「装身具」の版間の差分

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装身具は、外敵から身を守る目的で、魔力があるとされる物を常時身につけたのが始まりであり、装身目的ではなく[[呪術]]的な意味合いを持っていた。支配者階級が出現すると自分の権勢、[[身分]]の高さを他者に示す目的で身につけた。宗教が発展すると神とのつながりを目的として[[十字架]]など宗教的なシンボルを身につけるようになる。さらに社会が裕福になると一般階級の人間も身につけるようになり、やがては本来の目的ではなく純粋に[[美|美しさ]]を目的とした物に変化した。
 
装身具を用いて着飾ることは一部の[[民族]]・[[文化_(代表的なトピック)|文化]]から広まったのではなく、世界中で見られる現象である。それらは埋葬されている物や[[壁画]]、伝統的装飾品などからも伺うことができる。元々は[[花]]や木の実、[[貝殻]]、動物の[[歯]]、[[牙]]、[[角]]などを加工、組み合わせて作っていた。現代では[[クリスタルガラス]]や[[プラスチック]]など様々な素材のものがある。
 
日本では[[縄文時代]]から[[耳飾]]や[[腕輪]]などの装身具が見られ、[[古墳時代]]には[[鍍金]]の施された鮮やかな金銅製装身具が作られた。