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[[File:WrestleMania 23 - Benoit German Suplex.jpg|frame|right|[[クリス・ベノワ]]によるジャーマン・スープレックス。]]
'''ジャーマン・スープレックス'''(''German Suplex'')は、[[プロレス技]]の一種である。[[日本]]名は'''原爆固め'''(げんばくがため)。
 
== かけ方概要 ==
相手の背後から腰を両腕で抱え込み、自身の両手相手の、へそのあたりで回して腰をクラッチして体、そのまま相手後方へと反り投げ、[[ブリッジ (運動)|ブリッジ]]させる勢いした状態相手を後方へと反り投げて肩口から叩きつけてブリッジを崩さずにフォールを奪う。
 
ブリッジした際に、かかとを上げて爪先立ちになるレスラーとベタ足になるレスラーが存在する。かかとを上げるのはフォール時のブリッジによる相手の首の圧迫を狙ったもの(落差ではなく後方へと反り投げる角度に関係する)。その分、ベタ足より、ブリッジとしての安定感は減少する。
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== 創始者と名手 ==
ジャーマン・スープレックスの原型は、[[アマチュアレスリング|レスリング]]で[[スープレックス]](相手の背後に回り込んで後方へと反り投げる)と呼ばれたもの[[投げ技]]を、レスリング出身の[[カール・ゴッチ]]が[[プロレス]]に取り入れたことが始まりである。日本では1961年4月の公開練習で初披露され、5月1日に[[日本プロレス]]の東京都体育館大会で行われた対[[吉村道明]]戦が試合での初公開となった<ref>[https://www.center-sp.co.jp/kakuto/video/etc/SPD-1320.htm プロレスの神様 カール・ゴッチ その真実と真髄] センタースポーツ</ref>。
 
[[ヒロ・マツダ]]はゴッチから直接伝授され、日本人レスラーで最初に使用しており、名手として知られた。以後、マツダが[[国際プロレス]]に所属していたことから、[[サンダー杉山]]と[[グレート草津]]に引き継がれた。その後、[[寺西勇]]、[[マイティ井上]]、[[剛竜馬]]が使い手となる。
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== 派生技 ==
; 投げっ放し式
: '''ホイップ式'''とも呼ばれる。相手の背後から腰両腕で抱え込み上げた後自身の手を相手の、へそのあたりでクラッチを放して体を[[ブリッジ (運動)|ブリッジ]]させる際に相手の体を抱えていた両手のクラッチを切って相手を後方へと反り投げ肩口から叩きつける。主な使用者は[[リック・スタイナー]]、[[スコット・スタイナー]]、[[ゲーリー・オブライト]]、[[ビッグバン・ベイダー]]、[[カート・アングル]]、[[ブロック・レスナー]]、[[クリス・ベノワ]]、[[マイケル・エルガン]]、[[三沢光晴]]、[[諏訪魔]]、[[石井慧介]]、[[竹下幸之介]]、[[彩羽匠]]。
; ぶっこ抜き式
: '''デッドリフト式'''とも呼ばれる。うつ伏せに倒れた相手の足側に移動して相手の腰を両腕で抱え込み、自身の両手を相手の、へそのあたりでクラッチして投げられまいと踏ん張る相手の体を無理やり宙強引に抱えて強引に体をブリッジさせる勢いで相手を後方へと反り投げて肩口から叩きつけてブリッジを崩さずにフォールを奪う。主な使用者はゲーリー・オブライト、マイケル・エルガン、[[関本大介]]、[[高橋裕二郎]]、[[マイバッハ谷口]]。
; 滞空式
