「エリンギ」の版間の差分

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歯ごたえが良く食感は[[マツタケ]]や加熱した[[アワビ]]によく似るとされているが、食材そのものの香りには乏しいため、種々の味付け・香り付けを施して調理されるのが普通である。現在では大量栽培が普及したため、価格も手ごろな食材として人気が定着している。
 
日本では暗室栽培で伸ばした柄の部分が好まれるが、イタリアでは開いた傘が好まれる。[[ソテー]]や[[スープ]]の具材として用いる南欧料理のほか、[[和食]]や[[中華料理]]の具材としても広く使われるようになった。歯ごたえを楽しむために、縦に走る繊維と直角に切ったものを用いた中華スープや、食べやすい大きさに手で裂いて炒めた[[バター]]ソテー、煮込んで[[佃煮]]にして供するなど手軽な調理法が種々考案され、日本においても人気の食材のひとつとなっている。しかし、食用に際しては加熱は必須で、生食により食中毒を起こす場合がある<ref>[httphttps://dx.doi.org/10.3358/shokueishi.51.319 山浦由郎:キノコ中毒における最近の動向と今後の課題]食品衛生学雑誌 Vol.2010年 51 (2010) No. 6 P p.319-324, {{doi|10.3358/shokueishi.51.319}}</ref>。
 
== 栽培 ==
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== その他 ==
* 松茸風ごはん
:エリンギの食感を活かし、松茸味の[[吸い物]]の素などで風味を付加して松茸の炊込みごはん風に再現する手法が知られている<ref>[http://www.nagatanien.co.jp/recipe/32/detail.html 松茸風味のきのこごはん(エリンギ使用)] 永谷園</ref>。
* 世界最長キノコ
:2014年7月25日、[[ホクト]]は、自社が栽培した長さ59cm、重さ3.58kgのエリンギが、最も長い食用キノコとしてギネス世界記録に認定されたと発表した<ref>{{Cite news
|url=http://photo.sankei.jp.msn.com/highlight/data/2014/07/25/30kinoko/|title=長さ59センチのエリンギ栽培 ギネス世界記録に認定|work=MSN産経ニュース|newspaper=産経新聞社|date=2014-07-25|accessdate=2014-07-26}}</ref>。