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{{Otheruses|プロレス技|芸能プロダクション|POWERBOMB}}
{{出典の明記|date
[[File:BatistaBomb.jpg|thumb|
'''パワーボム'''(''Powerbomb'')は[[プロレス
== 概要 ==
前屈みになった相手の
多くの場合は
[[総合格闘技]]や組み技系格闘技では'''バスター'''と呼ばれ
== 技の遍歴 ==
日本での初公開は[[1968年]][[1月17日]]、[[国際プロレス]]
その後
== 名手 ==
日本において
天龍は
さらに[[タイガーマスク (プロレスラー)#2代目|2代目タイガーマスク]]([[三沢光晴]])、[[川田利明]]、[[小橋建太]]、[[田上明]]、ライバル団体だった[[新日本プロレス]]の[[長州力]]、[[藤波辰爾|藤波辰巳]]、[[闘魂三銃士]]([[武藤敬司]]、[[蝶野正洋]]、[[橋本真也]])、更には[[高田延彦]]や[[大仁田厚]]と、当時のトップ選手全てからこの技でピンフォールを奪った。女子では[[全日本女子プロレス]]の[[佐藤ちの]]が1979年頃から使い始め、彼女の引退後は同期の[[ジャンボ堀]]が受け継ぎ、1982年頃から毎試合のように披露。新技の研究に熱心だった堀は、叩きつけるのではなくそのまま後方に投げ飛ばす「ジャンボ・スープレックス」も開発した。
2016年現在では派生技が多くなっており、原型のまま使っているのは川田、[[越中詩郎]]ぐらいである。
アメリカマットでは[[WCW]]・[[WWE|WWF]](当時)の両団体で[[シッド・ビシャス]]が迫力ある投げ捨て式のパワーボムを決め技として使用したことで有名になった。その後[[ビッグバン・ベイダー|ベイダー]]や[[ケビン・ナッシュ]]、[[アンダーテイカー]]などと言った大型選手の代表的な得意技として一気に流行する。
総合格闘技ではPRIDEで[[クイントン・ジャクソン|クイントン・"ランペイジ"・ジャクソン]]がKO勝ちを上げているほか、[[ボブ・サップ]]が[[アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ]]に対して、ノゲイラの関節技から逃れるために用いている。
また、[[マーク・コールマン]]は、練習中のスパーリングのさなかで、弟子に当たる[[ケビン・ランデルマン]]からパワーボムを受けてしまい、重傷を負ったとされている。
== 派生技 ==
持ち上げ方・叩きつけ方その他挙動にアレンジを加えることにより、多くの派生技が開発された。
; <span id="滞空式パワーボム">滞空式パワーボム</span>
: 相手を頭上に持ち上げてから数秒溜めを作ってから落とす。[[越中詩郎]]が使い手で、通称「'''侍パワーボム'''」とも呼ばれることがある。越中は相手をフォールするときにくの字になった相手の尻の上に圧し掛かってフォールする場合が多い。このときに両拳または片拳を突き上げ勝利を誇示する時も多い。「侍」は越中がメキシコ遠征でのリングネームが「サムライ・シロー」だったことに由来する。
; <span id="
: 相手を頭上に持ち上げた後、相手を逆さまの状態に変えて、[[パイルドライバー]]の要領で頭から勢いよく落とす。主な使い手は[[川田利明]]。海外では、技を決めるときがパワーボムの原型のように見えることから、'''元祖ボム'''または川田の名前から取った'''川田ドライバー'''と呼ばれている。
; <span id="
: 相手を叩きつけた後、背筋力で持ち上げて(実際は対戦相手が手をつかんで自ら上体を起こす場合もある)さらに落とす。これを数度繰り返す。'''連発式'''('''連続式''')'''パワーボム'''、'''エンドレス・パワーボム'''とも。元祖は[[ランス・ストーム]]で、その後[[クリス・ジェリコ]]・[[高岩竜一]]が使用。WWEの[[ブロック・レスナー]]も使っていた。デビル雅美は前にドンと叩きつける動作を繰り返すことから、'''どんぐり'''と呼称している。
; <span id="サンダーファイヤー・パワーボム">サンダーファイヤー・パワーボム</span>