: '''2段式'''とも呼ばれる。相手の背後から腰を両腕で抱え込み、自身の両手を相手の、へそのあたりでクラッチして相手の体を軽く宙に持ち上げて一旦静止しタメを作ってから体をブリッジさせる勢いで相手を後方へと反り投げて肩口から叩きけてブリッジを崩さずにフォールを奪う。主な使用者は[[佐藤耕平]]。
; 低空式
: 相手の背後から腰を両腕で抱え込み、自身の両手を相手の、へそのあたりでクラッチして相手を高く持ち上げることいで素早体をブリッジさせる勢い、低空相手を後方へと反り投げて肩口から叩きけてブリッジを崩さずにフォールを奪う。主な使用者は[[ヒロ斎藤]]。
; ハイアングル式
: 相手の背後から腰を両腕で抱え込み、自身の両手を相手の、へそのあたりでクラッチして相手を高く持ち上げて角度をつけながら体をブリッジさせる勢いで相手を後方へと反り投げて肩口から叩きけてブリッジを崩さずにフォールを奪う。主な使用者は[[ボブ・バックランド]]、[[ゲーリー・オブライト]]、[[チャーリー・ハース]]、[[アレックス・ライト]]、[[アントニオ猪木]]、[[ジャンボ鶴田]]、[[前田日明]]、[[ジョージ高野]]、[[谷津嘉章]]、[[高山善廣]]('''エベレスト・ジャーマン・スープレックス'''の名称で使用)、[[中西学]]、[[福田雅一]]、佐藤耕平、[[中邑真輔]]、[[オカダ・カズチカ]]、諏訪魔、竹下幸之介。
; ハイクラッチ式
: 相手の背後から背中を両腕で抱え込み、自身の両手を相手の、[[みぞおち|鳩尾]]あたりクラッチして体をブリッジさせる勢いで相手を後方へと反り投げて肩口から叩きけてブリッジを崩さずにフォールを奪う。主な使用者は[[杉浦貴]]。
; ダルマ式
: 相手の背後から右腕の外側に右腕を左腕の外側に左腕を回し、相手の両腕と胴体を抱きかかえるように自身の両手をクラッチして体をブリッジさせる勢いで相手を後方へと反り投げて肩口から叩きけてブリッジを崩さずにフォールを奪う。主な使用者は[[高山善廣]]('''ダルマ式エベレスト・ジャーマン・スープレックス'''の名称で使用)、[[棚橋弘至]]、[[飯伏幸太]]、[[みなみ鈴香]]、[[風間ルミ]]、[[中島安里紗]]、[[紫雷イオ]]。
; ロコモーション式
: '''連続式'''、'''起き上がり小法師式'''とも呼ばれる。ジャーマン・スープレックスを仕掛けたあと後、相手を両腕でクラッチしたまま横に寝転がって仰向けから、うつ伏せに移って立ち上がりながら相手を再び起き上がらせてもう1度再度ジャーマン・スープレックスを仕掛けてフォールを奪う放つ。主な使用者はゲーリー・オブライト、クリス・ベノワ、マイケル・エルガン、[[菊地毅]]、[[茂木正淑]]、マイバッハ谷口、[[日向あずみ]]、紫雷イオ。
; ローリング式
: ジャーマン・スープレックスを仕掛けたあと後、両足でマットを蹴って自身の下半身を上方向へと跳ね上げて[[フォール技#エビ固め|エビ固め]]風に丸まった相手にもう1ジャーマン・スープレックスを仕掛けてフォールを奪う放つ。主な使用者は[[キャンディー奥津]]。
; マヤ式
: ジャーマン・スープレックスを仕掛けたあと後、両足でマットを蹴って自身の下半身を上方向へと跳ね上げエビ固め風に丸まった相手の両腿の裏の上に跨る格好状態で着地して相手の体から腕を離しながら体をブリッジさせる勢いで相手を後方へと反り投げて肩口から叩きつけてブリッジを崩さずにフォールを奪う。主な使用者は[[ウルティモ・ドラゴン]]、[[スペル・デルフィン]]('''デルフィン・スペシャル1号'''の名称で使用)。
; クロスアーム・スープレックス
