「東武1720系電車」の版間の差分

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[[1980年代]]後半に入ると、鉄道趣味雑誌からは度々その古さが指摘されるようになった。その息の長さは、私鉄最大数を誇った[[東武8000系電車|8000系]]とともに、東武の[[保守|保守的]]な姿勢の象徴とされた。
 
しかし、[[小田急電鉄]][[小田急3000形電車 (初代)|SE車]]は1720系より先の登場だが、定期列車の運行終了は同じく1991年(平成3年)である(ただし<ref>なお、[[小田急ロマンスカー]]には[[1987年]](昭和62年)までに、[[小田急3100形電車|3100形 (NSE)]]・[[小田急7000形電車|7000形 (LSE)]]・[[小田急10000形電車|10000形 (HiSE)]]といった後継車両が投入されている。</ref>。また、ほぼ同時期に登場した[[名古屋鉄道]]"[[パノラマカー]]"[[名鉄7000系電車|7000系]]も、[[1999年]](平成11年)に[[名鉄特急|有料特急運用]]から外れた後、[[2008年]](平成20年)12月26日の運行をもって定期運転を終了している。
 
以上のように、同時代に登場した大手私鉄の有料特急用優等車と比較して、DRCが特段に後年まで運用されていたというわけでもないが、長年に渡って同用途の後継車両が現れず、小田急SE車のような車体改造や名鉄パノラマカーの白帯追加(特急仕業車)といった一切の外観リニューアルが行われなかったことも、より一層そのイメージを拡大させる結果につながった。

また、同時期に登場した観光向け特急車両であった[[南海電気鉄道]][[南海20000系電車|20000系電車]]が1985年に早々と引退したこともそのイメージに拍車をかけたのかもしれない。
 
== 車歴 ==