がリトル・ドラゴンの時代に開発したオリジナル技。コーナーポスト最上段から[[ムーンサルトプレス#派生技|フェニックス・スプラッシュ]]のような形で相手の肩に飛び乗ってから入るウラカン・ラナ。[[杉卓也|リトル・イドラゴンベルティダ]]の技。