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=== 中世における都市国家 ===
[[File:Corona muralis.svg|thumb|140px|[[中世]]以降の[[西ヨーロッパ|西欧]]では[[城郭都市]]をかたどった[[城壁冠]]が自治の象徴とされる。]]
古代における都市国家が周辺の農地・牧地と一体のものであったのに対し、[[中世]]におけるヨーロッパの都市国家の多くは、自給自足に足る程の農地や牧地を持たず、それ以外の産業、具体的には商工業に従事する人口を抱えるようになった。それら都市国家は、領域国家間の交易の仲介や、手工業品の輸出によって成立していた。つまり、領域国家の成立後に、それら領域国家の存在を前提として、都市が国家として独立して生まれたのが、中世の都市国家である。