: 通常のパワーボムのように相手を自らの頭上にまで持ち上げるのではなく、相手を自らの肩の上あたりに担ぎ上げる[[カナディアン・バックブリーカー]]に類似した姿勢からのパワーボム。[[大仁田厚]]が若手時代に多用した、同様の体勢から自ら後方や前方に倒れ込み、相手の背中をマットに痛打する'''サンダーファイヤー1号/2号'''を元に開発、[[ザ・グレート・サスケ]]他インディー系のレスラーにも使い手が多い。
: また、改良系として、[[エル・サムライ]]が「'''サムライ・ボム'''」として膝着地ジャンピング式を、[[長与千種]]は「'''ランニングスリー'''」として、相手を担ぎ上げた後、助走をつけて放り投げる投げっ放し式を、[[ジョニー・スミス]]は「'''パワー・プレート'''(初期・中期型)」、[[井上京子 (プロレスラー)|井上京子]]は「'''ナイアガラ・ドライバー'''」としてシットダウン式を考案している。
; <span id="ラストライド">ラストライド</span>
: 二段階式超高角度パワーボム。[[パイルドライバー#ツームストーン・パイルドライバー|ツームストーン・パイルドライバー]]が、当時のWWF(現[[WWE]])の方針によって禁止技とされたため、それに代わって開発された[[ジ・アンダーテイカー]]の技。一度抱え上げた後で相手のタイツの両サイドを握り、さらにもう一段高い位置に高々と抱え上げてから叩き落すフィニッシュムーブ。日本では、[[マグニチュード岸和田]]、[[GAINA]]、[[木村浩一郎|スーパー宇宙パワー]]、[[諏訪魔]]が主な使い手。
; <span id="
: '''ジャックナイフ式パワーボム'''、'''パワージャック'''とも。パワーボム後に相手の足を離さずに前方回転し、[[フォール技#ジャックナイフ|ジャックナイフ固め]]に移行する。[[小橋建太]]が若手時代に考案し、使用していた。
; <span id="ジャックナイフ・パワーボム">ジャックナイフ・パワーボム</span>
: ディーゼルこと[[ケビン・ナッシュ]]の
; <span id="
: 相手を頭上まで担ぎ上げ、そのままトップロープに相手の背中を打ちつけ、その反動を利用してマットに叩きつけるリバウンド式パワーボム。長身の[[ケンドール・ウインダム]]は "'''Powerbomb O'Doom'''" の名称で使用した。
; <span id="
: 振り子式スパイン・バスターとも。[[スパイン・バスター]]の派生技だが、効果はパワーボムに近い。立っている相手の股下正面から自らの頭を入れ、、あるいは腹部に自分の肩を当てる形で、その状態のまま相手の両足を持つ。そしてそのまま自らの状態を起こし、再び前方に前屈みになると同時に相手の体を掴んでいる足を支点に勢いよく反転させて背面からマットに叩きつける。カウンターでも使用される。[[パトリオット (プロレスラー)|パトリオット]]が'''パトリオット・ボム'''として使用。
; <span id="
: サイドスープレックスをかける体勢から旋回しながら肩の上まで持ち上げ、その遠心力を利用しながら前方に放り投げる。かけられた相手は水平方向に旋回しながらマットに叩きつけられる。[[ジム・スティール]]の得意技。
; <span id="
: パワーボムの要領で持ち上げ、エプロンコーナー(ターンバックル)にそのまま打ち付ける危険な技。小橋建太が開発した技。[[WWE]]でも、[[ジョン・シナ]]が一時期使用していた他、[[コルビー・ロペス|セス・ロリンズ]]が使用している。
; <span id="
: コーナー最上段からのパワーボム。術者がコーナーから飛び降りながらパワーボムを掛ける。コーナーからの落差によりダメージが増大する。[[クリス・ベノワ|ワイルド・ペガサス]]がこの技で[[獣神サンダー・ライガー]]を失神させた。他には[[マイク・アルフォンソ|ザ・グラジエーター]]が「'''カミカゼ・アッサムボム'''」として得意としていた。
; <span id="
: 相手の胴を抱えて引き寄せ、その勢いを利用して相手の体を縦に回転させ、その遠心力を使いパワーボムの体勢に抱えあげ、回転の流れのままスパイラルボムのように横回転し仕掛ける。[[長与千種]]が本格的にカムバックした際、上記の「ランニングスリー」と共に新技として公開した。
; <span id="
