「艦上機」の版間の差分

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[[航空母艦]]に搭載される機体は、他の機種に比べて厳しい条件に晒される為、比較的堅牢であることや狭い艦上での運用に対する柔軟性が求められる。特に[[カタパルト]]からの射出や[[アレスティング・ワイヤー|着艦制動索]]をつかう着艦等の衝撃に対するものや、[[格納庫]]やエレベーターでの取り回しの為の翼の折り畳み機構等が挙げられる。また対空、対地、対潜、救難救助、輸送、偵察、観測、管制といった多種多様な用途の機体が存在する。<ref>Fred T. Jane (2005). Jane's All the World's Aircraft. Jane's Information Group.</ref>
 
艦上機は他の[[航空機の離着陸方法|CTOL機]]と比べ、何らかの構造上の違いがあり、カタパルト射出を行う機体については前脚に構造が強化された前脚にダブルタイヤが装着されており、その前輪にはカタパルトのシャトルと連結するフックが装着してあるか、[[主翼]]または胴体にシャトルと繋ぐためのブライドルケーブルを装着するフックがある。空母の艦上約100m程度の範囲で確実に停止できるよう、4本前後装備された着艦制動索に引っかける[[アレスティング・フック|着艦フック]]が備え付けられている。また収容時の事情により、小さい翼面積でも低速時に高い[[揚力]]を発生させることが求められる。<ref>{{Cite web|url=http://www.paginedidifesa.it/2007/pdd_070703.html|title=F-35C, incremento superficie alare|publisher=paginedidifesa.it.}}</ref>そして[[艦載機]]と同様に潮風に長期間晒される為、防錆塗装がされている。
 
== 艦上機一覧 ==