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[[画像:BBC New Media Village04.jpg|thumb|250px|[[ロンドン]]のホワイトシティにある社屋メディア・ヴィレッジ]]
'''英国放送協会'''(えいこくほうそうきょうかい、{{Lang-en-short|The '''B'''ritish '''B'''roadcasting '''C'''orporation, '''BBC'''}})は、[[イギリス]]の[[ラジオ]]・[[テレビ]]を[[ラテ兼営|一括運営]]する[[公共放送]]局。
 
== 沿革 ==
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===インターネット/オンデマンド放送===
* [[BBC Three]] - 若者向け娯楽番組。かつてはデジタル放送のチャンネルだったが、2016年2月16日よりオンライン配信を開始、翌月末にデジタル放送を停波しオンラインに一本化された。
*[[BBC iPlayer]]経由で英国内ではテレビ、ラジオ共にライブストリーミングおよび過去7日間(BBC Threeについては5ヶ月間)の見逃し視聴が可能となっている。全て無料のサービスだが、英国内からしかアクセスできない。また、放送されている番組をライブでiPlayer経由で同時に見る場合には、TVライセンス(日本のNHK受信料に相当)が要る。
 
== 主なテレビ番組 ==
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== 受信料と中立性 ==
[[テレビ受像機]]所有者から徴収する[[受信料]]制度である。もっとも、イギリスでは「TVライセンス制度」を設け、テレビやビデオデッキなどを所有するために許可証を購入するというシステムを採っており、「受信許可料」と呼ぶこともある。[[視聴者]]は[[郵便局]]で1年間有効の受信許可証(TVライセンス)を145.50ポンドで買うという仕組みで、この許可証が無いと、イギリスの販売店でテレビ受像機が買えない。BBC受信料は月単位での購入も可能である。収納率は約98%であり<ref>[[日経BP社]]・日経トレンディネット「[http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/pickup/20081225/1022232/ 人気海外ドラマの配信もスタート!NHKオンデマンドの今後と課金モデルの謎に迫る!]」2008年12月29日 2010年2月9日閲覧</ref>、75歳以上は免除される。また、白黒テレビ利用者、視覚障害者などにはより安価で提供される。無許可受信者には法令により、最高1,000[[スターリング・ポンド|ポンド]]の[[罰金]]が課される。
 
BBC受信料は物価の変動などを考慮して、イギリス政府が決定する。なお、[[国際放送]]の財源は、全額が国庫からの交付金。テレビ放送などBBCワールドワイド運営に関しては、視聴料と広告料で運営。この制度により、[[イギリス政府]]や企業の力に屈しない公正な放送を行えるとされ(BBC自身もニュースの合間にそのようなCMを流している)、[[第二次世界大戦]]や[[フォークランド紛争]]中も、[[イギリス軍]]を「我が軍」とは呼ばず、[[アメリカ同時多発テロ事件]]を「テロ」でなく「攻撃」と報道した。