: 相手の背後から右手で相手の左腕を左手で相手の右腕を、それぞれ掴み、掴んだ両腕を相手の胸の前で交差させて体をブリッジさせる勢いで相手を後方へと反り投げて肩口から叩きけてブリッジを崩さずにフォールを奪う。主な使用者は[[保永昇男]]、ウルティモ・ドラゴン('''アステカ・スープレックス'''の名称で使用)、[[高岩竜一]]、[[ツバサ (プロレスラー)|ツバサ]]、[[空牙 (プロレスラー)|空牙]]、[[大石真翔]]、[[大和ヒロシ]]、竹下幸之介、[[希月あおい]]。
; ジャガー・スープレックス
: [[ジャガー横田]]のオリジナル技。向かい合った相手の右腕を左手で左腕を右手で掴み、自身の右腕の下を相手に潜らせて相手の背後に回り込んで掴んでいた両腕を交差させて体をブリッジさせる勢いで相手を後方へと反り投げて肩口から叩きけてブリッジを崩さずにフォールを奪う
; クラッシュ・スープレックス
: [[長与千種]]のオリジナル技。相手の背後から両腕と胴体を抱きかかえるように両肘あたりでクラッチして体をブリッジさせる勢いで相手を後方へと反り投げて肩口から叩きけてブリッジを崩さずにフォールを奪う
; あすなろスープレックスII
: [[獣神サンダー・ライガー|山田恵一]]のオリジナル技。相手の背後から右腕を抱き込むような感じで自身の右腕を相手の胸の方に回し、右手で相手の左手首を掴み、背中の方から相手の左脇に差し込んだ左手で自身の右手首を掴み、体をブリッジさせる勢い相手を後方へと反り投げて肩口から叩きけてブリッジを崩さずにフォールを奪う
; トルネード・ジャーマン・スープレックス
: [[中嶋勝彦]]のオリジナル技。相手の背後から腰に左腕を引っ掛けて、外腿の方から相手の右腿の裏に右手を回し、相手の、へそのあたりで自身の両手をクラッチして体をブリッジさせる勢いで相手を後方へと反り投げて肩口から叩きけてブリッジを崩さずにフォールを奪う
; クロイツ・ラス
: [[ケニー・オメガ]]のオリジナル技。相手を[[肩車]]の要領で担ぎ上げて相手の両腿を下からブッシュアップして相手の体を軽く宙に浮き上がらせて浮き上がった相手の股の間から自身の頭を引き抜いて落下する相手の胴体を背後から両手で抱え込み、相手の両足がマットに着地する前に体をブリッジさせてジャーマンスープレックスを仕掛けてフォールを奪う。
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: '''ロールスルー・ジャーマン・スープレックス'''とも呼ばれる。[[ダグ・ウィリアムス (プロレスラー)|ダグ・ウイリアムス]]のオリジナル技。相手の背後から腰を両腕で抱え込み、相手の体をタックルするような感じで後ろから押して相手の体を正面からコーナーに衝突させて相手が跳ね返る反動を利用して相手を抱えたまま自身の体を後転させて自身の両足がマットに着地したところで体をブリッジさせて無理やり引っこ抜いた相手にジャーマン・スープレックスを仕掛けてフォールを奪う。
; ターンバックル・ジャーマン・スープレックス
: [[ゲーリー・オブライト]]のオリジナル・ムーブ。相手の背後から腰両腕で抱え込み上げた後自身の両手を相手の、へそのあたりでクラッチして体をブリッジさせる際に相手の体を抱えていた両手のクラッチを切って相手を後方へと反りコーナーポストに投げ後頭部をターンバックルに打ちつける。他の主な使用者は杉浦貴、[[潮崎豪]]。
; スパイダー・ジャーマン・スープレックス
: [[折原昌夫]]のオリジナル・ムーブ。リングに背を向ける格好で相手をコーナー最上段に座らせて自身もコーナー最上段に登って相手の背後に腰を下ろして相手の腰を両腕で抱え込み、自身の両手を相手の、へそのあたりでクラッチして胴体を抱え込み、自身の両足のつま先をセカンドロープに引っ掛けて、相手の体を投げっ放し式ジャーマン・スープレックスでコーナーからリングに放り投げたあと腹筋を使って宙吊りの状態になった自身の体を引き起こす。他の主な使用者は[[天龍源一郎]]、[[真壁刀義]]、大和ヒロシ、日向あずみ、[[沖野小百合]]。
 
== 防御法 ==