「香箱座り」の版間の差分

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== 書物から ==
[[森鴎外]]『青年』(1910-1911年)、[[芥川龍之介]]『老年』(1914年)『お富の貞操』(1922年)、[[寺田寅彦]]『[https://www.aozora.gr.jp/cards/000042/files/2336_13491.html 子猫] 』、[[宮本百合子]]『[https://www.aozora.gr.jp/cards/000311/files/2644_7375.html 子供・子供・子供のモスクワ] 』(1930年)などに、「香箱を作る」の表現が見られる。また、[[尾崎紅葉]]『紫』(1894年)では、[[人間]]([[女房#語の転用|女房]])に対しての表現としても使われている<ref name="sho"/>。『東京語辞典』(1917年)には、意味として「行儀よく坐れるまま、何事もせずに居ること」「所在なくして香匣を造る」などと定義されている。
 
一方、「香箱座り」の語は主要な辞書にも青空文庫にも見当たらない。しかし少なくとも近時ネット上でよく使われる単語であることは確かである。