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個人または個人企業で営む店は個人商店とも称され、[[ショッピングセンター]]のような規模の大きなもの、あるいは小規模な店舗が多数入居している大型の[[施設]]は'''商業施設'''(しょうぎょうしせつ)とも呼ばれる。
 
ほとんどが[[セレクトショップ]]と呼ばれる方法で店舗を運営しており、店舗側が複数の[[ブランド]]を選択して販売している。[[自動車]][[ファッション]]などの分野では単独のブランドのみを扱う店舗運営もされている。
 
物理的な店は、経営者が自ら保有、あるいは賃借した建物や、[[デパート]]、ショッピングセンターなどの[[テナント]]として経営する場合が多い。専用の[[自動車|車]]([[自動車]]など)で移動しながら販売する場合もあるが、その場合は必ずその場所の管理者に許可を取らなければならない。
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== 「店舗」の由来 ==
「店舗」(あるいは単に「店」)という言葉は、[[律令]]制度の伝来とともに[[中国]]から[[日本]]へと入ってきた言葉である。しかし、[[漢字]]における本来の意味は、[[都市]]に存在した[[邸店]](今日で言うところの[[宿泊施設]]。[[倉庫]]施設を併せ持つ例が多かった)と[[肆舗]](しほ、今日で言う商業施設に該当)をあわせて称した物であった(当時、肆舗が集まる[[市場]]の近くに商用の客のための邸店が多く置かれていたために、これらを一括して扱う事が多かった)。{{要出典範囲|ところが、[[奈良時代]]の日本では、民間人が旅行をする事が殆どなく、従って邸店に該当するものが存在しなかった。このため、日本に入ってきた時にその意味を正確に把握できず、店舗=「商売を行う施設」と解釈されて受容され、それが商業施設を表す[[日本語]]として用いられるようになった(ただし、中唐以後には邸店が取引の仲介に入る例もあり、それを斟酌したものであるという見方もある)|date=2010年10月}}。今日、「[[飯店]]」と言う同じ言葉であるにも関わらず、日本では([[中華料理]]を出す)「[[食堂]]」、中国では「[[ホテル]]」(元は「食事を出す邸店」の意味、「酒店」も同様の意味)と違うものを指すのにはこうした背景がある。
 
日本語における「みせ」の語源は、「見世[[棚]](みせだな)」に由来する<!-- 以下、鈴木旭著 『面白いほどよくわかる 戦国史』 [[日本文芸社]] 2004年 p.73を一部参考。 -->。「見世棚」とは商品を陳列する棚のことであり、鎌倉末期より言葉自体は存在し、台を高くして「見せる」ことから「見世」となり、室町期に至って、「店」の字が当てられるようになった<!-- 同・鈴木旭著より -->。中世日本において登場した見世棚による商法は、当時の中国・朝鮮には見られない商法であり<!-- 同・鈴木旭著より -->、当時の[[朝鮮通信使]]の報告では、魚肉といった食べ物まで地面に置いて売る我が国と違い、塵が積もらず、見やすく、見習いたい(衛生上、商業上でよい)文化との旨で評価をしている<!-- 同・鈴木旭著一部参考 -->。従って、品物を見せる棚から発生した言葉である。
 
== 「店舗」の法的制限 ==