: 相手を前かがみにさせた後、ダブルアームの体勢で持ち上げ、さかさまの状態で胴もしくは太腿の位置に持ち替えて相手をパワーボムの要領で叩きつける。[[工藤めぐみ]]が現役時代くどめドライバー(KUDOMEドライバー)として多用。腕のロックを外さずに脳点から叩きつける形のものはタイガードライバー91として[[三沢光晴]]がここ一番でフィニッシュとして使用していた。工藤の場合、相手の技量によって、クラッチ切り替え後の落とし方を工夫(中腰パワーボム式・膝ジャンプ着地式・シットダウン式)していた。
; <span id="マイバッハ・ボム">マイバッハ・ボム</span>
: [[マイバッハ谷口]]の得意技。通常のパワーボムと違い、相手の頭を自分の股に挟んで胴をクラッチして持ち上げるのではなく、横から胴クラッチして持ち上げ(サイド・スープレックスやレスリングのリフトを仕掛けるような体勢)、肩の上あたりに抱え上げてからパワーボムの体制に切り替えて落とす。前半部は後述するドクター・ボム、後半部は前述したサンダー・ファイヤー・パワーボムの要領である。
; <span id="フェニックス・プレックス・ホールド">フェニックス・プレックス・ホールド</span>
: パワーボムの要領で頭上に持ち上げた相手の首に両手を回してクラッチし直し、後ろに反り投げながら相手の首や背中をマットに叩きつけ、ブリッジしながらホールドする。
: [[飯伏幸太]]が開発した技で、その他の使い手として[[ドラゴン・リー (プロレスラー)|2代目ドラゴン・リー]]がいる。
; <span id="打ち上げ式パワーボム">打ち上げ式パワーボム</span>
: 相手をロープに投げ、そのロープの反動で帰ってきた相手を頭上に持ち上げて空中でキャッチし、そのままマットに叩きつける。またこの技は、走りこんできた相手や、飛んできた相手に即座に決められる利点もある。主な使い手として[[ケビン・スティーン|ケビン・オーウェンズ]]がいる。
; <span id="スピンアウト・パワーボム">スピンアウト・パワーボム</span>
: [[バックドロップ]]の要領で持ち上げ、その状態を維持したまま旋回してマットに落とす。
=== ジャンピング系 ===
[[ファイル:Crucifix powerbomb.jpg|thumb|アウトサイダーズ・エッジ(スプラッシュ・マウンテン)の体勢]]
; <span id="ジャンピング・パワーボム">ジャンピング・パワーボム</span>
:
: ジャンプ時の体勢により :: 相手を叩きつける際にジャンプし、自らの両膝からマットに着地、前のめりになるように前方に倒れ込むようにして相手をマットに落とすパワーボム。
:
:: 主な使い手としては[[森嶋猛]]、[[真壁刀義]]、[[エル・サムライ]]のほかに[[テリー・ゴディ]]も数度使用したこともある。さらに[[マイク・ポルクロペック|マイク・バートン]]は'''バートン・ディザスター'''、[[ボブ・サップ]]は'''ビースト・ボム'''、[[パトリオット (プロレスラー)|パトリオット]]は'''スカイハイ・ジャンピング・パワーボム'''として使用。また、[[矢野通]]はこの技の改良版である'''鬼殺し'''を考案している。
;; <span id="
:: 相手を落とす際にジャンプし、同時に自らの両足を前方に大きく開脚しながら尻餅をつくようにして着地して相手を叩きつける。フォールする際、自らはマットに尻をつけた状態でエビ固めで固める。よくライガーボムと混同されるが、ライガーボムは相手を叩きつける際に相手の両腕を足で固めるのに対し、シットダウン・ジャンピング・パワーボムはは脚で相手の腕を固めない。
:: [[デビル雅美]]もこの形に近いパワーボムを使うが、相手の両太腿を抱え込むようにして持ち上げる独特のやりかたであり、ジャンボ堀が使用していたパワーボムの発展形である。当初はパワーボムという技の名前を知らず、同系の技を総称して『ズン』と呼んでいた。
:: 通常「ジャンピング・パワーボム」と呼称されることが多いが、前述の形態のジャンピング・パワーボムと区別するため「○○式」と頭につけたりするが、この技は正式名称が定まっておらず、'''開脚式ジャンピング・パワーボム'''、'''シットダウン・パワーボム'''、'''シットアウト・パワーボム'''、'''開脚式パワーボム'''、'''開脚ボム'''など、さまざまな名称が乱立している。またオリジナルの名称を用いるレスラーも多い。[[デビッド・バウティスタ|バティスタ]]が「'''バティスタ・ボム'''」、[[田上明]]が「'''ダイナミック・ボム'''('''ダイナミック・パワーボム''')」、[[マイク・アルフォンソ|ザ・グラジエーター]]が「'''アッサム・ボム'''('''オーサム・ボム''')」、[[ジョニー・スミス]]は「'''パワー・プレート'''(後期型)」として使用。[[テレビゲーム]]「[[ファイヤープロレスリング]]」シリーズでは「'''ジャンピング・ボム'''」の名が用いられている。
