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{{Infobox 体操選手
{{MedalTableTop|Haruhiro Yamashita 1966.jpg|230px}}
| 氏名 = 山下 治広
{{MedalTableTop| 画像 = Haruhiro Yamashita 1966.jpg|230px}}
| 画像サイズ = 250px
| 画像説明 = 松田治広(1966年当時)
{{DEFAULTSORT:| フルネーム = やました はるひろ}}
| 愛称 =
| 国籍 = {{JPN}}
| 旧国籍 =
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| 生年月日 = {{生年月日と年齢|1938|11|11}}
| 生誕地 = [[愛媛県]][[宇和島市]]
| 故郷 =
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{{MedalSport|男子 [[体操競技]]}}
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{{MedalGold|[[1966年世界体操競技選手権|1966 ドルトムント]]|団体総合}}
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'''山下 治広'''(やました はるひろ、[[1938年]][[11月11日]] - )は、[[愛媛県]][[宇和島市]]出身の元[[体操競技]]選手で、日本体育大学[[名誉教授]]。[[跳馬]]のスペシャリストとしてその名を世界に知らしめた人物でもある。結婚後に叔母の松田家に養子縁組したため伴い、'''松田治広'''と名を改め<ref name="Yamashita">{{Cite news|title=金獲った「ヤマシタ」固執せず…快挙の直後「マツダ」に挑戦|date=2018-10-24|url=https://www.sponichi.co.jp/sports/news/2018/10/24/kiji/20181023s00048000320000c.html|language=ja-JP|newspaper=Sponichi ANNEX|agency=スポーツニッポン新聞社|accessdate=2018-10-24}}</ref>。なお名前は、旧字体の「'''治廣'''」表記も用いられる。
 
==略歴==
[[愛媛県立宇和島東高等学校]]、[[日本体育大学]]出身。
 
1961年に日本体育大学を卒業し、同大学助手となり選手としても活動する。日本体育大学の体操体育館に寝泊まりしながら猛練習に明け暮れる中、ある学生が高く飛んで屈伸させながら跳馬を飛ぶ姿にヒントを得て前転と屈伸での着地を組み込んだ「山下跳び」を編み出す<ref name="LEGEND">{{Cite news|title=【レジェンドの言葉】山下治広氏「現状にもうひとつ“ひねり”を加えなさい」|date=2018-10-24|url=https://www.sponichi.co.jp/sports/news/2018/10/24/kiji/20181023s00048000315000c.html|language=ja-JP|newspaper=Sponichi ANNEX|agency=スポーツニッポン新聞社|accessdate=2018-10-24}}</ref>。山下はこの新技を引っさげて1962年[[世界体操競技選手権]]([[チェコスロバキア]]・[[プラハ]])の種目別跳馬で銀メダルを獲得した<ref name="LEGEND"/>。
跳馬のスペシャリストとして知られ、前転と屈伸での着地を組み込んだ「山下跳び」を編み出す。[[1964年東京オリンピック]]では、さらにひねりを加えた「新・山下跳び」で金メダルに輝いた。東京五輪後に結婚、松田姓となる。
 
山下は[[1964年東京オリンピック]]で『外国勢が山下跳びを真似してくるだろう』と考え、新技の開発に乗り出す。[[青森県]][[八戸市]]での合宿の際に目にした[[トランポリン]]を試しに跳んでみたところ、「ひねりの練習に効果的だ」と気付き、トランポリンを使って自身にひねりの感覚を覚えさせた。そしてオリンピック本番ではひねりを加えた「新・山下跳び」を披露し、金メダルに輝いた<ref name="LEGEND"/>。
現役引退後、日本体育大学で指導者となり、[[監物永三]]や[[塚原光男]]などの指導を行った。また1970年代には[[インディアナ州立大学]]で[[バイオリズム]]などの研究にも携わった<ref>[http://bymebyme.jp/interview/ 松田治廣氏インタビュー]([[テオーリアコミュニケーションズ]])2010年1月1日閲覧</ref>。
 
山下は東京オリンピック閉幕直後に2歳下の女性と結婚するが、その際に幼少時から面倒を見てくれた叔母と養子縁組したことにより松田姓を名乗っている<ref name="Yamashita"/>。
 
1966年の世界体操競技選手権([[ドイツ連邦共和国|西ドイツ]]・[[ドルトムント]])でも団体総合と個人種目別跳馬で金メダルを獲得。1968年まで現役引退後選手として活動し、日本体育大学で指導者となり、[[監物永三]]や[[塚原光男]]などの指導を行った。また1970年代には[[インディアナ州立大学]]で[[バイオリズム]]などの研究にも携わった<ref>[http://bymebyme.jp/interview/ 松田治廣氏インタビュー]([[テオーリアコミュニケーションズ]])2010年1月1日閲覧</ref>。
 
[[1976年モントリオールオリンピック]]では女子コーチ、[[1976年モントリオールオリンピックの日本選手団|日本選手団]]の総務として参加した<ref name="ehime">[http://www.i-manabi.jp/syogai/jinbutu/html/079.htm 愛媛の偉人・賢人紹介] 愛媛県生涯学習センター 2010年1月1日閲覧</ref>。1990年の[[1990年アジア競技大会|第11回アジア競技大会]]([[北京市|北京]])では体操日本代表の監督を務めた<ref name="ehime"/>。
 
[[日本体操協会]]では女子強化委員長や専務理事などの要職を務め<ref name="LEGEND"/>、2000年には日本人選手として[[竹本正男]]、[[小野喬]]、[[遠藤幸雄]]に次いで4人目となる[[オクラホマシティ]]にある[[国際体操殿堂]]入りを果たした<ref name="fmkagawa">[http://www.fmkagawa.co.jp/yomu/seikimatu/seikimatu67.htm 「山下跳び」の松田治廣さん 宇和島市の名誉市民に] FM香川 2000年5月16日</ref>。また同年に故郷の宇和島市より名誉市民号を贈られた<ref name="fmkagawa"/>。2017年秋の叙勲で[[瑞宝中綬章]]を受章。
 
[[日本体育大学]]時代の同級生に俳優の[[千葉真一]]がいる。現在日体大を定年退職後、体育系大学予備校の[[体育進学センター]]校長を務めている<ref>[http://www.e-taishin.com/taishin/koushi/riji_komon.html タイシンとは] 体育進学センター 2010年1月1日閲覧</ref>。
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{{体操競技オリンピック金メダリスト男子跳馬}}
{{体操競技オリンピック金メダリスト男子団体総合}}
 
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{{デフォルトソート:やました はるひろ}}
{{Gymnastics-stub}}
[[Category:国際体操殿堂]]
[[Category:日本の体操競技選手]]
[[Category:体操競技指導者]]
[[Category:オリンピック体操日本代表選手]]
[[Category:日本のオリンピック金メダリスト]]