「ズゴック」の版間の差分

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;劇中での活躍
:第1話に登場。設定では9機試作されたことになっており<ref name="IGLOO51頁" />、劇中では宇宙世紀0079年[[12月2日]]から[[12月7日|7日]]にかけてヴェルナー・ホルバイン少尉をテストパイロットとする評価試験が4回実施された。当初、評価試験は「ムスペルヘイム」を母艦とする第604技術試験隊で実施されていたが、1回目の試験中ゼーゴックの射出直後に母艦が撃沈されたため、2回目から4回目の試験は「[[ジオン公国の艦船及びその他の兵器#ヨーツンヘイム|ヨーツンヘイム]]」を母艦とする第603技術試験隊にて実施された。
 
:*1回目の試験ではどのような作戦行動を行ったのかは不明。後にモニク・キャディラック大尉が「戦果ゼロ」と発言している。
:*2回目の試験は[[12月3日]]に行われた。全長60mの大型ミサイル4発(マルチ・ミサイル・パス<ref name="IGLOO52頁">書籍『機動戦士ガンダム MS IGLOO <small>Mission Complete</small>』52頁より。</ref>)を搭載し、上昇中の連邦軍艦船に対して横方向から攻撃した。
:*3回目の試験ではワシヤ中尉同乗のもと28連装ロケットランチャー「R-1(アール・アイン)」を装備<ref name="IGLOO52頁" />。水平飛行に移りつつある連邦軍艦船に後方から射撃を行おうとしたが、直前にジャブローから発射されたミサイルの迎撃にあい、本機は高度を失う。結果、連邦軍艦船に射程距離外へと逃げられた。評価試験のために、R-1は発射している。
:*4回目の試験は12月7日に行われた。MA用のビーム砲を改造した拡散ビーム砲「クーベルメ」を搭載し<ref group="注">OVA『MS IGLOO -黙示録0079-』第1話、キャデラック大尉とマイ技術中尉の会話より。</ref>、垂直上昇中の連邦軍艦船とすれ違いざまに下方から攻撃を行った。その際の戦果は[[マゼラン (ガンダムシリーズ)|マゼラン]]級戦艦1隻、[[サラミス (ガンダムシリーズ)|サラミス]]級巡洋艦4隻の同時撃沈というそれまでの失敗を払拭する晴れ晴れしいものであった。<br />しかし、その直後に[[コア・ブースター#コア・ブースターII・インターセプトタイプ|コア・ブースターII・インターセプトタイプ]]の追撃を受けて回収機のガウが撃墜され、ゼーゴックも被弾し海上に[[墜落]]しホルバイン少尉は消息を絶った。
:もともと急造・転用兵器としての問題点も抱えてはいたが、高い技量を持つパイロットが不足している(大気圏突入を行いながらLWCを温存し、敵の迎撃を回避しつつ攻撃を行うため)こと、および先のとおり主戦場が宇宙へ移行した(地上の拠点がなければデータやパイロットの回収も不可能になるため)ことにより、公国軍はこれ以降の試験を打ち切った。
 
漫画『[[機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY#機動戦士ガンダム0083 REBELLION|機動戦士ガンダム0083 REBELLION]]』に登場している
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=== 注釈 ===
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=== 出典 ===
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