:: 主な使用者としては、前述のレスラーの他、[[高木功|嵐]]、[[平田淳嗣]]、[[小林健太|KENTA]]、[[リッキー・マルビン]]らが用いる。
; <span id="ライガーボム">ライガーボム</span>
: [[獣神サンダー・ライガー]]が使用する技で、相手を落とす際にジャンプして自分の足を開脚し尻餅する形で着地、その時に同時に空中で開脚した脚を相手の腕に引っ掛ける。リングの対角線上をランニングしてから使うこともあり、この場合は「'''ランニング・ライガーボム'''」あるいは「'''サンダー・ライガーボム'''」とも呼ばれる。使い手は多く、様々な名前で呼ばれている。
: [[プラム麻里子]]が[[尾崎魔弓]]にこの技を受け、日本プロレス史上初の試合中の事故死を招いた。
; <span id="
: 相手を持ち上げたあと横に回転しながらジャンプして尻餅する形で落とす。落とすときは、前述のライガーボムのように自らの足を相手の腕に掛ける場合と、シットダウン・パワーボムのように開脚して落とす時とがある。[[大谷晋二郎]]が新日ジュニア時代に好んで使っていた技で、名前が決まる前は旋回式ライガーボムと呼ばれていた。受身が取りにくいと言われている。
; <span id="タイガー
: リバースフルネルソンの形から[[ダブルアーム・スープレックス]]のように相手を持ち上げ、相手の両腕を放すと同時に相手の体を反転させて相手の胴を両腕で掴む。そしてシットダウン・ジャンピング・パワーボムの形で落とす。[[三沢光晴]]が2代目タイガーマスク時代に使っていたためこの名がついた(初代も「タイガードライバー」という技を使っていたが、これは今で言う[[フロント・ネックチャンスリー|フロントネックチャンスリー]]であり、別の技である)。元[[WWE・インターコンチネンタル王座|WWFインターコンチネンタル王者]]の[[アーメッド・ジョンソン]]は「'''パール・リバー・プランジ'''」の名称で使用していた。
: この技のバリエーションに、ダブルアーム・スープレックスの要領で体勢持ち上げた後に腕のロックを離さず、そのまま垂直に落とす「'''タイガードライバー'91'''」があるが、受身が非常に取りにくく危険なため、三沢も本当に大一番の試合以外では使わなかった。[[北斗晶]]も一時期、ほぼ同じ形の技を使用していたが、対戦相手を負傷させてしまったことから、以降使用していない。
; <span id="リバース・タイガードライバー">リバース・タイガードライバー</span>
: タイガードライバーの要領で抱え上げた後、相手の腕を離さずにジャンプして自らの足を開脚、腕をロックしたまま相手を前面からマットへ叩きつける。[[大日本プロレス]]の[[山川竜司]]が[[デスマッチ]]のフィニッシュ・ホールドとして用い、現在は[[葛西純]]が受け継いだ。技の効果から考えれば、厳密にはフェイス・バスターの応用である。
; <span id="ドクターボム">ドクターボム</span>
: '''ガットレンチ・パワーボム'''ともいう。相手の頭を自分の股に挟んで持ち上げるのではなく、横からの胴クラッチ([[アマチュアレスリング|レスリング]]でリフトを仕掛けるような体勢)から正面に持ち上げるシットダウン式ジャンピングパワーボム。旋回しながらかけるときもある。「殺人医師(ドクター・デス)」の異名をとった[[スティーブ・ウィリアムス]]の得意技であったことからこの名がついた。同じく殺人医師の異名をもつ[[ドクトル・ワグナー・ジュニア]]も使用している。近年はWWEの[[ジャック・スワガー]]が、旋回しながら前方に倒れ込む形で使用。
; <span id="スプラッシュ・マウンテン">スプラッシュ・マウンテン</span>
: 胴の前で両手をクラッチしてから高々と抱え、[[バックブリーカー|ハイジャック・バックブリーカー]]のように脇の下に手を差し入れる形で相手と背中合わせになり、ここから急角度のシットダウン・ジャンピング・パワーボムを打つ。[[ダイナマイト・関西]]が[[アジャ・コング]]を倒すために開発した技。2代目[[ブラック・タイガー (プロレスラー)|ブラック・タイガー]]([[エディ・ゲレロ]])もこの技を「'''ブラック・タイガーボム'''('''B.T.ボム''')」として使用している。
: さらに派生技として、この技の原型となった投げっぱなし式の「'''通天閣スペシャル'''」や雪崩式の「'''ダイハード関西'''」、そして前方に倒れこむように両膝をつく形で前方に投げ捨てる[[スコット・ホール]]の「'''アウトサイダーズ・エッジ'''('''レイザーズ・エッジ''')」および[[マイク・ポルクロペック|マイク・バートン]]の「'''バート・バッシュ'''」、つんのめるようにして落とす新崎人生の「'''高野落とし'''」、前方に円を描くように投げ落とす [[ファレ・シミタイトコ|バッドラック・ファレ]]の「'''バッドラックフォール'''」がある。近年ではWWEで活躍する[[ステファン・ファレリー|シェイマス]]が走りこんみながら投げ捨てる形の「'''ペイル・ジャスティス'''」あるいは「'''セルティック・クロス'''」という名称で使用。
; <span id="ピラミッド・ドライバー">ピラミッド・ドライバー</span>
: 相手の両腕を相手の腹部で交差さした状態で繰り出すシットダウン式ジャンピング・パワーボム。[[堀田祐美子]]が使用する他、[[TAKAみちのく]]が'''[[みちのくドライバー]]'''('''みちのくドライバーI''')として使用。
; <span id="
: [[ジョニー・スミス]]が考案。初期・中期・後期の3つの形がある。最初、サンダーファイヤー・パワーボムの体勢からライガー・ボムの体勢で叩きつける形で使用されていた(初期型)が、後にサンダーファイヤー・パワーボムの体勢からシットダウン式ジャンピング・パワーボムの体勢で叩きつける形に変化し(中期型)、さらに後にはシットダウン式ジャンピング・パワーボムとほぼ同じ形(後期型)となった。
; <span id="ナイアガラ・ドライバー">ナイアガラ・ドライバー</span>
: [[井上京子 (プロレスラー)|井上京子]]の
; <span id="
: [[ネック・ハンギング・ツリー]]の状態からシットダウン式パワーボムにもっていく。[[TARU]]は「'''T-クラッシュ'''」、[[マシュー・ブルーム|ジャイアント・バーナード]]は「'''ボルドー・ボム'''」の名称で使用していた。
; <span id="
: '''スカイハイ・ボム'''とも呼ばれ、[[ディーロ・ブラウン]]が使用。主にカウンターで、相手の両脇を掴んでそのまま高く持ち上げ、その状態からシットダウン式パワーボムの要領で叩きつける。
; <span id="ミラクルエクスタシー">ミラクルエクスタシー</span>
: [[チョークスラム]]の要領で相手の喉元をつかんで持ち上げ、そのままシットダウン式パワーボムに持っていく。[[MEN'Sテイオー]]のオリジナル技。
; <span id="ス
: [[小橋建太]]が考案した技。'''ケンタッキー・ボム'''ともいう。相手の片腕を、相手の股下を通した上でその手首を掴み、その状態のまま[[コブラツイスト]]をかける。そして、そのままの形で頭上へ持ち上げ、パワーボムの体勢に持ち替え、シットダウン式ジャンピングパワーボムの形で落としてフォールする。相手の片手首は掴んだままの時が多い。[[秋山準]]のデビュー戦の時、決め技として初披露。
; <span id="
: 小橋建太が考案した技。[[ブレーンバスター]]の体勢で担ぎ上げ、前方上空へ投げる。同時に素早くパワーボムの体勢で捕まえてシットダウン式ジャンピングパワーボムの形で落としてフォールする。初披露(相手は[[大森隆男]])時、実況していた[[佐藤啓 (アナウンサー)|佐藤啓]]アナウンサーは、咄嗟に「ブレーンバスター・ボムだ!」と叫んだ。技名は当時の小橋のニックネームをそのまま名前としている。
: 類似技として、これをベースに[[ハヤブサ (プロレスラー)|ハヤブサ]]が開発した'''ファルコン・アロー'''がある。こちらは垂直落下式、旋回式といったバリエーションでも披露された。
; <span id="サイバーボム">サイバーボム</span>
: 相手の手首を掴んで、走りこんでのパワーボム。受身が取れないため、非常に危険な技。[[サイバー・コング]]のオリジナル技。
; <span id="クロスファイヤー">クロスファイヤー</span>
: 前屈みになった相手の両腕を交差させ、相手の股の間を通して手首をクラッチした状態から持ち上げて落とすジャンピングボム。[[CIMA (プロレスラー)|CIMA]]のオリジナル技。最初は浜松バスターと呼ばれていた。[[獣神サンダー・ライガー]]から[[オープン・ザ・ドリームゲート王座]]を奪冠したのはこの技で、ライガーから「あんなの人死ぬぞ!」と言わしめるほどの威力を持つ。さらに[[吉野正人]]とのドリームゲート選手権試合ではクロスファイヤーを放ってから相手の首を自分の両足で締め上げる「クロスファイヤー・ナシエンテ」という関節技を披露した。
; <span id="鬼殺し">鬼殺し</span>
: [[水車落とし]]の要領で担ぎ上げ、そのままパワーボムの体勢に持ち替え叩きつける、変形のフォールダウン・パワーボム。[[新日本プロレス]]に所属している[[矢野通]]が得意技としている。
; <span id="
: 相手を逆アルゼンチン・バックブリーカーのように肩に担ぎ、自分の首を支点に相手の体を水平に回転させながらシットダウン式ジャンピング・パワーボムの体勢で落とす。[[ライオネス飛鳥]]がフィニッシュ技として開発した技だが、飛鳥のオリジナル技とは知らなかった[[豊田真奈美]]が、一度だけ使った事がある。
; <span id="
: [[ファイヤーマンズキャリー]]の体制から相手を旋回して、シットダウン式で落とす。[[小林健太|KENTA]]が一時使用していた。
; <span id="
: パワーボムの要領で持ち上げた後、マットに叩きつけるのではなく、落とす際に自分の膝を相手の背面へと立てる。そのため相手は受け身を取りづらいので、マットよりもより大きなダメージを与えることができる。膝を立てる部分は[[ガットバスター]]と同型。
; <span id="
: 2タイプに分かれる。1つは、コーナーまたはエプロンに立っている相手を、前転してから持って敢行する。もう1つは前屈みの相手の背中に乗り、勢いよく一回転する。この時、通常のパワーボムよりも速度が速い且エビ固めへ移行するため、便利な技である。
=== 合体技 ===
; <span id="ツープラトン・パワーボム">ツープラトン・パワーボム</span>
:
; <span id="喉輪ボム">喉輪ボム</span>
: '''チョーク
; <span id="
: スリープラトン雪崩式パワーボム。技を掛ける選手がコーナー最上段に座って、残り2選手が相手選手を抱え上げて高角度パワーボムの体勢になるようアシストし、コーナーから飛び降りながらパワーボムを掛ける。コーナーからの落差と、パートナーのアシストによる落下速度の上昇により、大きなダメージを与える。[[冬木弘道]]・[[邪道 (プロレスラー)|邪道]]・[[外道 (プロレスラー)|外道]]組が得意とした。上記雪崩式パワーボムのことを指す場合もある。
; <span id="セルフサービス・ボム">セルフサービス・ボム</span>
: [[K-ness.]]と[[横須賀享
== 返し技 ==
パワーボムは決まれば大きなダメージを与えることができるが、それだけに防御策も数多く開発されている。また、逆に
; [[
: 持ち上げられた際に頭にパンチ、もしくは顔面をかきむしる。地味なせいか最近では見られない。持ち上げられる寸前に巧妙に
; [[フランケンシュタイナー]]または[[ウラカン・ラナ・インベルティダ]]
: 相手が頂点まで持ち上げた隙をついて技を実行し
; [[ヘッドシザーズ・ホイップ]]
: 相手が頂点まで持ち上げた
; 着地からの背面攻撃
: 相手が頂点まで持ち上げた勢いを利用して、クラッチを振りほどき
; [[毒霧]]
:
;
: 相手が持ち上げようとするのをこらえて、逆に背筋を使って体を反り後ろに放り投げる。投げっ
; [[フォール技|回転エビ固め]]
: 相手が頂点まで持ち上げ
; [[三角絞め]]
:
; [[パイルドライバー#カナディアン・デストロイヤー|カナディアン・デストロイヤー]]
:
== 関連項目 ==
* [[パイルドライバー]]
* [[プロレス技]]
{{DEFAULTSORT:はわあほむ}}
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